ヒビノタネ ★ 旅と食べまきとアートな毎日 -3ページ目

ヒビノタネ ★ 旅と食べまきとアートな毎日

万年英語勉強中なダメ女ですが、旅が好き!今は食べまきにハマり中でアボカドやらパイナップルやら栽培してます!相棒はシュナウザーのハカセ。

街歩きにも慣れて、だいたいの地理がわかるようになった頃、わたしは市内観光に物足りなさを感じはじめていた。
結構見つくしちゃったんだよなぁー
 
でも、おひとり様ビーチだけは絶対にやるまい!
一人映画、一人旅はイケても、一人ビーチは…!
 
「何言ってんの!せっかくコタキナバルまで来てるのにもったいないよー!」
 
そう後押ししてくれたのは現地ツアーで一緒だった日本人女性2人組。
 
 
えー、そーお?
 
誘惑に負けてしまったよねー
 
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ジェット船でブイブイン飛ばし、着いたのはマヌカン島。
これぞ南の島!
トロピカルアイランド!
という見事なまでの出で立ちでテンション上がるー!!
 
桟橋から魚も見えちゃうくらい水が透明だっ
水着はないが短パン履いてるから足だけなら浸かっちゃうー♡
 
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すぐそばを魚が泳いでて、鳥はさえずってて、心地よい風が頬をなで…
 
んああぁぁぁぁーーっ!!!
( ̄O ̄;)
 
がっつり波にヤラレタ。
さっきまでお尻のポッケにiPhone入れてたけど、写真撮ろうと手に構えてたその瞬間である。
これが唯一の救いか。
 
てゆーか、短パンデニムだから乾きにくいのにーっっ!!
 
帰りどーすんだコレ…
あたしゃこの後コタキナバル戻ってクアラルンプールまで飛ぶ予定なんですけどー!
 
外はロングスカートあるからいいけど、濡れたおぱんつと共に帰国とか勘弁してくれ (;´Д`A
 
…ま、まさかのノーパン??
 
いやいやいや、さすがにアラサーのノーパンは許されないってことくらいわたくしわかってますよ。
それに万が一、出国審査で引っかかったとき恥ずかしすぎるではないかっっ!!
…これは絶対に避けなければならない。
 
やっぱ乾かすしかないな。
 
着替えようにも、トイレは中も外も何の水かわからんが辺り一面ビチャビチャで、リュックかけるフックも荷台もなく(泣)
荷物置けない着替え出せない!着替えられない!
なわけで、
ねぇ、ちょっとコレ出して!とか、コレ持ってて!ができない
…これがおひとり様の辛いところか。
 
一眼レフにiPhoneに現金にパスポートに…と貴重品全部持ってるから、それを目の届かないとこに置いとくとか怖いし。
 
 
よって、日当たりのいいとこで無駄に立ってみたり、乾いた石の上に座って水分吸ってもらったり(笑)
そんな涙ぐましい努力の結果、びしょ濡れ→湿っぽいくらいまでに回復した。
 
グッジョブあたし( ̄▽ ̄)♪
 
しっかりオチつきで楽しんだのがなんともまーちんさんらしいというかなんというか(笑)
 
 

 

パチンコで玉うまく当てられる?

 

は?

 

Y字になった枝でポーンって石飛ばすアレだよー

わたしめっちゃ下手でかすりもしないんだよね。

あと吹き矢も全然飛ばない。

やっぱライフルみたいに玉が回転しないと飛距離が伸びないんだよ…

 

…絶句。

 

そんな会話を繰り広げたわたくし。

周りから引かれないように気をつけねばっ!(`・ω・´ ) 

 

パチンコやら吹き矢やらを体験したのは首狩り族の村でのこと。

 

その昔、首狩り族という部族がおってだな…

殺した相手の首を持ち帰り、家の天井からぶら下げておったんじゃよ。

 

そんな年寄り語りが似合うカルチャービレッジへタクシーを飛ばした。

 

 

コタキナバルには2つのビレッジ(マリマリとモンソピア)がある。

早い話が、日光江戸村的な昔を体験しよう!という施設。

 

マリマリはやる気に満ち溢れていてツアーもばんばん組まれてるしとにかく人気!

