現在のものにつながる味噌、醤油、豆腐の始まりは大体、8世紀初頭前後らしい!すなわち、つい最近まで(50年前まで)の約1200年間、これらを調味料やタンパク源にして、米(穀類)、野菜、魚を食べる生活を続けたことになる。
① 味噌の歴史
日本の味噌の原型は歴史が古く、弥生時代だとする説がある。日本においては縄文時代から製塩が行われ、醤などの塩蔵食品が作られていたと見られる。縄文時代後期から弥生時代かけて遺跡から穀物を塩蔵していた形跡が見つかっている。古墳時代からは麹発酵の技術を加えたものとなった(wikiより)。
中国からの伝来説では、その歴史は飛鳥時代から始まり、味噌の起源は古代中国の大豆塩蔵食品の「醤(しょう・ひしお)」だと言われています。醤になる前の熟成途中のものがとてもおいしかったので、これが独立し味噌という食品に発展したのです。このことから、未だ醤にならざるもの、すなわち「未醤(みしょう)」と名付けられ、みしょう→みしょ→みそと変化したと推定されています(参考)。
② 醤油の歴史
日本における最古の歴史は弥生時代とされている。肉醤、魚醤、草醤であり、中国から伝わったものは唐醤と呼んだ。文献上で日本の「醤」の歴史をたどると、701年(大宝元年)の『大宝律令』には、醤を扱う「主醤」という官職名が見える。また923年(延長元年)公布の『延喜式』には大豆3石から醤1石5斗が得られることが記されており、この時代、京都には醤を製造・販売する者がいたことが分かっている。また『和名類聚抄』では、「醢」の項目にて「肉比志保」「之々比之保」(ししひしほ)についてふれており、「醤」の項目では豆を使って作る「豆醢」についても解説している(wikiより)。
③ 豆腐の歴史
古くは奈良時代(710~784年)に、中国に渡った遣唐使の僧侶等によって伝えられたとされていますが、明確な記録はありません。豆腐が記録として登場したのは、寿永2年(1183年)、奈良春日大社の神主の日記に、お供物として「春近唐符一種」の記載があり、この「唐符」が最初の記録といわれています。いずれにしてもわが国で豆腐が造られたのは、奈良・平安時代からといえそうです(参考)。
一般に豆腐は中国から日本へ伝えられたとされるが、空海によるという説、鎌倉時代の帰化僧によるとする説もあるなど様々な説がありはっきりとしていない(wikiより)。