【ネタバレ】「ナルニア国物語/第2章:カスピアン王子の角笛」(その11)【ネタバレ】
【ネタバレ】
映画の中での印象的な場面と登場キャラクター(11)
【ネタバレ】
第1作で、ナルニア国への扉となったのが、大きな屋敷の中の「衣装だんす」です。
第2作でピーター、スーザン、エドマンド、ルーシー4人がナルニア国へ旅立つ
場所は?「地下鉄のホーム」です。地下鉄を待っている間に、4人はタイムスリップしてナルニア国に行きます。
その地下鉄のホームに「Way-Out」と看板がかかっています。
Way-Outとは、「出口」と意味で、ナルニア国への出口の意味もかねていると思いました。
再び、ナルニア国へ戻ってきた時も、「出口」の看板が揺れていました。
それから映画の最初に地下鉄の出口が少し写りますが、そこにライオンの像があります。これは、最初から「アスラン」を予感させる感じでした。
「ナルニア国物語/第2章:カスピアン王子の角笛」来日記者会見2008年5月19日
記者会見 左からアンドリュー・アダムソン(監督)、ウイリアム・モーズリー(ピーター役)、関根麻里さん、マーク・ジョンソン(プロデューサー)
【ネタバレ】ナルニア国物語/第2章:カスピアン王子の角笛」(その10)【ネタバレ】
【ネタバレ】
ナルニア軍とテルマール軍との文字通リ総力戦。
ナルニア軍のなかで、大活躍なのが、『リープチープ』という
ねずみの戦士。体は小さくとも「誇り高い」戦士で、
「可愛い」といわれるのが何よりも嫌い。
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さて戦場で、テルマール軍の兵士の目の高さに、リープチープとがいることに気がつく。目と目が合うシーン。
テルマール軍の兵士:『ネズミか!?』
リープチープ:『人間の想像力はなんと貧弱なのか!! 』
とリープチープ言って、そのテルマール軍の兵士をやっつける。
リープチープは第2作で登場するキャラクターで超人気者。
アンドリュー監督は、シュレックでは『ネコの戦士』を登場させて
人気者にしたが、今度は、『リープチープ』という
ねずみの戦士が登場。これもまた面白い。
「ナルニア国物語/第2章:カスピアン王子の角笛」来日記者会見2008年5月19日
記者会見 左からアンドリュー・アダムソン(監督)、ウイリアム・モーズリー(ピーター役)、関根麻里さん、マーク・ジョンソン(プロデューサー)
【ネタバレ】「ナルニア国物語/第2章:カスピアン王子の角笛」(その9)【ネタバレ】
【ネタバレ】
映画の中での印象的な場面(9)
【ネタバレ】
ナルニア軍とテルマール軍との文字通リ総力戦。
テルマール軍が圧倒的に優勢。そのなかで、
ピーターは振りかえって思わず、
ピーター:『ルーシーは?』
ピーターは最初は,『僕らだけで戦わなきゃ』と主張して、戦ったが敗北、見方を半数失い。白い魔女にそそのかされたカスピアン王子を止めに入ったが、自分も
身動きが取れなくなり、
とうとう最後の希望は、「アスラン」となった。
そして、アスランのもとに送ったルーシーが
アスランに会って
助けを頼むことが出来れば・・・・。
「ナルニア国物語/第2章:カスピアン王子の角笛」来日記者会見2008年5月19日
記者会見 左からアンドリュー・アダムソン(監督)、ウイリアム・モーズリー(ピーター役)、ジョージー・ヘンリー(ルーシー役)、ベン・バーンズ(カスピアン王子役)、マーク・ジョンソン(プロデューサー)
【ネタバレ】「ナルニア国物語/第2章:カスピアン王子の角笛」(その8)【ネタバレ】
映画の中での印象的な場面(8)
【ネタバレ】
ピーターとテルマール人ミラースとの熾烈な一騎打ち。
途中で、3分間の休憩が入ります。
ピーターもミラースも消耗し切って味方の方に向かいます。
ピーターは肩が脱臼しているようで、痛さで、顔をしかめます。
その時、そばで付き添っていたエドマンドがピーターに言います。
