【Félicitations pour l’ouverture d’une boutique de chocolat】
表参道に3月30日にオープンするチョコレート専門店「Éclat de Chocolat Louis Robuchon 」のレセプションパーティーにお招きいただき行ってきました。



http://www.instagram.com@chocolat_louis_robuchon 


ルイ・ロブションさんとは、
2020年にジョエル・ロブションのハウスシャンパーニュ「シャンパーニュ・ラリエ ジョエル・ロブション」の
お披露目イベントの司会をさせていただいた際にお会いした以来。
久しぶりにお会いできて嬉しかったです!


ルイさんの手がけたこちらのお店の美しいショコラは、

和の素材を使ったものや、フランス料理のコースをいただいているような味のものまで、
今まで見たことないものばかりでした。

たとえば、
白トリュフとコンテチーズのショコラは、
「ジョエル・ロブション」の代表的なアミューズ・ブーシュへのオマージュだそう。




わたしもいただきましたがトリュフの香りとコンテチーズのコクが不思議にチョコレートに合い、
フルコースの一口目をいただいたような感覚。

ほか鹿児島県の喜界島で作られた純黒糖を使ったショコラもいただき、
一口かじっただけで目を閉じてずーっと味わっていたい美味しさでした。



ルイさんの日本各地や世界の旅の思い出などから得たインスピレーションにより生まれたショコラ。
ひと粒ずつお話をお聞きすると、いろんな背景があり、
もっと全部のお話を知りたくなります。

ショコラで新しい味の体験をしたい方、
本当におすすめです!

Éclat de Chocolat Louis Robuchon(エクラ ドゥ ショコラ ルイ・ロブション)
東京都渋谷区神宮前5-3-13 TWIN PLANET North BLDG 1F

お祝いにお持ちしたお花。



お店のカラーとチョコレートをイメージしてオーダーしたら、
可愛すぎて私が欲しくなりました!




(Félicitations のsが抜けてしまった、、)

#ショコラ #éclatdechocolatlouisrobuchon #表参道スイーツ


先日、囲碁王座就位式の司会の仕事で大阪へ。

リハーサルが朝からのため、前日入りしました。


せっかくの大阪。

行きたかったところにいき、、会いたかった人に会いたい!


まず、福島の関西将棋会館へ。

今年、高槻に移転する関西将棋会館。


昨年末まで併設されていたレストランイレブンは、関西の将棋めしの名店でしたが、、




会館移転を見据えて閉店して、他の場所で営業。



味のある扉やメニュー看板。

いいお店だったんだろうな。



では、新しくなったレストランイレブンへいき、

バターライスなどをいただいてみよう!と歩くと。

なんとー!お休み。。木曜定休とは!

調べていなくてショック!!


その代わり、谷川浩司九段おすすめ将棋めしのお店、やまがそばさんへ。





お蕎麦大好き!

お店のおばちゃんに「鶏なんください」とメニュー表を指差しながら言うと、

ニコニコと「テンナンね」と返されました。

え、てんなん?とりなんじゃなくてテンナンて読むのだろうか?とぐるぐる考えていたら、

「ごはんは?白、おにぎり、しゃけごはん。」と聞かれ、

「えっ、じゃあ、しゃけでお願いします。」と

てんなんについて聞き返せず。

おばちゃん、「テンナン、しゃけいっちょーう!」と叫ぶ。


そうよ、きっと大阪では鶏なんはテンナンて読むんだわ。

そして待つこと5分ほど。運ばれてきたおそばには、

海老の天ぷらがのっていた!

やっぱり、、天なん、のことだったのか。。


でも、いいの、これはこれで美味しい。


その後、中之島方面へ歩き、

中之島美術館で開催中のモネ展を見てきました。





モネも、初期の頃はセザンヌを思わせる静物画を描いていたけど、

だんだんと印象派の明るい色合いや筆使いで、

見たものをそのままではなく自分の描きたい表現で描く絵に変わっていきました。


わたしの歌も、モネみたいに基礎をしっかり積み上つつも、自分の音楽にしていけたらいいな、と思いながら観てきました。



宿泊するホテルが中之島にあるのでチェックインし、友達と約束がある夕方を待ちます。


おうどん屋さん「道頓堀今井」が宿泊ホテルの地下にあり、待ち合わせ。

会いたかったよー!久しぶり!


