QOOLAND タカギ皓平 オフィシャルブログ -3ページ目

QOOLAND タカギ皓平 オフィシャルブログ

QOOLANDタカギのブログです。

昨日から『COME TOGETHER ツアー』が始まりました。
初日は千葉LOOK。
お客さん、ライブハウスのスタッフさん、店長さんみんなが暖かくツアーに送り出してくれました。

ツアーの初日を千葉LOOKで始めると、特大ポスターを作ってくれるんです。

これ。

{CF003521-0A12-41F0-A8F6-E861FFAF81BA:01}


バンドマンの憧れのポスターだと思います。

これをツアー各地に持って行きますので楽しみにしててください。


本日は熊谷 HEAVEN’S ROCK VJ-1です。
気合い入れていきます。


本日ついにQOOLAND 『COME TOGETHER』が発売となりました。
クラウドファウンディングでファンの皆様と追いかけてきたこの日を無事に迎えられて本当に嬉しく思います。
沢山聴いて、是非友達にも勧めてください。そして、ライブにも遊びに来てくださいね。

さてさて、前回のバックボーン前編に続き今回は後編ということで、引き続き僕が影響を受けたバンドを紹介していきます。

今回は洋楽編!


slipknot

初っ端から濃ゆい。
メタルハードコアの帝王slipknot。
ガスマスク、ピエロ等ホラーモチーフのマスクを被ったビジュアルはあまりに有名。

前回紹介したHi-STANDARDをある程度叩けるようになった頃ドラム教室の先生に勧めてもらったんですが、サウンドがあまりに猟奇的過ぎて普通に怖かった。全然聴けなかった。
何だかんだまともに聴くようになったのは中学生になってからでした。

このバンドの特徴はやっぱりドラマーのジョーイ・ジョーディソンの高速ツーバス。
当時の僕には何やってるのか全く見当もつかず、本来両足でバスドラムを鳴らすのですが、どうにか片足だけで速さに追いつこうとしてました。知恵って必要ですね。無知は罪だなあ。

僕も今でこそツインペダルを使ってますが、まだまだジョーイの速さには追いつけそうにありません。
メタルドラマーってなんであんな速くキック踏めるのか謎だなあ、、。



FOO FIGHTERS

ニルヴァーナ解散後、ドラマーだったデイヴ・グロールがボーカルとして結成したバンド。こてこてのアメリカ感というのか、重厚だけど乾いたサウンドがカッコいい。

当時高校生の僕の中で、フーファイターズは洋楽の代名詞でした。多分、僕がイメージしてた洋楽ってものとガッチリ一致したんでしょうね。

今でも凄い好きなんですけど、正直音楽的な影響はあまり受けてはいません。ドラマーとしても特に感化されたわけでもない。
音楽家として憧れたんじゃなく、純粋にファンになってしまったんだろうなと思います。
じゃあなんでこのブログに書いてんって話ですけど、ここに名前を連ねたかったので書かしてもらいました。



OASIS

何も言うことはないです。ただただ良い。
ボーカルのリアムのガラガラの声が凄まじくカッコ良いです。
前回のブログに登場したブリリアントグリーンの本家ですね。
ブリグリを通ってただけにOASISはすんなり耳に入ってきました。

オアシスのコード感ってなんでこんな気持ち良いのか、G → Cadd9のツーコードだけでオアシスっぽくなるんですよね。
QOOLANDでもこのコード進行はめちゃくちゃ出てきます。
前回ゆずでギターを始めたと書いたけど、自分でも作曲できるんじゃないかと思ったのはOASISがきっかけでした。

余談ですけど兵庫県にはOISIS(オイシス)という食品メーカーがあります。ロゴもオアシスと似てます。



Maps & Atlases

この辺から大学生に聴いていた音楽です。

マップスはQOOLANDとはかなり親和性が高いバンド。それもそのはずで、ギターボーカル、リードギターが二人ともタッピングしてるんですね。
そして、僕が使うジャムブロックというパーカッションもこのマップスの影響です。
タッピング×ジャムブロックのサウンドは凄くコミカルで特徴的な聞き応えになるので好んで使っています。