エドマンド:『笑って!!(Keep smiling!!) 』
ピーターは心配してピーターの様子を見ていたナルニアの民に向かって
大きな笑顔を見せます。
するとナルニアの民は大きな歓声があがります。
*ピーター役のウイリアム・モーズリーによると、ミラース役の俳優は、リハーサルの時と、本番では目つきが変わって本気で打ってきたそうです。そのシーンが終わった時に、アンドリュー監督が、『彼は本当に、お前を殺そうとしている!』と言ってきたそうです。それから『良かった。もう一度』と言われたそうです。しかし、とてももう一度
取り直すことが出来る状態ではなかったそうです。
「ナルニア国物語/第2章:カスピアン王子の角笛」来日記者会見2008年5月19日の写真
左からアンドリュー・アダムソン(監督)、ウイリアム・モーズリー(ピーター役)
【ネタバレ】「ナルニア国物語/第2章:カスピアン王子の角笛」(その7)【ネタバレ】
【ネタバレ】
映画の中での印象的な場面(7)
【ネタバレ】
最後で、カスピアン王子やナルニアの皆と別れ、
ピーター、スーザン、エドマンド、ルーシー4人がナルニア国から旅立ちます。
そのところで、
NO NEED TO SAY GOODBYE
という曲がかかり始めます。
「さよならという必要はない」という意味ですが、
「また会えるから」ということだと思います。
最近、映画では、セリフではなくて、歌で気持ちやメッセージを伝えることが多いようです。なかなかいい曲でした。
「ナルニア国物語/第2章:カスピアン王子の角笛」来日記者会見2008年5月19日の写真
左からアンドリュー・アダムソン(監督)、ウイリアム・モーズリー(ピーター役)、ジョージー・ヘンリー(ルーシー役)、関根麻里さん、ベン・バーンズ(カスピアン王子役)、マーク・ジョンソン(プロデューサー)
【ネタバレ】「ナルニア国物語/第2章:カスピアン王子の角笛」(その4)【ネタバレ】
【ネタバレ】
映画の中での印象的な言葉(2)
【ネタバレ】
後半のシーンで
アスランが「王よ女王よ立ちなさい」と言い、ぺベンシー一家の子どもたち4人(長男:ピーター。長女:スーザン。次男:エドマンド。次女:ルーシー)が立ちます。
すると、アスランが「お前もだ」と、カスピアン王子にも言います。
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そこで、
カスピアン王子:「私はふさわしくない」
アスラン:「ふさわしくないと思うならふさわしい」
「ナルニア国物語/第2章:カスピアン王子の角笛」来日記者会見2008年5月19日の写真
記者会見 左からアンドリュー・アダムソン(監督)、ウイリアム・モーズリー(ピーター役)、ジョージー・ヘンリー(ルーシー役)、関根麻里さん、ベン・バーンズ(カスピアン王子役)、マーク・ジョンソン(プロデューサー)
【ネタバレ】「ナルニア国物語/第2章:カスピアン王子の角笛」(その3)
【ネタバレ】
Q:なぜアスランはナルニアを助けなかったのでしょうか?
【ネタバレ】
マークジョンソンさん(プロデューサー):
それは非常に良い質問だと思います。
作者のC.S.ルイスは、まさに一番最後にアスランを登場させています。そして、ご存知のように、この質問は「神さまがなぜ善良な人々に悪いことが起きるのをゆるされるのか?」という質問になると思います。そして、この質問は、信仰に関しての問いかけになるので、誰もがそれぞれ答えを持っていると思います。
「なぜアスランは最初から(ナルニアを)助けに来なかったのでしょうか?」そうですね、アスランは皆に(すべてに)主導権を持っているのが自分であることを明らかにさせたいと思ったのだと思います。そして、皆がアスランを十分に信じてから、登場したいと思ったのだと思います。
写真は5月19日来日記者会見でのマークジョンソンさん(プロデューサー)