雪うさぎ -3ページ目

雪うさぎ

 子供のときから、作文とか読書感想文は苦手で^^。
 つたないながらも、少女漫画と少女小説の紹介をして
いきます。

著:岩館真理子  ぶーけ 



 いうまでもありませんが、岩館真理子さんらしい

繊細な作品です。って、ほんまにいうまでもないです

ね。


 読みきりで1月号でしたので、多分雑誌の発売は

12月・・・・なんで、タイトルに「クリスマス~」がつくん

やと想像します。

 勿論、クリスマスもからめてありますが、ストーリー

の主題というか流れが、恐らくそういった事情にあわ

せた感じ?がしましたので^^。

 ま、漫画は”商品”ですから、しかたないですね。

 それにあわせられる作家さんもすごいと思いますが。


 最近の作品はよんでないのに、批評になっちゃうけど。

ストレートにあわせる作品しかない気がして、こういう風に

情緒的にからめてくるような作品描ける人いるのかな?。

 いるのかもしれませんね。読んでないのでわかりませんが。



 主人公・阿木武夫は苦節をへて、今をときめく小説家に

なった。そして今回、彼の作品の映画化がきまる。


 彼の亡き父は、少し名のしれた俳優でドンファンであった。

 父の生前は、日本で一夫多妻よろしく女を囲い、”自称妻達”

と、その子供たちと共同生活をしていた。それも遠い過去で

週刊誌にたたかれ、その奇妙な共同生活も武夫にとっては

幼少の頃の苦い思い出。


 さて、やっと名が売れた主人公。


 金目当てで、その奇妙な共同生活で一緒だったという

自称”腹違いの妹”がたくさん訪問してくる。

 内容は、”お金をかしてくれ””すむところにこまっているので”

というのが大半。


 その第一号はモデルで女優の卵の”小泉さほこ”。

 だが、彼女は彼の部屋にいすわりはしたものの何も要求して

こない。訪れる”自称・妹”も排除している。


 彼女の目的は何なのか?

 彼の作品で主演女優をえたいためなのか?

 それとも本当に彼女は妹なのか?


 彼の中では、さほこが本当の妹でなければ、いい・・・・

 という感情がめばえてくるが・・・・


「きみは3丁目の月」 マーガレット・コミックス

1988年3月30日 第一刷発行に掲載

ぶーけ 昭和63年1月に掲載




・・・・・ネタバレ・・・・・







私は生まれてすぐ 本当の母をなくしました

1歳のときに 父が再婚した相手が今の母ですが

去年の夏になくなりました


でも母には引き取れなかった息子が一人いました

いつも彼と一緒に暮らすことを夢みていました

彼の書いた あまり売れそうもない本も 一所懸命

買っていました

時々 車の中や ビルの陰から 彼を見守ったりしていました

最期の時まで 彼のことを 気にかけていました


だから 私は 母の代わりに お兄さん逢って

お兄さんのそばにいて・・・・・



 実際には血のつながりはないんですよね。

 この後、どうなったのか・・・・・・

 すごい気にかかるし・・・・

 こういう作品はそのへんが”ずるい”ですがw、

やはり少女漫画のよいとこでもありますね。








 クラウンちゃんとの水草バトルにも疲れたので、

パールグラスの茂みは断念。ブルーグラス水槽

から、ウィローモスを巻きつけた溶岩石をおきま

した。アクセントに、アマゾンチドメグサ(凄い名前。

アアゾンで血止めにでも使っているのでしょうか?)

をうえました。まあ、近辺にパールも植えましたが、

早速浮かび上がっているw。

 毎日、いきなり消灯はせず、青色LEDの月夜モー

ドにするのですが、このときにプレコタブおとすと、

クラウンちゃんたちを押しのけて、味をしめたグッピ

ーたちが群がってきますw。

 両方からいぢめられる水草たち・・・・。
雪うさぎ  

 

 こちらは、メダカ水槽。

 稚魚もある程度育ったので産卵ネットから開放。

 マツモに卵らしいものも確認しましたが・・・・さて?

