ホルン吹き竹内修「Canoro Corno♪」

ホルン吹き竹内修「Canoro Corno♪」

canoroとは「歌うような」「音色の良い」のイタリア語

しばらくキャブ不調のまま乗って調整に手をつけられていなかったXLRですが、先日ようやくキャブ調整をしてもらいました。素人じゃ手に負えない。


突然止まる、突然3000rpmくらいまで回転が上がるなどアイドリングが不安定だったXLR、症状を伝えオーバーホールを近所のバイク屋にお願いして預けました。結局パイロットスクリューの調整がメチャクチャだった事がわかりオーバーホールでなく再調整してくれて、「全部ノーマル値にしたから大丈夫だと思うのでしばらくこれで乗ってみて。」とのことで引き取ってきました。

素晴らしい!とても安定したアイドリング!まあ多少バラツキはあるものの概ね2000rpm弱で落ち着いています。暖まっていれば止まることもないし快適。

これで安心して遠出もできるかな。


で、アイドリングが安定したら手をつけようと思っていたのが前後タイヤ交換。オンロードならまだいけるよと言われていたタイヤなんですが、ひび割れと直進安定性が悪かったので、この際気持ちよく乗ろうとタイヤ交換はしようと思ってました。でもそこまでお金をかけるならまずはエンジンの調子が良くなってから!と思ってたので。


今日はそのタイヤ交換に行ってきました。私はオフロードマニアではないしオンロードメイン。でもこれからこのバイクで定期的に行きたいところは山の中の細くて砂利の坂道もある場所。やはりオン・オフ共に走れるタイヤがいい。迷った末に1番普通のダンロップのD605というオフロードタイヤにしました。チューブ、工賃など全コミ約¥30.000。オマケにチェーンも緩かったそうで少し調整してくれて!


交換後早速走り出してみると…


こんなに快適なんだ!妙にハンドルが取られることもなくカーブも安心して倒し込めるし!いいなあ!

オフロードバイク、たのしい‼︎Uターンも余裕でできるしまるで自転車のよう。やはりこういうバイクでバランス感覚養っておくとXJ6ももっとコントロール楽になりそうです。というよりもしかしたらオフロードバイク楽だし好きかも!そしてキャブ車も面白い。



フロントタイヤ


リアタイヤ。パッと見どちらもまだイケそうですがひび割れてめくれているところも。





新品!



中華製タコメーターも付けました。バックライトがレッドゾーンしか照らさないのでなんとか対策しよう…電気系は自分でもなんとかなるのでスタータモーターも自分で直しました。


いいね👍大事に!でも楽しく自分なりにいじって乗っていきます。

やはり軽くてシンプルなバイクはそれなりの面白さがある!


その後XLRはまずエンジンをかけることに慣れなければとなるべく乗るようにしてますが、どうしても始動が難しい。チョークを引いてもかかったりなかなかかからなかったり。で、やっとかかったと思ってちょっと暖気して走り出すとプスプスくすぶって全く速度が上がらない。挙句ある時ストールしてそれっきりかからなくなってしまいました。

近所の小さな個人経営のバイク屋を見つけたのでうちから約1キロ、バイクを押して持っていくと、「プラグびしょびしょだよ!」思いっきりプラグがカブってしまってました。でも個体(6万キロ超え!)としてはとても状態が良いと褒めてくれました。「丁寧にのられてたね。ノイズも出てないしきっとあんまりぶん回してなかったかな。これからはあんたの乗り方次第ですぐノイズ出てくるから気をつけて。」と。で、本当はキャブのオーバーホールを頼むつもりだったんですが、プラグを変えてアイドル調整してくれて。アイドリングが不安定なのはジェットの詰まりだろうからしばらくこれで乗って見て、開けてみるのはそれからがいい。ということで今はそのまま乗ってます。アイドリングでストールしてもセルモーターを直してあるのですぐ再始動できるからまあ安心です。


朝の始動に関しても指導していただきました^^;

今くらいの気温だったらチョークは引かない。チョーク使うのはもっと雪降るくらい寒い時。で暖気をちゃんとすれば安定する!と言われましたが、その後朝かける際はやっぱりセル1発目はチョーク引かないとかかりません。ただエンジンかかったらすぐチョークは戻してアクセルを微妙にコントロールして回転数を調整しています。その方が近所迷惑にならないし。


昔車は暖気する時チョーク引きっぱなしで水温上昇に応じて少しずつ戻してましたがインジェクションになる前の過渡期にセミオートチョークってありましたね。アクセルを一度踏み込むとチョークが効いてその状態でエンジンかけるとあとは勝手に徐々にチョークが解除されていく。


話を戻すと、今暖気は3〜4分というところでしょうか。あとはゆっくり走りながら。停止する時は様子見ながらストールしないようにブレーキにぎりながらアクセルを微妙に開けて。かなり気を遣いながら乗ってますが、この機械と対話してる感が楽しくもある。もうしばらく走ってまだ安定しなかったらまたバイク屋のオヤジさんのところへ持って行きます。


今日はたくさん貼ってあったステッカーを剥がしてハンドル位置を調整して。ステッカーはドライヤーで温めて少しずつ剥がして。苦労しました。まだ残ってますがこれはまた後日。スチールの部分も水垢クリーナーなどコンパウンドでしつこく擦らないとなかなか手強いですが、綺麗になっていくとなんか愛おしい。


これが受け取ってきた状態です。それが…


やっとここまで!余っていたGIVIのベースも付けたのでXJ6と共用でトップケースが使えます。これで買い物も仕事にも使えるようになりました♪

今後自分でやる作業としてはLED補助灯(ヘッドライト暗すぎ)とタコメーターを付けたいと思っています。


XJ6も乗りたいけど、彼は優等生なので今はとりあえずこれを乗りまくってまず調子整えてあげなきゃ!

