11月2日子宮頸がんワクチン被害者勉強会@杉並

 子宮頸がんワクチンの深刻な副作用(副反応)の問題が顕在化、国はこのワクチンの接種を今年4月、任意から定期接種に切り替えたばかりにもかかわらず、「積極的な接種勧奨を一旦中止」せざるを得ない状況になったことは、皆様ご存じのとおりです。
 副作用に苦しむ被害者は、医療現場で適切な診断と治療をすぐに受けるという当たり前の権利を侵害されたまま放置されています。言うまもなく被害者は、人生の中で希望にあふれ、生きる輝きを放つ思春期の女性です。この問題を放置してはなりません。ご案内の勉強会の主催者は、このワクチンを自分の子供に受けさせるか否か、判断をする年齢の子供(小学上級生)を持つ親たちです。

ワクチンによる恩恵とそのリスクを勘案し、これまでも各種小児ワクチンの接種を判断してきました。
しかし、こと子宮頸がんワクチンについては、リスクの率が他のワクチンに比し大きいこともあり、副作用に大変不安を感じています。自分の子供のお友達、同級生のお姉ちゃんが副作用に苦しんでいるという極身近な問題で、決して他人事ではありません。


この勉強会は、「全国子宮頸がんワクチン被害者連絡会」の池田としえ事務局長を迎えて、問題の整理、実態報告をしていただきます。

子供の同級生の親(被害者の保護者)からも話をお願いしています。

■日 時:2013年11月2日(土)13:30~15:30
■場 所:産業商工会館 第一・二集会室
     杉並区阿佐ヶ谷南3-2-19 (施設TEL 03-3393-1501)
 JR中央線阿佐ヶ谷駅5分(この日は総武線に乗って下さい、休日は、阿佐ヶ谷駅には中央線は止まりません。)、地下鉄丸ノ内線南阿佐ヶ谷駅3分。中杉通り、ラーメン「豚骨番長」を入る。

■費 用:実費にて資料代(500円程度)
■主催者:「子宮頸がんワクチンってどうなの?小学生の親 有志の会」
     小山和久 090-6130-3913(19:00~21:00)
     <koyamakaz@bea.hi-ho.ne.jp>
■チラシ(次の色の変わっているURLをクリックするとダウンロードできます) 
http://xfs.jp/T7c2b

東京平和映画祭に行ってきた。

3本見た中で、一番感動したのは「カンタ!ティモール」。

島の美しい自然や子どもたちの笑顔や歌に彩られた美しい映画。

でもそこで次第に明らかになっていくのが、独立までの苦難の歴史だ。

東ティモールが独立を宣言してから実際に独立するまでの約25年間、インドネシア軍の弾圧は激しく、住民の3人に1人が殺されるほどだったという。

そのインドネシアに最大の資金援助をしていた国が日本。

知らなかった。

日本への天然ガスの最大の輸出国がインドネシアなのだという。

そしてインドネシアが東ティモールをなんとしても独立させたくなかったのは、東ティモール沖の油田?の利権を手放したくなかったからだという。

家族全員を目の前で殺されたとか、弟8人を一度に殺されたとか、姉を目の前でレイプされたとか、崖から突き落とされたうえ、体中刺され、腹から飛び出した腸を抱えながら崖を這い登って来て一命を取りとめた、とか、悲惨な体験談には涙が止まらなかった。