雪うさぎ


 今では、”メイン”というても過言ではないブルーグラス

水槽。溶岩石をメインに移し、ほんまに一面水草にしまし

た。リシアネットも2つから3つに増加。

 でも、毎日の水換えにもかかわらず、繁茂が・・・・・・・。

 オトシンとミナミヌマエビの導入を考えもええのかもしれ

ません。

 スネールもある程度みかけますが、爆発的には増えて

いないし、殻が半透明なんで藻食は勿論、アルカリ・カル

シウム増加要員として逆に存在してくれたほうが食物連鎖

的に、そして自然環境に近づけるという意味で、水槽にい

てくれた方がいい感じです。

 もし、オトシンを導入したらスネールの卵は餌になるらし

いですしね。問題は、カワニナかw。メインの水槽のほうで

週一の1/3したら結構地中にいたんですよね。


 こっちは、ホタルの幼虫のエサなんでデリケートやから

換水の度に、ある程度いきたえとるんやろうけど・・・・。

 と、思うのは、以下の通り。

 清流でないとホタルがいない。ホタルの幼虫の主食はカ

ワニナ。つまりカワニナも清流でないと多分、生きられない。

何故ならカワニナがたくさん育つなら、ホタルの幼虫も食べ

物に困らないからです。

 語弊があるかもしれませんが、”汚い”川にホタルがい

ないのは、子孫が育たないからでしょう。

 ただ、こちらは水槽に限った話やし、卵胎生魚ならぬ、卵

胎生貝なんで、稚貝で産まれてくるんで、増殖した場合、

ある意味スネールよりやっかいです。

 そのカワニナが増殖するってことは、水質管理が行き届い

とる証しでもあるんやけどね。

雪うさぎ


 メダカ稚魚ちゃんもときはなち、余った産卵ネットを、どうし

ようかなー?と活用法を考えた結果、ブルーグラス水槽に設置w。

 稚魚はいれず、メイン水槽で大繁殖し、浮かび上がったリシア

を浮かべてます。リシアを捨てるのはもったいないし、ならいっそ

のこと繁茂に悩んどるブルーグラス水槽の水草要員の一員にな

ってもらおうではありませんか!。ま、わずかな要員ではあります

が。

 見た目は悪くなりますが、こちらは鑑賞用ではなく、”ブルーグ

ラス”保護・育成が目的の水槽ですしね。


 そして、この水槽初の稚魚ちゃんたちも、親魚を恐れず水槽前

面にでてくれるようになるまで育ちました。

 後は、きれいなブルーグラスがでるのが、どの程度いますか。

 楽しみでもあります。

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 善良なタイプの妖精(フェアリー)が唯一、

人間に害をなす癖がチェンジリングです。
 取替え子というのは、妖精が人間の赤ん

坊や乳母を盗み、その代わりにおいて行く

もののことです。


 取替え子は三種類あります。

 1つは、だいたい人間に見える形をした

丸太ん棒で、これはグラマー(魔力)によ

って生命があるように見えるため、それが

だんだんと衰え、死んだようになると、嘆き

悲しみ家族の手で葬られます。

 この丸太は、大人が盗まれた場合に使う

ことが多く、その大人とは妖精の赤ん坊を

養うのに必要な乳母であったり、また妖精
の幼子がせがんだ若い美女であったりしま

した。

 2番目に、成長しない妖精の赤ん坊があ

ります。人間の乳が良い効果をあげられる

かもしれないということから、その母親が納

得し、また周りの妖精にしてみれば、美しい

人間の赤ん坊が、妖精の国に新鮮な血をも

たらしてくれるのは大歓迎でありました。

