沖縄で数学教師してます、「比嘉」です。
「数学を通して生徒が自分で考えて行動する」ことを目指してブログを始めた高校教師です。
前回のブログ(わたしの歴史④)はこちら
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やっと浪人本気モードになったわたくし。朝早く塾へ行き、そっから授業準備と復習→授業→復習&演習→授業→復習&演習を繰り返す毎日。
そこで、わからないところはやはり聞かないとわからないわけですね。はい。
ただし、ウチの塾の先生、関西弁でメチャ威圧感たっぷり。同じこと質問しようものならなんと言われるか。。。ガクガク。。。
しかし、ちゃんと理解したかったので、そーっと近づいて質問しに行くのを頑張るわけです。
(以下、関西弁っぽく書いてますが、雰囲気で書いてるので、使い方間違っても怒らないで下さいね、関西の皆様様。)
私「先生、授業のここわからないんで、教えてもらってもいいですかぁ~?」
先生『おおー。えぇよ。こーやってこーやってこうやるんや。わかったか?』
私「あ~、はいはい!わかりました!ありがとうございます!よしっ!」
自習室に戻り、再確認。
私「はいはい、こーやって、こーやって、、、こーぅ??」
私「ヤバい、、、最後のどういう意味だっけ。。。」
ここで、私は第2の決断に迫られる訳です。
①何となく進める②もう一度質問する
どちらを選ぶかは決まってます。。。
②!
い、行きましょう。ガクガク。。。
私「せんせーーーい、ちょっといいですか?」
先生『何や?また質問か?』
私「はい。あのー、さっきの、こーやって、こーやって、こーのところどんなでしたっけ??」
先生『はぁ??』
( ;´Д`)
先生『さっき言うたやろ!何聞いてたんねん!アホかっ!!』
私「いやー、すいません!もう一度お願いします!!」
先生『ホンマにこれで終わりにせーよ。しっかり聞いときー。』
『こーやって、こーや!!』
私「あーー!はいはい!!もう大丈夫です!ありがとうございます!!」
自習室に戻り、再確認。Part2。
私「はいはい、こーやって、こーやって、、、こーね!」
「で、、、、こーーーぉ???」
私「ヤ、ヤバい。さすがに今度ばかりはヤバすぎる。。。」
「最後の式変形のやり方忘れた。。。」
ここで、私は第3の決断に迫られる訳です。
①さすがに何となく進める②恐怖に向かってもう一度質問する
どちらを選ぶかは、
決まってます。。。
②!!
い、い、行きましょう。ガクガク。。。
私「せんせーーーい、あのー、ちょっといいですか?」
先生『何や?またか?』
私「はい。最後の式変形を、ををを。」(ガクガクぶるぶる)
先生『アホっ!だからちゃんと聞けや!笑 ここはこーやって、こーやるんや!!もうくんな笑』
あ、この先生、何だかんだ言っても、優しいやーーん。と思った比嘉君。
そっから一転。
私「先生、また来ますよ!笑 そのときは何回もお願いしまーす!笑」
先生『アホ。1回で聞けるようにせんかい!笑』
私「スンマセーン笑」
私のやる気が恐怖に打ち勝った瞬間でした。
と、同時に、「見方」を変えれば、「味方」になることも知ったのでした。
(この先生とは、後々、大学合格して入学後、私が塾講師としてアルバイトしていたときに、同じ塾で働かせてもらいました。大学卒業してからも、2人で呑みに行くような、今では頼りになる先輩です。)
それからも授業と質問・演習を繰り返し、数学と物理の力をメキメキと付け、いよいよセンター試験。
この1年の努力が試される時がやってきました。。。
つづく 〉〉〉