ドラマーとしての影響はかなり色濃いかも。QOOLANDの1st Full Alubum『それでも弾こうテレキャスター』だと顕著に影響が見られると思います。


タッピング祭りのやつ

ドラマーとして影響を受けたもの


MOCK ORANGE

前回紹介したthe band apartとの盟友モックオレンジ。国を越えてのスプリットシングルもリリースしてますね。
このバンドの面白いのは、アルバムごとに全くサウンドが違うこと。
初期はゴリゴリのエモサウンドだったのに、今ではすっかり大人なサウンドに。
でも、ギターワークやリズム遊びはバンアパに共通して秀逸です。
中々影響された部分を落とし込むのが難しいバンドですけど、いつか詰め込んでみたいなと思っています。
今でも新譜を購入する数少ないバンド。



The Fall of Troy

これはもう影響を受けまくってます。
ギターワーク、ドラミング共にQOOLANDに反映してる面が多いバンド。
所謂マスロックなんですが、サウンドがメタル・ハードコアでクソかっこいい。
ギターボーカルのトーマス・アレックがギター弾きまくり、歌上手すぎで笑ってしまいます。
初期のQOOLANDのギターワークはこのフォールオブトロイとバンアパの影響で構成されてますね。
本当気持ち悪いくらい聴いてたんで、まだまだこれからも色濃く反映されていくと思います。



invalids

アンバリッズと呼びます。
これもタッピング祭りのバンドです。
バンドになったのは最近で、最初はボーカルギターとベースの2人で行われたプロジェクトでした。
何か新しく良い音楽に出会たくて、バンドキャンプってサイトを使い始めたころにたまたま見つけたのが同バンド。
一曲目の出だしのリフで一発でやられて即購入しました。

QOOLANDみたいな所謂ボスハンドタッピングしてるバンドって海外には沢山いて、探せばいくらでも似たようなサウンドが聴けるんですけど、リフセンスだったり曲のメロディラインが秀逸なバンドは全然いなかったんです。みんな雰囲気ものというのか、本質が凄いペラペラだった。
でもその中でどちらも満たしてくれていたのがinvalidsでした。
こういう偶然に出会って欲しいものが見つかった時って電撃が走りますね。脳天から串が刺さる感じというか。
僕にとって凄く刺激的な出会いだったと思います。




前回同様他にもまたまだ影響を受けたアーティストはいるのですが、その中の最も色濃く影響を受けたものを紹介させてもらいました。


昨日と今日、僕が紹介したものもCOME TOGETHERと併せて聴いてみて下さい。
もしかしたら、どこかで同じ血が流れてる瞬間を皆さんにも感じてもらうことが出来るかもしれません。

そうやって好きなアーティストが影響を受けた音楽を好きになるってサイクルとても面白いなと思っています。
アジカンのゴッチさんが年末にFuture Timesのサイトで今年の名盤10選を紹介してますが、僕も欠かさずチェックしますしね。

またこういう紹介記事書けたらいいなと思ってます。


改めてQOOLAND 『COME TOGETHER』をお楽しみ下さい。

では!

僕たちQOOLANDのフルアルバム『COME TOGETHER』が明日12/9にいよいよリリース。そして本日は待ちに待った店着日。

手に取ってくれた人には沢山聴いてもらいたいし、そうさせる自信のある作品でもあります。

でも、ただQOOLANDの作品として受け止めるだけじゃなくて、僕らにどんなバックボーンがあるのかを知ってもらえたら、この作品を聴くことに更に深みが出るのかなと思いました。なので、僕の血肉となった音楽を色々紹介してみようと思います。

今回は邦楽編!

the brilliant green

多分このバンドを知ったのは小学校四年生か五年生くらい。
当時学校から帰っては家でダラダラしてた僕を見かねた母親が『何かしら習い事でもしてみなさい。』と勧めてくれたことでドラムを習い始めることになるのですが、そこで他の生徒さんが叩いてたのがブリグリのThere will be love there -愛のある場所-という曲でした。