隣のまいこちゃんは鼻かみまくり。

でも独立派のゲリラ軍がインドネシア兵士を捕虜にしたら、決して危害は加えず、自分たちがなぜ戦っているのか諄々と説くのだという。

インドネシア軍の兵士は理想も哲学も何もなく、ただ上官の命令に従っているだけなので、正義を説かれて、共感するものも多かったらしい。

それがインドネシア内部に東ティモール独立への共感を広げて行くことにつながったという。とても懸命なやり方だと思う。

自分の家族を何人も殺した相手をとらえて、一切危害を加えない、という方針を貫いたのだとしたらすばらしい。

人々は、戻らない家族のことを語っても、インドネシア軍に対する怒りはない、という。

もう独立したんだから、いいんだ。怒りはもうない、と。

ただ悲しみはずっと残っている。

遺体すら行方不明で弔ってもやれないのが悲しい、と。

でも決して悲惨なだけの映画ではなく、歌や、子供たちの笑顔や、海や森や田んぼなどの自然はあくまでも美しい。

走り回り、歌いまくる、子どもたちの笑顔が画面いっぱいに弾ける。

今どきの日本では見られない純真な子どもたちの笑顔はこの国の希望だ。

島の精霊の言葉を伝える祭祀者は「大地を敬い、自然とともに生きなさい。それが人々の絆を強くしてくれる」と説く。

稲を脱穀させるために、手をつなぎ籾を踏んで踊る「テベ」という踊りがある。

テベを踊って、大地を踏みしめれば、大地が人々に力を与えてくれる、と独立闘争のリーダーで、初代大統領となったシャナナも言う。

そのテベをインドネシア軍は弾圧したという。

それは「人々を団結させ、魂を強靭にするから」だ、と島の人は言う。

「ほうきだって束になってるから掃けるんだよ。バラバラじゃダメなんだ。人間も団結しなきゃ」

どんなにひどい弾圧を受けても、東ティモールの人々が決してあきらめず、一致団結して独立に向けて戦うことができたのは、誰の目にもはっきりと敵が見えていたからだと思う。

映画の後で監督の広田奈津子さんが、映画に登場する歌うたい、アレックスのメッセージを伝えてくれた。


「闘っているとき、ぼくらの仲間はたった10人しかいないのに、相手は千人もいるような気がして、無力感にとらわれるときがあるだろう。
でももう亡くなった人も勘定したら、ぼくらの仲間は千人どころかもっともっとたくさんいるんだ。

味方はいっぱいいるんだから、気を強く持っていいんだよ。

闘いの中で命を落とすことがあるかもしれないけれど、でも大丈夫。

きっとぼくらは闘いに勝てるから」。

日本では自分たちを抑圧しているのが何者なのかがはっきり見えない、敵が見えていない人がほとんど、というのが決定的に違うところだ。

その中でどう団結すればいいのか。

そこが本当に難しい。

でも家族を何人殺されても、へこたれなかった人を前にしたら、弱音なんか吐いていられない。

とにかくできることをがんばろう!

わたし安田も参加しているSTOP TPP!!官邸前アクション

のチームで出した本日の声明文です。                   

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~



安倍首相のTPP交渉参加表明に最大の怒りをもって抗議する




2013315日午後6時、安倍首相は記者会見にて「TPP交渉参加」を表明しました。多くの反対の声を裏切り、説明責任もまったく十分に果たさない中の参加表明です。何よりも、先の総選挙における「TPP参加のための6項目」という公約を、自民党は裏切りました。つまり、それを信じて自民党議員に投票した有権者をだましたのです。


 すでに交渉に遅れて参加する国が圧倒的に不利な条件を飲まなければ交渉に参加できない、ということは明白です。にもかかわらず、安倍首相と自民党政権は、日本にとって侮辱的であり、不平等・不正義である条件を受け入れ、国を売り渡してもいいと判断したのです。

 以下、私たちはすべての力を振り絞って猛抗議します。



1.アメリカや日本の多国籍大企業の利益のために、国民のいのちとくらし、雇用も地域も犠牲にするTPPへの参加は、絶対に許されるものではない。



2.安倍首相の参加表明は、幾重にも国民を愚弄している。そもそも公約したことを「公約ではない」と言い逃れ、影響試算を示して国民的な論議に付すと言いながら、参加表明後に影響試算を示すなど、国民を馬鹿にするにもほどがある。



3.私たちは、今回の参加表明に当たっては、まだまだ国民に公表されていない日米の「合意」などが存在していると確信している。私たちはこのような非民主的で反国民的な行為を許すわけにはいかない。



4.私たちは、TPPの危険性を国民と共有できるようさらに運動を広げるとともに、参加表明に至ったさまざまな非民主的な行為の暴露、さらには参議院選挙での国民的な審判も通して、安倍首相の参加表明を撤回させることをめざす。


