インスタントジョンソン じゃいオフィシャルブログ『マルいアタマをぐちゃぐちゃにする』powered by Ameba -3ページ目

イエスタディ

スピードワゴンの小沢さんが面白い!って言ってたので、

『イエスタデイ』を観た。

なるべくネタバレはしないように書きますが、内容を知りたくない人はご注意を。

ストーリーは、売れないミュージシャンが、夢を諦めようとしていた時に、世界が停電になり、自転車に乗っていた主人公はバスにぶつかり病院へ。

そして、気がつくと、この世からビートルズという存在が無くなっている。

主人公は誰もが知らない、ビートルズの曲を歌い、一躍スターに。

エド・シーランが本人役で登場してるのも面白い。

まずこの映画で感じたのが、ビートルズの凄さ。

メロディ、歌詞、共にやっぱり偉大なバンドなんだなぁと。

そもそも、こういう映画が出来ること自体がそれを物語っている。

そして、この映画の面白いところは、誰もが知らない状態になったビートルズの曲で売れていく主人公が、脚光を浴びるにつれて、罪悪感が生まれてくるという心理状態。

自分も、全ての人が数々のコントや漫才の記憶がなくなり、僕がそれをやったら売れるかな?

なんて考えたことはあるが、

やはり罪悪感ややるせなさが生まれるのだろう。

多分、笑いは取れたとしても、やり切った感は無いような気がする。

現実的ではないが、そんなことを考えさせられた。

そして、この映画で思ったのが、主人公の歌が普通に上手い。

仮にビートルズの曲をやったとしても、歌が下手だと台無しになるだろう。

そして、エド・シーランの歌唱力が抜群だった。

後は、ヒロイン役の女性が、見た目がめっちゃ可愛いわけではないのだが(個人的に)、なんか可愛い。

主人公のお父さんのキャラも面白かった。

まあファンタジーの世界で、有り得ない設定ということで敬遠する人も居るかもだけど、

役者さんが上手なので、それはすんなり入り込めた。


途中は笑いも散りばめられていて、会場でも笑い声が生まれてた。

そして、クライマックスは普通に泣いてしまった。

まあ僕の場合、ほとんどの映画で泣いてますが。

観てない方は是非観てください!

オススメします!













あなたの番です

久しぶりにガッツリドラマを観た。

きっかけは10歳の息子の勧めだった。

なぜか息子はサスペンスをよく観ている。

個々のキャラクターが立っていて、まあ現実離れしたストーリーなのだが、すんなりと入れるのは脚本と演技の賜物だろう。

世間では、犯人は誰だ!?

的な考察が行われ、YouTubeや喫茶店の隣の席の人達があなたの番ですの考察をしていた。

自分は考察は全くせずに、ただただオンエアを観るだけにしていた。

録画で観ていた僕に、先に観ていて色々ストーリーを喋りたい息子に

『言うな!』

と言いながら。



そして、先日の最終回。

まあ納得のいく形で伏線の回収が行われた。

そして問題のラストシーン。

どういう意味?

どういうこと?

真犯人は誰?

おそらく世間はそんな感想だったろう。

YouTubeでも伏線回収のあとのスッキリするはずの最終回の後で更に考察が行われるほどに。

自分の見解では、これこそが狙いだと思います。

あー!スッキリしたー!

と終わらせるよりも、

謎を残した方が、視聴者が色々考える。

ドラマは終わっても、みんなの中でこのドラマは終わってない。

北野武作品のエンディングもよくこの手法を使います。

観てる人に考えさせるのです。

作った側に明確な答えがあるかどうかは分かりませんが、

視聴者が明確な答えを導くことは無理です。

そこは各々自分なりの納得する答えを見つければいいのです。

そこに正解は無いと思います。

作る側のテクニックです。

おそらく、あなたの番ですを観ていた人達は、あのエンディングについて語り合ったことでしょう。

思う壺!とまでは言いませんが、

作者の狙いは成功だったでしょう。

『扉の向こう』

までは観きれていませんが、そこにも何か仕掛けがあるかもしれませんね。

全てを引っ括めてすごくいいドラマでした。

最近ドラマ自体観てませんでしたが、

これを機に観てみようかしら。

おススメあったら教えてくださいね!




