貴重な経験をしているので、
「学んだことを共有しよう」
というシリーズのつづきです。
これまでの流れはこちら。
さて、表紙です。
本文を書くよりよっぽど悩みました。
アートディレクターの蝦名龍郎さん
に作ってもらった元のデザインは
こんな感じでした。
メッセージしましたので、
沢山描いてもらった挿絵も表紙も
モノクロで統一しました。
とても気に入っているのですが、
出版社さんからは
「格好良いけどAmazonの画面で
見ると目立たない可能性がある」
とのご意見を頂きました。
なるほど、
確かにある程度の
注目を引かなければ売れません。
楽しく進めていて
うっかりしてましたが、
これは売り物なのです。
読んでもらってはじめて
価値があるのですね。
そこで蝦名さんに相談しました。
「カラーがない、
といいつつカラーが欲しいんです」
「なかなか難しいですねぇ、
…やってみます」
蝦名さんはいつも頼もしいです。
そしてまず、
二つの案が届きました。
世界観を壊さないパターン↓
何度見比べても迷います。
迷っていたらもう一つもらいました。
こんなのもありだね、とのこと↓
「パターン①のまま、
『ヘアカラー』と『川』
だけに色をつけてください!」
で、
完成したのがこちら。
ヘアカラーの文字に
色をつけて表現しました。
あと、
『川』に色を付けたのは、
私の名前が変わった読み方で、
前川と書いて『まえがわ』と
読むからです。
黄緑を選んだのは、
そんなこんなで進めております。
次は著者プロフィールの作成です。
BGM:ドレスコーズ
『オーディション』