2013315

STOP TPP 官邸前アクション 

安田のトーク付☆「モンサントの不自然な食べもの」上映会

10/20(土)18:30~@中野のご案内


誰も食べたくないと思っている遺伝子組み換え作物を

無理やり世界に押し付ける企業、モンサント社。

その強引なやり方に世界中から批判の声が高まっています。

組換え遺伝子の「知的所有権」を盾に、どんな呆れた理不尽が横行しうるのか…。

この映画はTPP加盟後の日本の未来像を示す映画でもあるのです。

上映後のトークでは、この映画とTPPとの関連を解き明かすとともに、

多国籍企業による侵略から、自由や権利を守るため、わたしたちは

どうすべきなのか、具体的な対策を安田がお伝えします。

衝撃的な映画の後、落ち込まずに、よし、みんなで一緒にがんばろう!

という希望を持って帰ってもらえるような上映会にしたいと思っています。


監督:マリー=モニク・ロバン


作品分数:108分


公式サイト:http://www.uplink.co.jp/monsanto/
予告編:http://www.youtube.com/watch?v=PO7RmRVZs6A


日時:10月20日(土)18:30~21:30
開場 18:00~ 上映 18:30~20:20 休憩 10分 トーク 20:30~21:30


トークゲスト:安田美絵(『サルでもわかるTPP』著者) 

司会:安部芳裕(プロジェクト99%代表)


会場:なかのZERO 小ホール

中野駅南口から徒歩8分
東京都中野区中野2-9-7
TEL:03-5340-5000(代)
http://www.nicesnet.jp/access/zero.html


料金:1000円 ※料金は当日受付でお支払いください。


予約受付:http://kokucheese.com/event/index/53429/
※申し込み後のキャンセルもこちらのフォームから可能です。


チラシのダウンロードはこちらから


主催・お問い合わせ:プロジェクト99%
http://project99.jp/
info@project99.jp



【追記】

上記予約受付フォームは、一部の携帯電話には対応しておりません。

申し込みのできない方は、以下5点をinfo@project99.jpまでメールでお知らせください。

*お名前
*ふりがな
*メールアドレス
*TEL
*申し込み人数


送信先:info@project99.jp


■■■
■  9/18(火)は世界同時アクション!×STOP TPP!!
   TPPを進め命と環境・農を支配する多国籍大企業・
   モ ン サ ン ト に N O !      ■
                        ■■■

STOP TPP! 官邸前アクションは、8月中旬より首相官邸前で活動を開始しました。
市民や国会議員、地方自治体、労働組合や農民団体、NGO等の「反対」の声を無視し、財界と野田首相は「TPP参加」を今なお企んでいます。
民主主義を踏みにじり、人々の暮らしを米国・日本の大企業に売り渡す暴挙を止めるため、私たちは毎週火曜日18:00~20:00、首相官邸前で「STOP TPP」を訴えています。
(
http://notpp.jp/TPP_kantei.html )

今年9月は、米国で「ウォール街占拠」が始まって1年。
全米各地では様々な行動が企画されています。
OCCUPY MONSANTO(モンサント社を占拠せよ!)も、こうした中から生まれた世界同時アクションの一つ。
世界有数の多国籍企業である同社は、遺伝子組み換え作物を世界に広げ、種を支配することで世界中で農民を、食べ物を支配し、各国の食糧主権を脅かしているのです。
こうした暴挙を止めるため、世界各地の農民や消費者団体、NGOなどが9月17日を「OCCUPY MONSANTO」の世界同時アクションデーに決め、全世界に呼びかけています。

★OCCUPY MONSANTO : http://occupy-monsanto.com/

モンサントはTPPによって参加国へのさらなる「進出」も目論んでいます。
もちろん日本もその対象の一つ。
TPPを強烈に推進している経団連の米倉会長が会長を務める住友化学は、モンサントと提携をしています。
私たちは「OCCUPYMONSANTO」世界同時アクションに呼応して、9月18日、日本モンサント社前と首相官邸前で「STOP TPP」と同時に「NO! モンサント」を訴える特別プログラムを行います。
ゲスト・トーク、映画『モンサントの不自然な食べもの』紹介の他、演劇、世界同時アクションの紹介など盛りだくさんです。ぜひご参加ください!