 3つめは、一番有名ものですが、年をとっ

てくたびれてしまった妖精です。

 終わることのない生活にあきあきして、世

話をしてくれる母親の腕の中で休むことだけ

が嬉しく、食べさせてもらい、甘え、いつまで

も可愛がってもらおうというものです。

 取替え子が信じられていた時代には、突

然病気に襲われた子供は、取り替えられた

と疑われたり、妖精が子供をまた取り戻しに

来るだろうからと虐待されもしました。

 取替え子が妖精の赤ん坊であった場合、

時々その妖精の母親が子供を返してもらお

うと助けに来るケースがあります。



「アイルランドの古伝説とまじないと迷信」より。

 妖精たちが、生まれたばかりの赤ん坊を取

ろうと、とても大胆な襲撃をかけた。両親が眠

っていると、戸が勢い良く開き、背の高い色黒

の男が家の中に入ってきた。その後から年老

いたハッグ(hag)が、しわくちゃで毛むくじゃら

の子供を腕に抱えて入ってきた。母親は目を

覚まして夫を起こすと、夫は飛び起きて、侵入

者に向かっていった。手にしたローソクが2度

吹き消されたが、夫は、火箸をつかみ、年老い

たハッグを家の外に追い出した。夫婦がローソ

クに再び火をつけると、赤ん坊はいなくなってお

り、そこには毛むくじゃらの取替え子の姿があ

った。

 夫婦が悲嘆にくれていた時、戸が開いて、頭

に赤いハンカチを着けた、まだ若い女性が入っ

てきた。何故泣いているのかと尋ねられた夫婦

が、女に取替え子を見せたところ、女は嬉しそう

に笑って言った。

「これはわたしの子よ。今晩、あなたたちの美し

い赤ん坊をさらった仲間が、わたしから盗んだ

のよ。けれど、わたしは自分の子供の方がいい

もの。もしこの子を返してくれるなら、子供を取

り戻す方法を教えてあげるわ」
 夫婦はすぐに取替え子を女に渡すと、女は麦

の束を3つ持って妖精丘に行き、それを1つずつ
燃やして、赤ん坊をちゃんと無事に帰さないと、

丘の生き物を全部燃やすぞ、と脅かせばよいと
教えてくれた。夫婦が教えられたとおりにすると、

子供はすぐに二人のもとに返された。妖精た
ちにとって、丘の茨を焼かれてしまうのは、我慢

できないことなのである。

 今回は、グッピーちゃんの性転換について^^。


 その前に、メイン水槽で青LEDモード(月夜モード?)

のときに、プレコタブおとしたらなんとか写真とれたデカ・

クラウンちゃん。大きいよ!水槽規模に合わせて大きくな

るはずが・・・・。ま、生き残ったのが3匹というのも、水槽

という閉鎖された空間の中でも、自然淘汰がおこり、良い

数なったのかもしれません。
雪うさぎ


 さて、ブルーグラス水槽。

 稚魚は一応確認できたのは10匹程度でしょうか。

 あとは、光量が多すぎらしく、水草の育成はあんまし

かわらないのに、もが発生しちゃったので、またライト

を1つに戻しました。

 とりあえずものついた水草は水洗い。リスのしっぽ

は先端やけトリミングしちゃいました。

 その後、2/3のかん水と粗塩を大匙1杯追加。

 ミナミヌマエビとオトシンの投入も考えましたが、この

水槽は混泳はさせたくないので、暫く様子みます。

 多分、立ち上げのときに水作りを急ぎ過ぎたので、

液肥や添加物を入れすぎたのも原因やと思います。
雪うさぎ


 そして、成魚を5匹に増やしました。

 と、いうのも綺麗すぎるグラス模様やな・・・・と思っ

ていたメスに、ご立派なゴノポが・・・・、いあ、ヒレが

まとまったやけか?