オールスターリーグ

先週の金曜日に行われたオールスターリーグを追っかけ再生で見ました。

メンバーは阿部亮平さん、岡田紗佳さん、小田あさ美さんでした。

解説は萩原聖人さん、実況は小林未沙さん。

凄く楽しい対局でした。

その中で、なんで?

という疑問が多かった局面があったので、一応解説をしようかと。

1回戦東1局2本場10巡目

手牌は

一ニ六六八八九九九南南南北

ここに赤五万ツモ

僕はツモ切りしました。

解説の萩原さんも『なんで?分かりません!』と

確かに、ここで北を切れば四、七万でもテンパイ出来ますので、牌効率で言えば北切りが正解ですね。

ただ、六、八万は鳴いていく予定でしたし、ツモっても赤五万を打つ可能性があり、これが間に合わないのが嫌でした。

これが3巡目〜6、7巡目なら北切りしてました。

しかし10巡目、恐らく周りもイーシャンテン、リャンシャンテンの形っぽい。

せめて五万が2人の現物になっていたら残していたと思いますが、全員の無筋。 

六、八万を重ねた時に相手からリーチやダマテン、仕掛けが入った後に赤五万で勝負か、降りなきゃいけなくなるのが嫌だったんです。(弱気ー!)

四万引いてのペン三万待ちの満貫も状況次第では当然ありですが、この時はそれよりも赤五万が余剰牌になるのを嫌ったという感じです。(弱気ー!)

まだ四暗刻の可能性がありますから、その時に赤五万が間に合わなくなるのも嫌でした。

後は、ここで赤五万切りすることによって、待ち牌になる可能性のある三、六、八万が出やすくなるといったやらしい?考えもありました。

まあ、そこまで攻めっ気を出す感じでもなく、あの時点で間に合わない可能性の方が高いかなと。

これも局面や点棒状況によっては北切りを選択しますが、あの局面では赤五を残すのが嫌だったんでしょうね。

もちろん、別にこれが正解というわけではなく、攻撃的というよりも守備的だったというわけです。

結果は岡田さんのリーチ宣言牌の六万をポンして、テンパイ取らずの二万打ち。

この時点であんまりあがる気はないですね。

結果的に岡田さんの1発ツモだった5ピンを食い流しましたが、ただの偶然です。


そして問題の南1局15巡目

手牌は

五六七③④⑦⑦⑧11567 ツモ三万

ここで8ピン切り

これはもう7ピンは絶対切らない!というのと(当たるという確信はありませんが)、恐らく残っているであろう1ソーが出たらポンしてテンパイ取りに行くという構想でございます。

当然、テンパったらリーチです!

1ソーは山に1枚生きてる!(これは確信)


五六七のチーをしている、親の阿部さんの現物8ピンを切りました。

そして、問題の次巡、赤5ピンをツモり、7ピンと1ソーのシャボ待ちでリーチ!

下家の阿部さんから1発で1ソーが出ます!

ところがこれを僕はスルー!

またもや萩原さんが『こんなの解説しろって言われても無理!』

結果は流局。

実はこれ、僕が赤5ピンをツモる時に、阿部さんのツモ牌をこぼしてしまったのです。

それがまさに1ソー!

リーチをする予定でしたが、リーチをしないとあがれない手牌。

見えたからリーチをした!という可能性もあるので当然あがれません。

『じゃあリーチしなきゃいいじゃん!』

というコメントも多数ありましたが、

本来リーチする予定だったのを、見えたからといってダマにするのも違う。

7ピンは残っていたのでツモれる可能性はありましたが、仮に7ピンが枯れてたとしてもリーチをしなきゃいけないと。

見せ牌に関しては色々な見解があると思いますが、僕はあがれません。

こぼした自分が悪いのです。

本当に申し訳ないことをしました。(その後も牌をこぼしてましたが)

でも、他の人があがる分には構いません。

僕が勝手に決めているルールなだけです。

そういう麻雀の方が好きなだけです。

他の人がこぼした牌に関しては困ります。

例えば、3.6ピン待ち、4.7ピン待ちを選択出来る場面で次の牌を誰かがこぼしてしまい3ピンが見えたとします。

3.6ピン待ちにすれば確実にあがれる!

でも、自分がこぼしたわけじゃないけど、なんか気持ち悪い!

こういう時は困りますね。

まあ、なるべく見せ牌はしない!ということですね。

そう考えたらMリーグなんか見ててもまず見せ牌なんてありません!

やっぱりプロは違いますよね。