●日時:2012年9月18日(火)

①16:30~17:00
 銀座・日本モンサント株式会社前でのアクション
 ◎中央区銀座4-10-10 銀座山王ビル8F 
 ※都営地下鉄浅草線・東京メトロ日比谷線「東銀座駅」A2出口

②18:00~20:00 首相官邸前でのアクション
 ※東京メトロ日比谷線・丸の内線「国会議事堂前駅」等

【ゲストトーク】(予定)
●脅かされる食の安全と食料主権/安田節子(「食政策センター ビジョン21」
主宰人/NPO「日本有機農業研究会」理事)
●世界の種を支配するモンサントの戦略と人々の運動/印鑰智哉(国際連帯活動家)
●茨城県のモンサント実験圃場で何が起きているのか!?/高士太郎(にゃんとま~)
(自由業)
●STOPモンサント!&TPP!―遺伝子組み換えに反対する団体から
●農民をこれ以上苦しめるな!(農民からのアピール)
●環境も農も壊すモンサントはいらない!-生協の立場から   などなど

【アピール・出し物等】
★映画『モンサントの不自然なたべもの』特別予告編上映!
★OCCUPY MONSANTO 世界同時アクション 世界各地の取り組み紹介
★特別公演! 演劇「モンサントポリスを日本に入れてはいけない!」

●主催:STOP TPP! 官邸前アクション実行委員会 
 
http://notpp.jp/TPP_kantei.html
 Twitter: @TPP_kantei

『サルでもわかるTPP』出版記念パーティーのご案内







昨年10月からHPで公開してきた『サルでもわかるTPP』が書籍になり、合同出版より6月末に出版されました。








書籍では、これまでHPで公開してきた「サルでもわかるTPP」に、 食料自給率やBSE、給食など食の問題を大幅加筆。カラフルで親しみやすい本に仕上がっています。




この出版がさらなるストップTPP運動の盛り上がりに資することを期待して、出版記念パーティーを開催したいと思います。




現在の異常な政治を覆すには市民同士の連帯が不可欠。つまりわたし

たちが仲良くなることが大事! というわけで、はじめて来た人同士

でも仲良くできるような仕掛けもいろいろと考えています。






また、チーム対抗「TPPクロスワードパズル大会」(豪華景品付き?)や「野田首相涙の懺悔会見」、「Stop!TPPシスターズ」による歌とダンスの披露等、盛りだくさんの企画もどうぞお楽しみに!




会場のレストランは自然農法産の食材にこだわった、おいしくて体に

優しい料理を出してくれるお店です。




日本のTPP加盟を阻止したい!という思いをお持ちのみなさまと積極的に交流したいと思っています。どなたさまも、どうぞお気軽にお申込みください。





日時:720日(金) 19002100 開場1830


会費:4500円(書籍1冊付き)


会場:ナチュラルカフェ椨の木(たぶのき)(品川駅徒歩5分)

   東京都港区高輪4-9-16MOA東京療院新館1F

     http://moaec.jp/blog/2010/05/post-123.html


※名刺は多めにお持ちください。




713日(金)午前までに下記宛にお申込みください


info@luna-organic.org  




~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~安田美絵

★マクロビオティック料理教室&持続可能な食の学校 

 ルナ・オーガニック・インスティテュート http://luna-organic.org

Stop!TPP http://luna -organic.org/tpp/tpp.html

★Project99%  http://project99.jp/

Twitter:@MieYasuda


2012年5月5日

田中優さんからのお願いで、優さんのブログから転載します。
ぜひ、こちらの記事・グラフを周りの方へ拡散頂き、偽装停電などさせないように広めてください。私たち市民の力を見せつけましょう!


