組み替えすことになるとは知らず、意気揚々とブレーキアーチを取り付けました。

ここは特に命がかかっているパーツなのでグランボアのセンタープルブレーキを奮発しました。ロードバイクで一般的なサイドプルブレーキ並みによく効くからです!

 

 

取り付けて驚いたことにシューがリムにギリギリ届かない . . . !奮発したということは高かった!ということです(泣)どうするかは追い追い考えるとして、今は何も考えられないと言うことで前回先送りにしていたタイヤを探してみることにしました。

 

 

色々調べてみた結果わかったのは、結局24インチ(24×1 3/8)のタイヤは使い物にならないと言うことでした(泣)タイヤもダメ、ブレーキアーチもダメで途方に暮れましたが、これでは先に進みませんので何か手を打たなければなりませんでした。

 

そこで思い出したのが以前浅草のオオマエジムショに行った時に聴いた、「タイヤを履かせた時に泥除けとのクリアランスが出て、ブレーキがリム面にしっかり当たるなら650Aから650Bにホイールを替えられるんじゃないかな?フォークの幅には気をつけて。」と言うものでした。

 

 

650Aと650Bのリムは直径で6mmほどしか違わないんです。自転車の規格はこんな風に同じインチで微妙に違ったりするから困りものです。でもこんなところが今回の助け舟になりました。

 

 

リムの直径を調べているとマウンテンバイクの26HE規格のリムが24×1 3/8規格のリムと直径で10mmほどしか違わないことがわかりました。32mm幅のタイヤを履かせれば今までは履いていたタイヤの直径とほぼ同じになり、リム面も5mmほど上がることでブレーキアーチもそのまま使うことができます。

 

さらにマウンテンバイクの26HE規格は世界中で使われているのでタイヤも種類が豊富にあり、軽量でランドナー向きのモノが選べます!

 

 

こんな経緯でホイールはリムをHE規格のモノに取り替えて組み直すことになりました。

タイヤはパナレーサーのパセラ26×1.25(32mm幅)、280gと軽量です。

 

 

ホイール周りが一挙に片ついたことで今回はかなり進みました!ようやく先が見えてきました(笑)

前回は取り付け穴のマーキングと泥除け(マットガード)の切断まででした。

今回は泥除けへのネジ穴あけと取り付けで終了です。

 

 

今までは電動ドリルで穴あけを行っていましたが、専用の工具を購入しましたのでそちらを使いました。

 

 

手前がドリルであけてリーマーで穴を広げたもの、奥が専用工具を使ってあけたものです。とても簡単に狙ったところの穴を開けられるので重宝しています。

 

 

分割金具をボルトで止めます。手前の穴はフレームに裏側から止めていきます。

もう片方の泥除けに分割金具のネジが切ってある穴と同じ位置に穴をあけて、蝶ネジでつなげばそれはそれでいいのですが、異音などなく安定して固定されるようにもう一手間かけます。

 

 

これはいらなくなったスポークです。適当な長さに切って泥除け切断面両端の丸く折り曲げている穴に差し込んでペンチでカシメて固定します。こうすることで真ん中の蝶ネジも含め3点でしっかりと固定されます。

 

 

取り付けは蝶ネジに革ワッシャーをつけて、蝶ネジを緩めるだけで泥除けの分割ができるので輪行が簡単になります!

 

 

仕上がりました!分割加工も色んな方法があるみたいですが、この方法ならスマートで簡単に分割ガードを作れます!これからはバンバン分割にします!

当時フランスから持ち込まれたルネルスをお手本に始まったと言う日本のツーリング車は、輪行と言う独特の発展をしてきたそうです。

自転車をバラしてコンパクトに袋に入れ、電車などの交通機関で運ぶ輪行が日本独特なものなんて驚きました。

泥除け(マットガード)の付いていないロードバイクならともかく、ツーリング車の輪行ではこのデリケートな泥除けをどうするかが大問題です。

 

 

それで今回の泥除け分割工作になるんですが、一般的にはリアの泥除け(マットガード)行います。フロントはフォークごと抜いてしまうか、泥除けを丸々外してしまうので必要ないことが多いからです。

 

初めから分割加工されているものも売っていますが泥除けのデザインが限られるのと、ゴツくスマートじゃないので今回は採用しませんでした。

 

 

分割金具はこの穴のあいた金属です。近くあいている二つの穴で泥除けとフレーム本体に固定して、離れたネジの切ってある方で切り離される側の泥除けを固定するように出来ています。単純ですが仕上がりを見ても乗っても分かる通り良く出来てます。

 

 

さあ分割加工を始めましょう。まずはフレームに泥除けをつけている穴に分割金具を取り付けて残りそれぞれ二つの穴と、ノコギリで切って分割する位置を決めていきます。

 

 

分割金具は泥除けの裏側に取り付けますので穴の位置は裏に取り付けた状態でボールペンでマーキングします。

 

 

緊張のノコギリでしたが不安をよそになんの問題もなく美しく切り離すことができました。切断面をヤスリで整えて、ぴったりと合うか確認しました。

 

長くなってしまったので今回はここまでに、次回で加工取り付け終了です。

今回からは24インチのエンペラーを直していくんですが、まずはホイールから。

これが仕上がらない事にはブレーキやシフトのワイヤーもチェーンも張れません。
 
 
実は今回一番問題になったのがこのホイール周りだったんです。
 
自転車のリムやタイヤの規格は色んな国のモノがごちゃまぜに混在していて互換性がなく、表記の仕方も一つの規格に3つほどもあって戸惑いました。
 
この小さなエンペラーのホイールのリムは[ 24×1 3/8 WO ]と言うママチャリと同じ規格です。
当然タイヤは同じ規格のモノから選ぶんですが、選択肢が非常に少なく何しろ重い事が調べていってわかりました。この辺りのタイヤは実用重視で軽さや走行性能より頑丈で長持ち!って言うのが偉いんですね(笑)なんとタイヤとチューブ前後で1,600g!リムが前後で1,000gですからホイールの外周部だけで2,600g!!ロードバイクのホイール外周部と比べるのもなんですがロードバイクは前後のリム,タイヤ,チューブで1,400〜1,500gくらい、1,000g以上重いんです(泣)
 