今までは飲んでる席でできることを第一として一切道具を使わず作っていましたが、今回はペンチのみ使って。ホルンのフォルムと手の位置が一番いいかも。

ホルンはクルークを作るとチューニング管が作れずバロックホルン的になるので、チューニング管付きにしてインベンションホルン寄りで。




昨年末に友人から原付二種のバイクを譲ってもらうことになり、新年早々に登録して引き取ってきました。

ホンダのXLR125R。かなり古いオフロードモデルです。

難点がいくつかあり、フロントブレーキスイッチNG、キャブ不安定、セル気まぐれ(カチンと言うのでリレーは生きてる)。他にもタイヤもそろそろ限界、ヘッドライト暗いと。でもいただきものなのでこれを機に少しバイクを学びます。



症状があらかじめわかっていたので引き取ってすぐにる前にブレーキスイッチと念のためスターターのブラシはネットで購入してありました。なのでスイッチはすぐに交換して問題なし。急ぐのはセルとキャブです。ちょっと新年の用事が終わり時間ができた今日の夕方、セルスターターを取り外し分解。ちょうどこの車種の同じ症状をメンテしていらした方のブログがあったのでそれを参考に。



もう取り外してありますが、これは車体右側。


こちらは左側ですが、モーターを固定しているネジは右側にありますが、ネジを外しても右側からはエキゾーストが邪魔で外せません。エンジンから取り去るのは左側からです。



取り外したモーターです。これからボルト2本抜いてブラシと対面します。


ここは接点なので磨いて。


軸飛び出ている方についている2本の長いボルトを抜くと反対側のキャップが外れます。そうするとブラシの付いた部品が現れます。これは簡単にケースから外れます。


外したブラシがこれ。片側がもうほとんど無いくらいに減っています。そしてカーボンがものすごい量出てきてビックリです。部屋の中に煙のように漂ってきて焦りました!そしてこのパーツが収まっていたケース内側をきれいにして新しいパーツに付け替えます。




あとは元通りに組んだら出来上がり。

大して時間もかからず作業終了しました。


あとは車体に戻してテスト。

結果ちゃんとセルが回るようになりました!

ただ問題点は、給電部のネジが長くて防水キャップがちゃんとハマらない!ので今度加工予定です。もう一度外さなきゃ。でもセルも100%回るようになったので次はキャブレターなんですが、キャブクリーナーで対処できなかったらプロに任せた方がいいかなと。とりあえずできる範囲でいじってみます。なに事も経験ですから。



2023年も残り4日です。今年最後のブログ。


今年は実家に越して1年目だったので、家の修繕と光熱費など家計がどれくらいかかるのかなど今後暮らしていくためのデータ取りや庭の手入れなどにかかる時間労力は?など、そんなことを気にしながら暮らしていました。


そして私の日常、一昨年夏から続く仕事難にもめげずひたすら楽器をさらい中高生、またアマチュアの大人たちの指導に没頭し、自分の演奏も指導も成長させる方向で過ごして来ました。おかげで今まで気がつかなかった自分の奏法のあるべき方向が新しく見えて来ました。現在演奏の仕事は10分の1以下に減ってしまいましたが、今まで以上に納得のいく演奏ができる確信が得られたことはとても大きな出来事でした。その意味では今演奏仕事が無いことはポジティブに考えるべきなのかもしれません。指導にしても今まで以上に子供達と関わってあげられたことで指導できる範囲が広がり、より納得のいく結果が出るようになりました。


水泳を始めて身体を動かすことの大切さも実感。今まで問題を感じていなかったブレスももっと効率よく取れるようになった気がします。


今年いいことたくさんありました。

ここに引っ越してからアンサンブルもできるようになったので、お弟子さんたちと五重奏をやりました。

中学時代の吹奏楽仲間と集まって混合の四重奏やったりそのアレンジしたり。

同世代ホルン吹きとの交流もあって四重奏したりホルン談義したり。

お弟子さんたち遊びに来てくれたり。

遠い後輩ピアニストと二重奏して高校文化祭でミニステージやったり。

出身中学の指導に関われたり。

8年ぶりに頼まれた女性コーラスとの共演。

何十年ぶりでパッタリ街でお会いできたホルンの先輩!

友人のコンサートを聴きにたくさん行けた。

高校終業式でのハレルヤ、トランペットで部員に混じって演奏できた。


他にもいろいろ。みなさんのおかげで楽しく幸せな時をたくさんいただくことができました。唯一残念なのは本当に演奏機会がほぼないことと、収入がついてこないこと。次回の確定申告が恐ろしいですが現実は変えられない。来年はたくさん働かせていただけますように!


来年もホルンレッスン、アンサンブル、オーケストラなど分奏合奏指導、レコーディング、ミュージカルオケ、シンフォニーオケ、各種本番などご依頼お待ちしております。


今年一年お世話になりました。来年も精進してまいりますので、どうかよろしくお願いいたします。

みなさま、良いお年をお迎えください。