■□■□◆◇◆◇■□■□◆◇◆◇■□■□

田中優の“持続する志”

優さんメルマガ 第125号 
2012.5.5発行
http://www.mag2.com/m/0000251633.html

★今回のメルマガは特に転送転載して頂きたいです!
1人でも多くの方へ拡散をお願いいたします。

■□■□◆◇◆◇■□■□◆◇◆◇■□

<緊急拡散希望!>
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◇■ 田中優より ■◇
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■「偽装停電の夏」をくいとめよう

5月5日の今日、北海道電力の泊原発が停止し、42年ぶりに原発の稼働していない日を迎えた。

うれしい日に申し訳ないのだが、この先の不安を伝えたい。

ぼくとしては珍しく、拡散してほしい話だ。

何かというと「偽装停電」の不安だ。市民が「原発なしでも電気は足りる」と言っている最中、
停電させるのは「やっぱり原発が必要なんだ」というPRに使える。
電力会社と政府は、去年も「計画停電」を偽装した。

その前に「需給調整契約*」を使って大口契約者の電気を止めれば足りたのに、それをしなかった。
しかもピークの出ない土日や平日の夜間、街路灯まで消した。

これは偽装だろう。そこまでする人たちが、この「原発は不可欠」と訴えたいこのタイミングを
逃すだろうか?

もともと家庭の電気消費は少ない。2010年で年間わずか22%にすぎない。
しかも足りなくなるのはピーク消費のある、ごく一時的だけだ。
ピーク時の「夏場・平日・日中」は、家庭の三分の二は不在で、ピークの電気消費に対する
家庭消費の割合は1割にすぎないのだ。
だからそもそも家庭の問題ではない。節電すべきなのは事業者なのだ。



しかし大阪市の橋下市長はすでに、
「産業には影響を与えず、家庭に冷房の温度設定など負担をお願いすることになる。安全は
そこそこでも快適な生活を望むのか、不便な生活を受け入れるか、二つに一つだ」と話し、
大飯原発3、4号機を再稼働の問題を、人々のライフスタイルの問題にすり替えている。
それは橋下が2月に経産省や民主党幹部と隠密裏に意見交換した後のことだ。
とっくに橋下は心変わりをしている。




偽装停電させれば、人々の「原発必要神話」は復活する。なんとステキなプランだろうか。
電気消費の半分を占める上位200社は守られて、中小零細では停電して、コンピュータの重要な
データを失う。しかし原発で豊かになるのは200社の側なのだから、これは魅力的な作戦ではないか。

ぼく自身、その問題があるので、無制限に「原発なしでも電気は足りる」とは言って来なかった。
「こうすれば足りる」と、具体的な節電策やら料金設定やらを提案してきたのはそれが理由だ。
日本の電力業界は信用に値しない。日本でなら偽装は可能だと思う。他の先進国よりはるかに情報が
公開されておらず、昨年の「計画停電偽装」の実績もあるのだ。日本で隠しおおせる可能性は高い。

ピーク時に電気が足りてしまう危険性は大きく四つある。

1.揚水発電の緊急電力
2.他の電力会社からの融通
3.電力需給調整契約
4.自家発電などの余剰電力 だ。

ぼくが電力会社だったらこうする。

まず、揚水発電所が使えないようにするために発電所の稼働数を減らす。揚水発電は単なる
バッテリーだから、前日までの電気があれば貯めておけば足りてしまう。ここに水を貯めて
おく余裕はなかった、夜間の深夜電気に余裕がなかったと言っておけばいい。すでに関電は
使うことのできる緊急用の老朽化した火力発電所は一基だけだと発表済みだから、この点は
カバーできている。

次に、他の電力の融通を受けない仕組みにすることが大事だ。関西電力は、実は中電・
北陸電力・中国電力と送電線がつながっていて、余剰電力を受け取りやすい位置にある。
実際には、この融通電力は非常に高くつくことが問題だ。「受け取るより原発を動かしたい」
のが再稼働を求める本音だ。だから他の電力会社もひっ迫していることにする。
それはすでに各社発表済だ。

三つ目に大口の大手会社に協力してもらい、停電しない根拠とされてしまう「電力需給
調整契約」を結んでおく。東京電力はこれで計画停電を避けられたはずのに、それをせずに
計画停電を実行した。ばれないならそのままでもいいかもしれない。でも万が一のことを
考えて契約数を増やして、「大口の大会社も努力してくれているんです」と主張できる
ようにしておく。