それに対し首狩り族だけに焦点を当てたモンソピアは行く人がほとんどいない、さびれた施設だった。

それはもう、みんなから「なんでモンソピア?」と言われるほどに。

 

 

 

ダンスショーを見る人、オンリーミー♡

さぁ観客のあなたも参加しましょう!とステージに上げられる。

 

誰もいない客席。

 

残されたのはわたしのバックパックだけ…

 

ねぇ、何のためのダンス…?

ねぇ、誰に見せるダンス…?


マジでわたし以外の客がひとりもいないのよ!

これ、わたしが払った1人分の入場料でみんなのバイト代はまかなえているの??

大丈夫??

外国人観光客のわたしでさえ経営状態が心配になるほど。

 

つきっきりでガイドしてくれて、さぁこれをしなさい!これを見なさい!と色々してくれたし、わたしのためだけにショーやってくれたんだし…何かおみやげ買ってあげないと申し訳ない気がしてくる。

 

書いてて思ったけど、秋葉原とかでバカ高い油絵でも買わされそうね。わたし(笑)

気をつけよう…。

 

 

しかしそのおみやげラインナップも残念なものばかりで、人がこないのもうなづけてしまうのだ。

 

楽器のレプリカ、骸骨の形の瓶、ココナッツオイル、何の草だからわからない手作りのタバコ(怪しさ満点!空港で捕まりそうなことこの上なし!)、火起こしキット、プルトップ(缶の蓋)でつくったベルト、ストラップ

 

プルトップ製品なんてどこの貧困地帯だよ!

 

福祉センターの子供達が作りましたーみたいなやつで、お金払ってまでお土産にしたい人がいるのか、心の底から疑問です。

 

部族の女性陣はこんなことしてました〜♪と展示していただけのビーズ細工売った方がよっぽど売れるよ!! 商売になるよ!!

 

 

 

さて、ここの1番の目玉は「首刈り族」という名の通り、戦いで勝ち取った人の首を今も飾っていること。

 

 

天井にずらりとぶら下げられる頭蓋骨。

古くて管理もさほどされてないので(冷房設備なし)よく見ると結構割れちゃってるのが残念。

 

 

ちなみにこの記事の1番上の頭蓋骨はオランウータン。

こっちはケースに入れて展示されてるのに、ホンモノの人間の頭蓋骨はそのままなのはなぜなのか…

 

敵の骨だから?

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わたくし、旅先でのおいしいおみやげを探すのが絶望的にヘタである。

いつもみんなおいしいのくれるから本当に不思議で、どうやって選んでるのか聞いたけど、「テキトー!」と言うじゃないですか。

なんだよ。テキトーって!

どれがいいか考えて考えて考え抜いてハズれるわたしは…
…もう何も言いますまい。


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これはクイチンチンというお菓子。
レンコン好きだし♪と買って後悔した代物である。
古い油で長時間揚げました…みたいな味で1つでギブ。
ネーミングも味も残念であった。クイチンチン。


そしてこの能力は、悲しいことに食べ物以外にも当てはまる。
いい人か、悪い人か。
本物か、偽物か。

もうね、ぜーんぜん見抜けないの!

なぜ…orz


モノに関しては、あちゃー!失敗しちゃったなー!で済むからまだいいけど、人に関してはそうもいかず。
あれ?こんな人だったの?とかあって無駄に傷ついたりするわけですよ!


ほら、2世俳優くんが性犯罪やっちゃったじゃないですか。
すると共演歴ある人たちが「危なっかしい人だった」「距離感が近い人だった」と言っていて、実はみんな予知していた!みたいになってるけど、これわたしだとまず気づかない。
残念ながら。
ノリのいい人だな、くらいしかわかんない。


…ちゃんと見てないってことなんだろうか。

っていうか見るっていったいどこを!!


「まーちんさんって鈍いよね」と言われたことあるけど、鈍いってやーね。
もっと鋭く生きたいもんです。


見抜く力があるとおいしいものを選べるし、イヤな思いもしなくて済むし、偽物もつかまされないし、なんでも得だよねぇ


今のわたしにわかることは、山梨の信玄餅、仙台の萩の月はテッパンということくらいです。


おいしいおみやげリスト誰か作っておくれ。
そんでもって良い・悪いの見極め方を誰か教えとくれ。