体罰、身体的虐待、精神的虐待。
こう言葉を並べると、明らかに「悪いこと」だと誰でも思うだろう。
「体罰はいけませんよ」と言われるようになった世の中。もっともっと浸透するまで言い続ける必要がある。
なぜなら、これだけ体罰や虐待が悪いと言われていても、体罰や虐待が「しつけ」(=善いこと)だと思い込んでやってる親が現実には相当な数いる。
もしくは、自分のやってることが体罰や虐待に当てはまるとは毛頭思えないでやっているのだ。
幻聴は、本人は幻だとは思っていない。本当に聴こえているのだから。
盗難妄想は、本人は妄想だとは思っていない。本当に財布がいつもあるはずの場所に無いのだから。
同じように、
虐待は、本人は虐待だとは思っていない。必要なしつけなのだから。
必要なしつけをしているのに、「やめてよ」と子どもから言われても、やめるはずがない。絶対必要でやっているのだから。
必要なしつけをしているのに、「やめたほうがいいよ」と周りから言われても、やめるはずがない。絶対必要でやっているのだから。
ここでいう「絶対必要でやっているのだから」というのが、まさに思い込み。
ここまでの文章を読んで、「自分も体罰や虐待をしてしまっているだろうか」「したこともあるよ…」と思って、居ても立っても居られないような不安になった人は、たいてい大丈夫。
虐待している人は「もしかしたら自分も…」なんて、頭にかすめもしないから。
こわいね。
だから、実はこの文章を書いていても矛盾している。だって、虐待する人は読まないし、現に読んでる人は虐待しない人だから。
つまり虐待は、虐待された側が逃げる・声をあげるしかないのだ。
被害者は泣き寝入りしてはいけない。
逃げることができれば一番いい。
逃げることができないのならば、
ひきこもっても、物を投げてもいいから
抵抗しよう。
相手が困れば、相手の行動は変わる。
相手が困らなければ、相手の行動は変わらない。
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