今から5年前、

この友人が出産した頃に、

わたしが時々ご飯を届けたりお昼におうどんを作ってあげたりしていたことがありました。




この赤ちゃんが、もう5歳。

大きくなったなあ。

2人でY字バランス!楽しかったなあ。


そして、翌日の囲碁王座就位式を迎えたのでした。

仕事でこれまでお世話になった懐かしい方々にも会えて嬉しい気持ちに。


大阪は、お客様の雰囲気がまたさらに和やか。

井山裕太王座を応援する大勢の方々がかけつけてくださいましたし、

井山王座の3歳の息子さんが可愛い声ではしゃぎ、とても温かなムードに。

いい式になりましたね!と

みんなで喜んで東京に帰ってきました。


この大阪出張、

本当にいろんな心の栄養をいただいたように思います。



Quoi


ジェーン・バーキンの「Quoi」(クワ)を歌いました。作詞はもちろんセルジュ・ゲンズブール。


どうしようもない男を好きになった女性の心の叫びが歌われていて、

もういやなのに憎めない、なかなか終わりに出来なくて切ない気持ちがないまぜになった曲です。


Spotifyで音楽配信をした際、

ミックスをしてくださったKay Asanoさんから、

「Quoi」を歌ってみませんか?と先月お話をいただき、

初めて知った曲でした。


このところ私は、

自分の歌に対して悩んでおりました。

前から発声法に問題があり、

へんな癖を取りたい、

歌だけでなくナレーションにも両方に必要なこと、

とボイストレーニングに通って数ヶ月。


もちろん歌には心が大切、

でも心だけでは足りなくて

その心を伝える身体と技術がやっぱり必要だと思うから信頼できる先生を頼ることにしました。



呼吸の意識や声の響くポイントを教えてもらってそれを掴むのに必死。

すると今度はピッチがどんどん怪しくなり、

前はできていたことができなくなったり、

ますます歌が不安定になったりしました。


音が違うのはわかっているのに

声を出すときに色々考えてしまい調整がうまくいかず、

もうどうやって歌ったらいいのか全然わからなくなってしまったのです。

一番大切な「心」も見失いそうに。


一方で、「Quoi 」の動画の制作は

Asanoさんがどんどん色んな準備を進めてくださり、

仮歌から収録までサクサクと進んでいきました。


ところが収録を始めてみると「仮歌のほうが良い出来」だったりしてやっぱり不安定。

録り直しのテイクを歌いながら、「やっぱり私ダメ」と思いましたが、

この歌のどうしようもない怒りと切ない気持ちが気分に合い、すごく歌いたい気持ちに。


考えすぎて小さく縮こまるよりかは、

「勢いを大切に」と言われ、開き直って歌いました。

音も外れているところが色々あるけど、

これがいまの私、と受け入れることにしました。


先日、大阪出張があり、ひとりでホテルで過ごしていると、

大好きな「魔女の宅急便」のウルスラ(絵描きのお姉さん)の言葉を思い出して

夜中に年甲斐もなく泣けてきてしまいました。


魔法が弱くなり空を飛べなくなったキキが落ち込んでいるシーンです。

「そういうときは、ジタバタするしかないよ。描いて描いて、描きまくる!」


でもやっぱり飛べなかったら?

「描くのをやめる!散歩したり、景色を見たり、昼寝したり、何もしない!そのうち急に描きたくなるんだよ。」


そういうものかあ。

このシーンにこれまでも救われてきたことがあったけど、

まだこんな機会が巡ってくるとは。


ウルスラの言葉で泣いてしまうということは、

わたしは本当にフランス語の歌が好きなんだな、と思えました。


で、わたしもジタバタしていたら、

昨日くらいからちょっとトンネルを抜けたような感覚がありました。

発声についてはまたひとつわかったことがあったし

ピッチも地道に一音一音、鍵盤やチューナーで確認して耳に覚えさせていけば大丈夫。


そんな時期とこの「Quoi」の動画作りが重なったので、

忘れられない歌になりそうです。


プロデュース、音源制作にミックスと色々してくださったKay Asanoさんと、

マスタリングをしてくださったTakeshi Horimotoさん(一度もお会いしたことがない方です。ほ」なのに今回のマスタリングのために色んなフレンチポップスを聴いて勉強してくださったそう)に心から感謝しています。







先週末にSENKO CUPワールド碁女流最強戦が行われていました。


今年も前夜祭での司会を担当しました。



いつものように、

日本選手4名と海外選手4名の組み合わせ抽選を

前夜祭中に行います。

もうここに出てくる選手たちは常連。

なので、これまでにもお名前をなんども読み上げています。


でもサイドイベントとして行われる、

「女流アマ最強戦」のためにヨーロッパや東南アジアから集まった8人は、、、

お名前の発音が難しい。。

もらった台本にはカタカナ読みが書いてあったけど本当にこれで大丈夫かな?


