日本たばこ産業株式会社さま、東京支社にて

 

「コミュニケーションが苦手な若者との関わりのコツについて」

~若者世代のココロの中身を理解するために~

 

というタイトルで講演をさせていただきました。

 

 

若者によくある精神疾患や世代間の価値観の違いなどを説明させていただいた後、

若者世代とのコミュニケーションをより良くするためのコツについて、傾聴の技法も織り交ぜながらご紹介しました。

 

今回は30~60代の方に向けてお話をさせていただいたのですが、皆さま熱心に講演をお聞きしてくだいました。若者のうつ・自殺問題の背景には、職場のメンタルヘルスが大きくかかわっており、予防をより促進していくためにはこうした年代の方との協働が必要不可欠です。

そしてLight Ringが掲げる「誰もが自分の望む幸せを掴むことのできる社会」というビジョンの達成には、こうして民間の企業様とも協働していく必要があるということを再認識しました。

 

こちらが今回の講演のアンケート結果です。

 

 

講演内容の中で何を取り入れたいことはありますか?というアンケートには

★ 聴き方を変えてみる(13名)

★ 変化、異変に気付くため、コミュニケーション時間を創出する(12名)

★ コミュニケーション方法を変えてみる(9名)

 

などのお答えをいただきました。

 

当法人の「身近な支え」の考え方が、より多くの人に広がり、少しでもお役に立てたらと思います。

 

"こころの病"研究開発室のスタッフの小林真綾と申します。

大学では心理学を専攻し、研究を通じて日本の自殺防止対策に携わりたく加入しました。

 

他国と比較して、日本の自殺率は高いことは明らかです。

昔、アメリカの風刺アニメで日本人のキャラクターが登場するたびに、

建物から飛び降り自殺をしていたのを思い出します。

私自身、海外に長い期間滞在しておりましたが、

「日本と言えば?」と他国の友人に問いかけると

「自殺が多い国」と連想する方もいました。

 

精神的な病を患っていなくとも、

誰しもが一度は「死にたい」と思ったことがあると思います。

しかし、それを実際に計画して遂行する方々は相当な心理的負担を抱えていると個人的に思っています。

日本ではこころに不調をもつ人々に対するスティグマが社会に深く根付いていて専門家のサポートを自主的に受けにくく、

身近な人に精神的な悩みを打ち明けると聞きます。

しかし専門家でない支え手がそういった悩みを聞くと

共感疲労やバーンアウトから、支え手が心理的負担を負うことになります。

そういったことから当法人の支え手の支援事業が必要だと心から感じています。

 

私が現在携わっていることは、当法人が開発した若者支え手支援事業の効果測定であり

自殺を考えている若者を直接的に支えることではありません。

しかし、そういった若者が真っ先に相談するであろう同世代の人々を、支援者として養成し支援を通じて負担を軽減することは

長期的に見て年々深刻化している若年層に自殺率を減らす大きな要因の一つであると強く感じています。

 

どうぞよろしくお願いします。

 

小林 真綾

 

はじめまして、LightRing. ボランティアスタッフの曽我祐樹です。生まれは99年6月27日

高校を卒業したばかりの若々しい18歳です。趣味は映画鑑賞とギター。

禅の精神に大変魅力を感じていて、最近は頭、心の中を「無」にすることを楽しんでいます。

 

私は高校時代に個人的な活動で精神的な病気で追い詰められている方々を目の当たりにしてきました。

そこで第一に感じたのは、日常における精神的なストレスが深刻化して

精神病や自殺といった最悪の事態に繋がるのを防ぐための社会的なメンタルヘルスサポートの必要性です。

 

現代社会において、自分は大丈夫だと思っている誰しもがちょっとした日常的なストレスにより

過度に追い詰められてしまう可能性を持っています。

最早、社会的な課題とも言えるメンタルヘルスの問題を解決するためには

社会全体という大きい枠組みでそういった方々を受け入れることができる体制を整え、適切なサポートを施していかなければなりません。

そのために精神的に苦しむ方々を一番身近で支えることができる親族や友人、その他の親しい方々の役割が重要だと思いました。

こうした「支え手」一人一人の存在が精神的に苦しむ方々をサポートできる社会を形成していくことに繋がると考えたからです。

そのため私は「支え手」となる方々を支援することができるLightRing. の活動に関わらせていただくことになりました。

 

Light Ring.での活動を通して「支え手」の方々を支援することで、

社会で精神的な不安や苦しみを抱えて生きていらっしゃる方々をしっかりサポートできる社会を

形成していくことに寄与できればと考えています。

 

はじめまして!