四つ目に大企業が持っている自家発電を頼れないものにする。これは電力会社以外の
電気を買い取る実績になるからもともとしたくない。東京電力もしなかった。とすれば
「系統が不安定になる(電圧が不安定になる)」とでも言っておけばいいかもしれない。
もしくは邪魔になる自家発電を停止させるのがいいかもしれない。「自家発電電気のひっ迫」
や「緊急時の発電機は不安定」と言っておけばいいかもしれない。

そして偽装停電させる。中小零細企業は特にバックアップ電源を持っていないから、
当然騒ぐだろう。「どうしてくれるんだ、市民がバカみたいに原発なしでも電気は足りると
騒いだ結果、我々の業務には大きな被害が出た(実際に大きな被害が発生するだろう)。
やっぱり原発なしでは雇用も守れない、原発再稼働は生命線だ」と怒りだす。
しめしめ、これで原発は当分不滅のものになる。

これが偽装停電のシナリオだ。橋下市長は上に見たようにすでに主張を変え、現実
には関係のない「市民のライフスタイル論」に責任をなすりつけている。すでに大阪市を
手伝っている市民活動家は梯子を外されている。彼らの面子に配慮したりはしないだろう。

このことを多くの人たちに知らせてほしいのだ。もちろんテレビも新聞もあてにはできない。
後になってから「検証」なんて言うだけだ。
しかし今の私たち市民には、インターネットとSNSがある。彼らが偽装停電ができなくなる
くらいに多くの人に知らせよう。ここは市民の伝達力と、原子力マフィアの伝達力の勝負になる。
もちろん彼らの方が物量ともに圧倒的だ。しかし市民の小さな伝達が何度も繰り返し行われることで、
彼らの偽装停電を止められることになるかもしれない。

可能ならチュニジアのジャスミン革命のような伝達力を持って、彼らのもくろみを失敗させよう!


* 「需給調整契約」とは、大口企業の電気代を割安にする代わりに、電力需給がひっ迫した際に、
電気利用の削減義務を負う契約。具体的には数時間前に連絡を受けて、工場を止めたり、冷房を
切ったりする義務を負う代わり、電気料金を安くしてもらう契約。

遺伝子組換えイネの栽培実験許可申請が出されています。

主食のイネまで遺伝子組換えが広がってしまうなどという悪夢は絶対阻止したいものです。

環境省が以下の要領でパブリックコメントを募集していますので、ぜひあなたも提出を。

わたしの意見も下に書きましたので、それをご参考になさってください!

●環境省より 2012年03月16日 遺伝子組換え生物等の使用等の規制による生物多様性の確保に関する法律に基づく遺伝子組換えイネの第一種使用規程に先立っての意見の募集 4月14日(土)迄
(環境省と文部科学省)
http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=14977
http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/24/03/1318535.htm

(複合病害抵抗性イネ6種類 カルタヘナ法に基づき遺伝子組え)

●意見

○稲は風媒花です。花粉は容易に飛散して周囲の在来稲と交雑してしまうことが予想されます。
 この栽培実験では「隔離圃場の周囲に、メッシュフェンスを設置している」「花粉の飛散を減少させるため、水田を囲う植え込みや隔離圃場の周りに 防風林を備えている」とされていますが、これではまったく不十分です。


○稲は日本人の主食であり、他のどんな作物よりも手厚い保護が必要です。少しの交雑も絶対に許さない、という強固な意志と、そのための完璧な手立てが整えられているのでない限り、その栽培実験を許してはなりません。クリーンルームのように、一切の花粉がまったく飛ばない囲われた室内でない限り、栽培を許可すべきではないでしょう。


○おなじく風媒花であるナタネの例を見ると、日本でも輸入ナタネのこぼれダネから交雑がわずかながら始まっています。また、カナダでは遺伝子組換えナタネの商業栽培によって、交雑が各地で起こり、在来のナタネは永遠に失われてしまいました。これは遺伝子資源の、農業資源の、重大な損失です。