たぶんカタカナで読むと彼女たちにとって違和感があるかもしれないな、、と思い、

本番前にご本人たちに確認しに行きました。


英語があまりできないわたし、、

フランス語の単語が先に出てきて、

ちゃんぽんな言葉になりつつ、

日本棋院の通訳の方にも助けていただきながら、

お名前の発音を確認してきました。


フランスやドイツから来た方の名前はOK。

ああそうやって読むのか!と思ったのはチェコの方。

ベトナムの方のお名前は発音を聞き取ること自体が難しく、、、


でもこのように、短い間でしたが

一気にいろんな国の方たちと交流できてとても楽しかったです。


もうひとつ、このお仕事の楽しいところは、

わたしも前夜祭のお食事に加わらせてもらえること。

ホテル櫂会(カイエ)さんのお料理、

彩が綺麗で、本当に美味しいです。










棋士の皆さんに久しぶりにお会いし、

「知沙ちゃん、最近は将棋のお仕事が多いねえ」といわれてしまいましたが、

囲碁界の皆さんにはこうして久々に会ってもあたたかく迎え入れていただいて、

本当に嬉しいです。いつもありがとうございます!




この三日後の決勝戦を、

日本の鈴木歩七段と韓国のチェ・ジョン九段が戦いました。

優勝はチェ九段。準優勝は鈴木七段という結果に。


選手のみなさん、お疲れ様でした!

Bonjourフランス 福山知沙です。

【Je suis seule ce soir】

「Je suis seule ce soir」(今夜わたしはひとり)という歌を歌いました。


この歌は、第二次世界大戦中に、

ドイツの捕虜になった夫や恋人を待つ女性たちの気持ちを歌った曲です。

あれから長い時間が経ちましたが、戦争はなくならず。

まだ愛するひとが戦地から帰る日を待つ人たちが

大勢いますね。


戦争のない世の中はいつ来るのでしょうか。

争いで解決しようと考える安直な指導者は必要ありません。



今年も、男子しかいない我が家にお雛様を飾りました。

わたしが生まれた頃に買ってもらったお雛様、

狭いマンションで飾るには道具類が巨大だったので人形と台座と布だけ残して

桃や橘、菱餅や丸餅などは小さいものを買い直し、

屏風は飾るスペースに合うよう私が手作りしたものです。


去年から同じマンションの女の子の家族を呼んで

ひな祭りのお祝いをしています。

その子に「折り紙でお箸置き作ってきて💕」とお願いしたら、

こんなに可愛いお箸置きを作ってきてくれました。


息子にはお品書き作成を依頼。


おお!息子も頑張ってくれましたよ。


わたしは朝からお料理の支度。







大人はピンクの日本酒を飲みました。

女の子のママが仕入れてきてくれるピンクの日本酒!

群馬県館林市の酒蔵のもの。

可愛くて美味しくて大好きです。


みんなで「魔女の宅急便かるた」をして盛り上がりました。

これ、魔女宅オタクしかわからない、難易度高いかるたで、本当に盛り上がるんですよ。

主役の女の子がこのかるたが好きで、

うちにくるといつも「魔女の宅急便かるたしたーい!」と言ってきてくれます。


ひな祭りが大好きな私には娘がいないわけですが、

いっしょにひな祭りを楽しんでくれる優しい息子がいます。


こういうパーティーもできるし、

仕舞う前にはちょっとふざけたレイアウトで遊べるから!

「主役はアタシひとりで充分なんだよバージョン」↑


これを息子と楽しんでからしまっています。

YouTubeのEasy French https://m.youtube.com/@EasyFrench

という素晴らしいチャンネルでは毎回異なるお題でパリでの街頭インタビューを見せてくれます。

シャドウイングに活用していると時々この表現好きだなあという言い回しに出会います。