 

Light Ring.スタッフの岡本才門と申します。

現在通信制の高校に通っている高校二年生で、今年3月から

ボランティアスタッフとして活動に参加させていただいております。

趣味は映画鑑賞と読書です。

 

私は中学二年生の時にうつ病を患い、不登校になってしまいました

学校にも家にも居場所がなかった私は、意味もなく電車に乗り続けたり、公園で時間を潰していました。

中高一貫の学校に通っていた私ですが、このまま高校に上がるのは無理だと思い、

通信制の高校に入ることで回復することができました。中学受験を終えてからも勉強の毎日で、きっと疲れていたのだと思いま

す。

 

 

高校二年生の夏頃、とある大学のオープンキャンパスの心理学科の模擬授業が

「人の痛みは同じ痛みを感じないとわからない」という内容で、

過去の経験から自分でしか解決できない問題もあるのではないかと思い、心理学に興味を持ち始めました。

 

 

そんな中、Light Ringの予防するという考えに興味をもち、ボランティアスタッフとして活動に携わらせていただくことになりま

した。

うつ病は治療するものだと思っていたのですが、

0に近づけるのならば予防する方が有効だと考えるようになりました。

 

 

私自身がうつ病の時は周囲の支えがなく、非常につらい思いをしたので、

Light Ringでの活動を通して、苦しんでいる人を支え合える社会を形成したいと思っています。

 

よろしくお願いします!

 

 

 

 

みなさん、こんにちは!

今日は、求人募集の告知をさせていただきます。

 

LightRing.では現在、正規職員の募集を行なっています。

ソーシャルベンチャーでの事業運営や新規事業の立ち上げに興味のある方、自殺うつ問題の解決に興味のある方は、ぜひ弊団体の採用ページまで足を囲んで見てください!

 

http://lightring.or.jp/accept_form/

 

以下、募集要項

事業推進部職員

 

■ 雇用形態 :常勤スタッフ
  はじめの3~6ヶ月は無償ボランティアスタッフとして週1日程度稼働
■ 勤務日・時間:週5日 11:00~20:00
  週休2日の金・土休み(必要時には休暇に出社いただく可能性があります)
■ 待遇
 ・給与手当:※応相談にて月収30万以上
 ・各種保険:労災保険、雇用保険、社会保険込み
 ・交通費:別途支給(上限あり)
■ 勤務開始日:※応相談
■ 求める人物像:
 ・企業で勤務経験が5年程度ある方
 ・事業推進のための論理的思考力を持ち、ゼロベースで事業を設計することに関心のある方
 ・価値観を超えて意思の疎通を図れる方
 ・自殺対策、うつ病など精神疾患の予防に関心があり、LightRing.のビジョンやミッションに賛同いただける方
■ 業務内容:自殺対策のためのゲートキーパー養成事業の運営全般
  1)ゲートキーパー養成講座の運営
  ・講座開講機関/担当者開拓のための営業活動(年間予算、およびKPIを必達目標に活動)
  ・企画の具体化、講座当日の運営
  ・メディアへの発信/協力関係者(財団、行政等)への報告
  2)地域連携コミュニティモデルの構築
  ・ゲートキーパー養成ワーキングチーム(以降WT)の設計
  ・地域の教育・公的機関、民間企業へのWT参画要請・営業活動
  ・WTの運営
    行政への提案
    WTメンバー間のmtg運営
    メンバー間の随時コミュニケーション
  3)行政機関との定例mtg出席
■ 求められるスキル
 ・年間予算、KPI達成のための営業・商談スキル
 ・イベント、会議体の企画/運営スキル
 ・会議体などでの論点抽出・整理、議論展開スキル
 ・Microsoft Office(Word・Excel・Powerpoint)の通常ビジネスで想定される程度のスキル
 ・担当業務のマネジメントスキル

 

事務局スタッフ

 

■ 雇用形態:常勤スタッフ
  はじめの3~6ヶ月は無償ボランティアスタッフとして週1日程度稼働
■ 勤務日・時間:週5日 11:00~20:00
  週休2日の金・土休み(必要時には休暇に出社いただく可能性があります)
■ 待遇
 ・給与手当:※応相談にて月収20万以上
 ・各種保険:労災保険、雇用保険、社会保険込み
 ・交通費:別途支給(上限あり)
■ 勤務開始日:※応相談
■ 求める人物像
 ・社会人経験が3年以上あり、ビジネスマナー/指示に基づき正確に業務をこなせる方
 ・業務遂行において外部情報(ネット等から)が必要な場合に対応できる方
 ・自殺対策、うつ病など精神疾患の予防に関心があり、LightRing.のビジョンに賛同いただける方
■ 業務内容:経営管理本部の補佐業務
 ・渉外活動補佐(営業活動補佐、ステークホルダーとの窓口対応、契約書・申請書の作成)
 ・広報活動補佐(団体の広報媒体更新、メディアからの取材依頼窓口対応)
 ・顧客対応補佐(顧客問合せ窓口対応、顧客管理ツールの更新)
 ・庶務業務(簡易的な社内情報インフラの管理、会議体のための会議室準備・メンバー召集、領収書取りまとめ、等)
■ 求めるスキル
 ・基本的なPCスキルのみ
 ・WordPress(HP更新ソフト)に触れた経験があるとなおよし