 あれ?こないだまでヒレやったような?。と、まさか

の性転換疑惑やし、性転換した個体は生殖能力が

低そうなのでペアを追加して5匹になりました。

 ま、体型はメスのままなんやけどね。


 今まで卵胎生魚は性転換するものと思いこんで

いましたが(ソードテールは確認されてます)、調べ

たらグッピーに関する論文では、ホルモン剤投与時

におけるものしか発表はされてないそうで。

 その論文をざらっとやけ読んだ感じは、自然でも

おこりうるが、実験結果では自然では雌雄の区別が

100%やったみたいで、これやけみると性転換するもの

と思っているのは勘違いなのかもしれません。

 人間でも、以前ドラマにもなった”IS”とかありますし

ね。


 余談。

 中高位で習うので知っていると思いますが・・・。

 メスはXX。オスはXYです。Xが1つしかないXO

タイプは、Y遺伝子がないので必然的にメスになり

ます(ターナー症候群)。

 これに優性の法則を加え細かくいうとするならば、

メスはXxXx、オスはXxYyになりますね。

 先の論文では稚魚として放出された瞬間に100

%で、性遺伝子が確定していたそうです。


 ここからは、遺伝学の話になりますが、哺乳類の

受精段階では、全ての子孫がXXです。これが、何

らかの要因があり(まだ解明されていません)、XY

へと変化して雄が生まれるわけです。

 このダーウィン流にいえば”突然変異”、自然科学

流にいえば”パラダイム・シフト”がなければ、この

世界に雄は存在しなくなってしまいます。

 一昔前にあった世界の女性しかいなく、最後の生

き残りの男を捜すようなw。

 「PHENIX WARRIER」という映画はおもろかった

けどw(邦題は何やったかな。「アマゾネス~地球最

後の男」とか、そんな感じやった気が。


 そして個人の見解。

 卵胎生魚は特殊な生殖で、メスのおなかの中で

孵化して稚魚として生まれてくるわけです。

 同じ卵胎生魚であるソードテイルが雌雄判別後に

性転換するならば、グッピーやプラティにもありえる

のではないでしょうか?

 今まで、グッピーをこうてきた中で、「あんた、絶対

性転換やろ?」って思うのを何回も目の当たりにし

てきましたし。

 ま、わかりませんけどね。


雪うさぎ


著:高瀬由香   FC別コミ


 やはり、高瀬由香さんの作品は、絵もさることな

がら、主人公もかわいいし、ストーリーもいいですね。


 現在では(というても、ほんまの”今”はしらんけど)

絵も完成されたものになってる感じがしますが・・・・

この頃は、少しタッチが粗かったでしょうか?

 ”今”に比べれたら・・・の話やけど。


 主人公・香子の通う学校は、田舎で坂道がきついが

香子は気に入っている。

 何故なら、空気はいいし、眺めもいいし、暗くなれば、

星も綺麗だから。


 通学途中に自分が思っていることと同じことをいう

話しが聞こえてきた。

 「誰だろう?嬉しいな」と思って見ると、昨日”とある

こと”で、笑われてしまった青年であった。

 

 その青年(志雄野)・・・・香子の高校に”教育実習

生”として来るのだけど・・・。


 勿論、主人公は、その青年に思いを寄せて・・・。


 途中、他の女生徒が、志雄野に告白するのを主人

公が目撃したり・・・と、鋳型といえば、鋳型な展開も

あり・・・そしてラストは・・・・と、昭和の少女漫画の王

道といえば、そうなのでしょうけど、短編でこれやけ

つみこまれていて、安心して読めて、読んだあと、ほ

んわかとする・・・・・ほんまに、高瀬由香さんの作品

は大好きです。


 何回も言うてることやけど・・・・。

 やっぱり、”少女漫画”では、こういう作品が今でも

読みたいです。

 ま、現代の風潮もあるので、これを”現代風”に

アレンジして、描ける作家さんが、でてきたら、凄い

と思います。



「ロマンティックを抱きしめて」

 ユカたんのロマンティックファンタジー2

 表題作 他、短編3作品収録(FC-1612)

 昭和60年1月20日 初版第1刷発行