シャンプーの選び方 再改訂版 | 韮崎市の美容室美容院アールミューのブログ(AL - μ )0551-22-0448 北杜市 甲斐市 南アルプス市 美容院 美容室

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基本的に市販のノンシリコンシャンプーはダメなので、それでもご自分でシャンプー選びをしたい方向けに書いています。

髪を相手に仕事をしていると、色々な事があります。

2ヶ月前には普通の髪だったのに急に傷んでたり(>_<)

傷み方も様々で 例えば


①根元からつぶれるヘナヘナにへたった髪だけど乾燥してる(これが一番困ります)

②細かくビリビリになっている

③しっとり ベタベタしている

④乾燥が激しくて膨らむ

等々

その原因は カラーやパーマの施術が原因の一つでもありますが、シャンプーが重大な原因である事がほとんどです。

いつも髪が変になってるお客様にはシャンプーは何をお使いなのかお聞きしてます。

そこで多いのは

①石鹸シャンプーをつかっている

②ノンシリコンシャンプーにかえたら傷んだ

③通販でしか買えない特別なシャンプーを使ってる

④化粧品会社やサプリメント会社が作ってるシャンプーを使ってる

こんな感じです。


意外に市販の普通のシャンプーを使ってる方はパーマ&カラーもしていても それほど傷んでいる方はいません!
意識が高くて ノンシリコンシャンプーにしてる人ほど傷んでいます(TT)


しかし

シリコン入りシャンプーは パーマやカラーの邪魔をするばかりか
ベタベタ重い髪になってしまうので
ノンシリコンシャンプーを使った方がいいのは確かです。


かずのすけさんという方が科学的に説明してくれているので 読んでみて下さい。

ノンシリコンシャンプーについて


ノンシリコンを選ぶ場合、ノンシリコンだから良いって訳じゃありません。
 洗浄力(成分)で選びましょう! こちらの観点から市販はダメだと私は思います。


まずは優しい洗浄力の物から

両性イオン系界面活性剤

コカミドプロピルベタイン
ラウラミドプロピルベタイン
コカミドプロピルヒドロキシスルタイン
ココアンホ酢酸Na
ラウリルベタイン
ラウリルヒドロキシスタイン
ココアンホ酸Na

アミノ酸系洗剤

ラウロイルサルコシンTEA
ラウロイルアスパラギン酸Na
ラウロイルメチルアラニンNa
ココイルメチルアラニンTEA
ラウロイルグルタミン酸Na
ココイルグルタミン酸Na
ココイルグルタミン酸TEA
ココイルグリシンK

次に 洗浄力が強い物(良くない物)

高級アルコール系洗剤

ラウリル硫酸Na
ラウリル硫酸アンモニウム
ラウリル硫酸TEA
ラウリルベンゼンスルホン酸Na
オレフィン(c14-c16)スルホン酸Na


当店で販売しているシャンプーの洗剤は

スルホコハク酸ラウレス2Na
(高い洗浄力を持つが 皮膚や粘膜には低刺激 泡立ちが良い)

ラウリルベタイン(洗浄力の弱い両性界面活性剤で低刺激  洗浄力を弱める性質も)

ラウラミドプロピルベタイン(両性界面活性剤で低刺激  洗浄力を弱める性質も)

です。
高い洗浄力を 洗浄力が弱い両性界面活性剤が補って 泡立ちの良いバランスの取れた、マイルドな コスパの良いシャンプーだと思います






縮毛矯正をしたりアイロンを毎日する方は髪が熱でタンパク質変性をおこしてしまって、パーマがかかりにくくなります。


しかしタンパク質変性は熱以外でもおこるみたいです。これがシャンプーによってパーマが邪魔される一番の原因かもしれません。

ラウリル硫酸ナトリウムはもはや洗剤じゃない!

シャンプーボトルの裏を見てみて下さい!


僕が一番ヤバイと思っている石鹸シャンプーについて

石鹸シャンプーの危険性


僕が常々傷むと言ってるシャンプーについても言及されてます↓

ロクシタンシャンプーについて

H&Sシャンプーについて


Ps


新たに分かった事がありました!

何故か白髪が染まらない 又は 急に染まらなくなったって事が多々あります。(ホントにしょっちゅうあります  (。>0<。)  )

それもシャンプーのタンパク質変性が原因の一つみたいです。

今まではシリコンのせいだと思っていましたが、市販のノンシリコンシャンプーを使ってる人でもカラーがはじかれる事がよくあります(´・ω・`)


シャンプーの成分(洗剤)により本来カラーが結びつくはずの部位が変性してしまうと白髪染めも染まりにくくなります。

そしてタンパク質変性した髪に染めた色は抜けやすく そもそも 入れたい色にならないって事も(T-T) 特に赤が入らなくなります。

白髪が染まりにくい方はシャンプーボトルの裏を見て、何の洗剤成分が入ってるのか確認してみて下さい!