めちゃくちゃポップなメロディーで曲としての完成度が凄く高い。けど日本的なポップスじゃなくてOASISのような伸びがある心地良さや、ゴリゴリしたグランジなギターサウンドだったり、アプローチには洋楽の背景が要所に出てきて彼らのバックボーンが伺えます。

ドラム的に何か大きな影響を受けたとかは無かったんですが、今聞くと凄く細かいゴーストの使い方や、リズムのポケットが秀逸で流石だなと思います。メンバーにドラマーは在籍しておらず、スタジオミュージシャンが叩いてます。



ゆず

誰しもがご存知のゆず。
中学時代の友達がゆずの弾き語りを始めたのをきっかけにギターを教えてもらい、その時からゆずを聴くようになりました。
貯蓄してたお年玉で3万円のヤマハのアコギを購入し、ゆずのスコアをひたすらコピーしてた記憶があります。
曲が展開する時にセブンスコード挟むのが僕は好きなんですけど、多分この辺はゆずの影響かも。
コード進行をアレンジする際は今でも中学の時に買ったゆずのスコアから拝借することが多いです。


HI-STANDARD

青春オブ青春。
僕をドラマーとして駆り立てたきっかけのバンド。今でこそメロコアシーンでは当たり前になった高速ツービートですけど、当時小学生の僕にはあまりに刺激的なスピードビートで、それはもうハマりにハマった。早弾きに憧れてギター始めた少年と同じノリですね。
当時通ってたドラム教室にいた高校生の兄ちゃんがハイスタをバシバシ叩いててそれがまたカッコ良かったから大いに影響を受けたのもポイント高いです。
今でも大好き。



ASIAN KUNG-FU GENERATION

これもみんなご存知アジカン。
所謂メガネロックと呼ばれるシーンにおいて最も成功したバンド。多分。
高校生の時に友達に教えてもらってどハマりした記憶があります。
そのアルバムが『君繋ファイブエム』だったんですが、このアルバムが僕の中では今でもアルバム作品においての指針になってる気がします。
勿論、QOOLAND『COME TOGETHER』を作る上でも大きく道筋を拓いてくれたと思っています。けど、あくまで僕の中でです。


くるり

みんな大好きくるり。
全然商業的な音楽じゃないけど、純粋な良さだけで地位を築き上げたバンドだと思います。
音楽的な話になりますが、くるりのメロディーって起伏が殆どないんです。
けど、これだけ音楽が良いのはコードワークでちゃんと景色が見える要素だったり、メロディーの流れにちゃんと物語があるからだと思うんです。
そして、メロディーの良さはコードワークによって生かしも殺しもされることに気付かせてくれました。

あと、絶対紹介しときたいのは2004年頃在籍していたドラマーのクリストファー・マグワイア。『くるくる節』というDVDで彼の活躍が堪能出来ます。
死ぬほどカッコいいし、兎に角大胆。
ドーンも出せるし、細かいアプローチは恐ろしく緻密。
好きなドラマーを聞かれて真っ先にこの人が出てくるくらいには愛おしいドラマーです。

くるりとは2014/5/25に対バンさせてもらえました。今でも深く深く思い出に残ってます。

音楽として好きなくるり

クリストファーを知るきっかけとなった映像

the band apart

衝撃中の衝撃。
音楽ってここまで出来るんだと、既存の音楽の限界を打ち破ったバンド。
コード、リフ、ギターの絡み、リズム遊びと影響を受けた要素が多すぎる。
QOOLANDにもバンアパイズムが多く含まれていて、COME TOGETHERの11曲目『Today Today Today & Yesterday』なんかはまさしくって感じです。
歌が無くてもインストゥルメンタルだけで聴けちゃう美味しさですね。
今も大好きだし、参考にさせてもらうことが非常に多いバンドです。


上記以外にも勿論沢山あるんですけど、ゴリゴリに影響を受けたのはこれらかなと思います。
こうやってまとめてみるとあんまバンドマンらしくないチョイスというか、普通にポップミュージックとして聴かれてる音楽が主だなと思いました。
QOOLANDも勿論ポップミュージックとして聴いてもらえることに重きを置いてますし、やっぱり僕はポップスが好きです。


明日はいよいよQOOLAND 『COME TOGETHER』がリリース!