○同じように、日本ではコシヒカリ、あきたこまち、ササニシキなど、在来の稲のさまざまな品種が遺伝子汚染によって失われてしまう可能性があります。先人たちの努力によって生みだされてきた稲の品種は、日本人共有の貴重な財産です。それを遺伝子汚染によって失うことは、日本人の食の根幹を揺るがす大問題であり、取り返しのつかない大損失です。それを容認するのは日本人共有の財産を奪う犯罪だとすら言えるでしょう。


○そもそも、遺伝子組換え技術はまだ確立されていない不確かな技術です。
 目的の組換え遺伝子を強制的に起動させるために一緒に組み込まれるプロモーターの働きによって、予想外のたんぱく質などが作り出され、それが人体に有害な働きをする恐れが多くの学者から指摘されています。
 健康上の安全性が保証できないものを食用に供することは許されません。
 食べるべきでないものを、重大なリスクを冒してまで栽培実験する意味などどこにもありません。


上記のような理由で、遺伝子組換えイネの栽培に断固として反対するものです。

食から社会を変えていこう!
持続可能な食の学校&マクロビオティック料理教室
ルナ・オーガニック・インスティテュート

にゃんとま~さんのツイートより、本日4/4の農業新聞の記事を紹介します。


● TPP交渉参加の是非をめぐり、「日本が態度を決めきれず、米国がいら立ちを強めている」などと報じた2日のNHKニュース番組を受け、3日、TPPに慎重な国会議員の間に「交渉参加への地ならしが始まった」との警戒感が広がった。

 同番組は政府の”内部文書”が情報源。野田首相の訪米が予定される中、「政府が意図的なリークと外圧で世論誘導を行っているのでは」と懸念を強める。

 

この報道があったのは、2日夜の「ニュースウオッチ9」。独占入手したとする政府の内部資料を基に、TPP交渉参加の是非をめぐる議論で「米政府内に失望感が漂い始めている」「(米国は)日本の煮え切らない姿勢にいら立ちを強めている」などと報じた。大越健介キャスターはワシントンから生中継し、「決められない国・日本」と紹介した。


「首相の訪米によるTPP交渉参加の判断を急ぐよう、あおっている」。

3日の参院予算委で言及した自民党の山田俊男氏(比例)の批判の矛先は、NHKの報道姿勢から、玄葉光一郎外相に向かった。

「(内部資料をリークして)NHKに言わせ(るように仕掛け)たのか」そう懸念するのは報道が政府の「内部資料」を基にしていたからだ。「(政府の)誰が出したのか。マスコミを利用して無理やり世論形成しようとしている」」


この日の朝に開かれた自民党総合農政・貿易調査会などの会合でも、江藤拓氏(衆・宮崎)や赤澤亮正氏(衆・鳥取)らが、政府による世論誘導の可能性を指摘。追及を受けた外務省は「出所不明で、コメントも確認もできない」と沈黙した。


野田首相は5月の大型連休中に訪米を予定しており、この際にTPP交渉参加を表明する可能性が指摘されている。「参加表明への地ならしだ」と民主党農林幹部。「米国の外圧だという見せかけ。やり方が何でもありになってきた」と危惧する。




●米通商代表部(USTR)は2日、2012年の外国貿易障壁報告書を発表した。米国が、日本の環太平洋連携協定(TPP)交渉参加条件として例示している牛肉、郵政の保険事業、自動車の非関税障壁などを撤廃すべき「貿易障壁」として強調。ミニマムアクセス(最低輸入機会=MA)米が主食用としてあまり利用されていないことや、農産物の高関税なども問題点として指摘した。新薬などの価格が高く設定される制度の導入も求めた。環太平洋連携協定(TPP)交渉で米国が要求している制度だ


米国は、TPP交渉への日本の参加条件を示していないが、これらの厳しい要求が、事前協議を含めて対日交渉方針の基になる可能性がある。同報告書はUSTRが毎年発表し、米国が貿易の障壁と見なす他国の制度を列挙している。