お楽しみに!

相変わらず昔からブログというのは苦手というか、更新が出来ないな。怠惰なんでしょうか。すいません☆~(ゝ。∂)

11/1名古屋池下UPSETにて名古屋では初のワンマンライブでした。
東名阪ワンマンツアー『大切なお知らせ』と題しまして、各所でQOOLANDからの大切なお知らせをして周るというものです。

そして、名古屋で発表されたのは前々からジワジワを製作を続けていたフルアルバム『COME TOGETHER』のリリース発表です。12/9(水)に全国リリースします。

COME TOGETHERジャケット
{7AE6E754-5DCC-420F-B441-31F822BE8D4D:01}


今回、タワーレコード、HMV、ヴィレッジバンガードでは豪華購入特典が付いてきます。更に初回生産分には『このアルバムを他の誰かに聞いて欲しい』って人に渡せるカード『Share Together』なる物が付いてきます。

詳しくはHPかたくろーのブログ『ファンタジック三冠王』を参考にして下さい。

QOOLAND オフィシャルHP
http://qooland.com

ファンタジック三冠王
http://lineblog.me/qooland/


いやね。凄いです。
特典もワラワラ付いてきて凄いけど、普通に音楽そのものが。
11曲これでもかってくらい厳選した内容にしましたし、自分達でも気に入ってる曲ばかり。
個人的な比較なんですけど、2003年にリリースされたASIAN KUNG-FU GENERATIONの『君繋ファイブエム』という作品に僕は大きな衝撃を覚えた記憶があります。今回の『COME TOGETHER』にはその時の同じくらいのパワーを感じました。謙虚めに見てもPOPSとしては抜いたかもしれないぐらいの自信を持ってます。
そりゃ他人に言わせれば色んな意見が交錯すると思うんですが、このアルバムに込められた我々の想いや発せられるパワーってのは尋常じゃない。
元を辿ればクラウドファウンディングで多くの人に支援してもらい作られたアルバムで、多くの人の願いや想いが詰まったアルバムでもあるんです。
きっと多くの人の心に響くと確信しています。

誰でもいいわけじゃない。応援してくれるあなたに向けて作りました。
そして、応援してくれる『あなた』が1人でも多く増えることを願っています。



8月がまだ終わってないというのに、蝉の声は聞こえなくなり、外気は肌寒くなりました。

夏という季節は僕にとって最も大切な時間で、一年で最も多感になる季節です。

なんというか、ノスタルジーが詰まってる。

しかし、今年は冷夏なのか随分と涼しい日が続いたので、イマイチ『夏!』って感じはなかったですね。
住んでる場所柄なのかしら。

それでも楽しいことは沢山ありました。

特に例年楽しみにしているのは夏の全国高校野球大会です。今年は大会100年目だったのですね。知人の弟が東海大相模高校野球部らしいので初戦から応援することに決めてたましたが、この高校強すぎた。
相模優勝おめでとう。



そんで誕生日。
8/12生れです。
スタッフのクガシンヤ(モトラ)は8/11生まれなので1日違い。
僕らは多分、他の人らより誕生日祝ってもらえることを極端に喜ぶと思います。

何故なら、お盆生まれだから。

昔からそうですけど、お盆って大体みんな帰省するじゃないですか。
そんなもんで、昔から誕生日になると友達が行方眩ますって印象が強いです。
そして誕生日誰も祝ってくれない。
結構悲しい。

最近はTwitterで沢山のお祝いの言葉をもらえるので本当に嬉しいです。
今年も祝ってくださった方、ありがとうございます。


次にレコーディング。
レコーディングをすると、普段は気が付かなかった弱点が一気に見えてきます。ライブでは見えてこない課題が丸裸。恐ろしい反面、課題が与えられるのは楽しいです。

クラウドファウンディングで頂いた資金を元にフルアルバムを作ってます。半分撮り終わって既にカッコいい作品が見えてきてます。

楽しみに待っていてください。


時間って気付けば多くが過ぎていってます。
9月はレコーディング、ライブで予定はほぼ一杯。1日1日を噛み締めて過ごしたいものです。