11月に野田佳彦首相がTPP交渉参加に意欲を示してから初めての報告書となるため、要求内容や指摘事項が注目された。最初に記載されたのは11年と同様、20カ月齢以下に限り牛肉を輸入する月齢制限。牛海綿状脳症(BSE)の原因となる異常プリオンがたまりやすい特定部位を除去すれば、米国産牛肉は安全とする国際基準に合わせ、月齢制限を撤廃することを求めた。


郵政の金融事業やJAなど協同組合による共済には民間の保険会社と対等な競争条件を確保する規制の見直しを要求。日本郵政のかんぽ生命に対しては規制が見直されない限り、新商品の販売などの事業拡大を認めないよう求めた。これは米韓自由貿易協定で韓国に認めさせたルールと同じだ。


日本のTPP交渉参加に米国の業界団体が反対している自動車分野では、米国車や自動車部品の対日輸出が伸びないことを「深刻な懸念事項」とする文を追加し、前年より表現を強めた。非関税障壁として、新技術導入に対する規制や自動車の販売店の出店への規制などを例示した。ただ具体的な要求は示さなかった。


また業界団体が日本のTPP交渉参加を強く支持している医薬品や医療機器分野についても記述を拡充。技術革新への報酬や先端医療の製品開発を促す措置として、薬価を高く評価する価格算定ルールの実現を求めた。


一方、医療分野では、11年までは盛り込まれていた株式会社の病院経営への参入が削除された。日本国内で「TPPに参加すれば国民皆保険が脅かされる」との懸念が広がっていることを受け、TPP交渉参加への警戒感を和らげる狙いがあるとみられる。



「原発推進」「TPP推進」「消費税増税」と、国を滅ぼすような政策ばかり推進する今の政治にNO!を突き付け、わたしたち国民の望みを受け止めてくれる政治家を応援するための市民グループ、Project99%を、作家の安部芳裕氏らとともに立ち上げました。
http://project99.jp/

「サルでもわかるTPP」の改訂版http://project99.jp/?page_id=75
とともに、

「サルでもわかる脱原発を急ぐわけ」
http://project99.jp/?page_id=73

「サルでもわかる消費税増税がダメなわけ」http://project99.jp/?page_id=77

のサル3部作を、このHPで公開しました。

脱原発については異論がなくても、消費税増税は「震災の復興にお金がかかるならしかたないのでは」などと思っていらっしゃる方もいるかと思います。

そうではない、消費税増税も日本経済をダメにしてしまうばかげた政策なのだということ、 ぜひ、このコンテンツを読んで理解していただければと思います。

政治家へのアンケート結果も公開しています。
今後、国会議員データベースもつくっていく予定です。

ぜひご高覧ください♪

(「サルでもわかるTPP」旧バージョン
http://luna-organic.org/tpp/tpp.html
はおかげさまで10万ツイート突破!)

また、ツイッターをやっていらっしゃる方はよろしければ拡散にご協力いただければ幸いです。

★ツイッター拡散用文章★

【拡散希望】大ヒット「サルでもわかるTPP」改訂版登場! なぜそんなに秘密にされるのか、TPPの見本とされる米韓FTAがいかにひどいかなど、最新の情報を盛り込み内容を更新。一度読んだ方も再読を♪ URLはこちら
へ引っ越し→http://project99.jp/?page_id=75

【拡散希望】「サルでもわかる脱原発を急ぐわけ」新登場! 脱原発派にはおなじみの内容だが、イラストやグラフ入りで親しみやすく、わかりやすくまとめてあるので、この期に及んでわかってない人たちにぜひ知らせてあげてほしい!
http://project99.jp/?page_id=73

【拡散希望】「サルでもわかる消費税増税がダメなわけ」初公開! 震災復興に役立つなら払ってもいいか…って思ってるそこのあなた! それは大きな勘違い。増税が日本経済を破綻させ、再起不能にする理由がここに! 経済オンチな人もぜひ♪
http://project99.jp/?page_id=77

【拡散希望】原発・TPP・消費税増税を推進し、国を滅ぼす今の政治にNO! 利権を握る1%の人のためでなく、わたしたち99%の市民のために働いてくれる政治家を応援しよう! そのためのプロジェクト、
Project99%始動しました!
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安田美絵
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