 
ホリール外周部は100gでフレームを1,000g軽くしたのと同じだけ体感できると言われていますから、平地だけでなく峠や山やたまに未舗装路を日に何十キロも走るツーリングでは死活問題です!と言うか楽しくない(笑)
 
ちょっとタイヤは行き詰まりましたからとりあえず棚上げして、ハブをバラしてみました。
 
 
前後共に回転はごりごり. . . 、グリスは真っ茶色(笑)綺麗に古いグリスをとって洗浄、新しいグリスを入れて組み立てて、玉当たり調整まで行いましたがごりごり感は直る事なく使い物にならないのがわかりました(涙)
 
 
ハブもお安くはないパーツです . . . 、新しいモノを探さないとと思いフォークのエンド幅を測るとフロント94mmのリア126mm(涙)フロント94mmって何?100mmじゃないの?
探してもないんですよ〜フロント94mmって。リアの126mmは問題なくあるんですけど。工房に持ち込んでフォークを広げて貰おうかと思いましたが結局は手で広げました(笑)フォークも鉄だしどうにかなるでしょ。
 
 
これでフロント100mm、リア126mmで36Hのハブを探せば良くなって一安心。とりあえずスタンドに固定するためにダメもとで前に買っておいたシマノのハブを噛ませてみたらあらビックリ!ぴったりハマってしまいました。それも36H!買った時にはリアが130mmだと思って買っていたので嬉しい誤算でした。
 
 
早々にスポークを取り寄せてホイールを組んだのですが、結局タイヤが見つからず仕様変更を余儀なくされました(泣)
 
思いがけず二歩前進一歩後退しました。それにしてもいい意味でも悪い意味でも思うようにいかないですね(笑)

少し直せばそのまま乗れるんじゃないかと軽く考えていた24インチの丸石エンペラーですが、やっぱりそんなに甘くありませんでした(泣)

 

 
タイヤに空気が入ったのでそのまま乗ってみたんですが、ハブがゴリゴリで全然転がりませんし、イヤに乗り味が重たいんです。前後ディレイラーも油で固まってしまっているらしくWレバーを動かしても変則しない。おまけにブレーキレバーを握っても止まらない(笑)
 
 
はみ出たグリスが茶色に変色していたので予想はしていましたが、ハブと前後ディレイラーはバラして洗浄とグリスアップがこの時点で決定しました。
ホイールはスポークを新品に張り直してタイヤは丸々交換です。
ブレーキは使えて欲しかったんですが、ブレーキレバーとブレーキアーチ共々全とっかえする事にしました。タイヤもですが、命がかかっている部品は現在のパーツに限ります。
 
 
大体の方向性が決まったところで兎にも角にも一度バラしてしまいましょう。
イヤ〜ひとつひとつのパーツの重い事。ハンドルとステムは軽合金ではなくて鉄ですね。ホイールも片方でロードバイクのホイール1ペア分くらいあります!
こんなに重くては楽しくツーリングどころではありません。
 
 
タイヤは軽量なモノを探して、ステムとハンドルは軽合金の日東製に交換する事になりました。ブレーキレバーは握りやすいギドネットレバー、ブレーキアーチはバルボアにも付けて効きがいいグランボアのセンタープルブレーキに決定です。
 
 
サドルはビニール、シートポストはヤグラが別になっているタイプで、引き抜く時に付いたと思われるギザギザの引っかき傷が . . . 。どうせなのでこれも交換します(笑)
 
フロントキャリアは錆びと重量のため、ダイナモと一体型のライトはすでに壊れていましたのでこちらは取り付けない事に。
 
(笑)
 
バラしながらの見積もりはこんな感じだったんです。
手持ちで使えるパーツは移植して、出来る限るリーズナブルに仕上げたかったんですが、まさか最後にフレームとダブルレバーとBBしか残らないとは夢にも思いませんでした。思うように行かないものですね(泣)
 
「息子と自転車ツーリングに行きたい!」
自転車好きなら必ず思うことじゃないでしょうか?
 


ツーリングブームの70年代80年代ならともかく、ロードバイクでのツーリングが全盛の2017年現在に子供が乗れるツーリング車を探すのはなかなか難しく、全盛期の中古かオーダーフレームを注文するかになってしまいます(泣)
 


どんどん成長していく小学生の子供に、フレームだけで10万円オーバーのオーダーフレームなんて余程のお大尽様でないと買い与えられませんから、当然後者の中古を探すことにしました。
 


時間のある時に探していたんですが、本当に全然出てないんです。もう気長に行こうと諦めかけた時オススメの欄に出てきたのが今回の子供用?丸石エンペラー(24インチ)でした。
 


オークションの開始価格も低く設定されていたのと珍しい車体だったので、入札も多いのではとの予想に反して私以外に入札に参加したのは一人だけ、競り上がることもなく開始価格とそれ程変わらない価格で落札できました。
 


これは本当に嬉しかったです。程度も良好とのことで、写真でもなかなかに美しく見えましたから車体の到着が待ち遠しかったのを思い出します。
でも、ヤフオクの写真は新品でないかぎりお見合い写真的要素も強いですので、やっぱりと言うか手元に届いたのは「まあ〜こんなもんだよな(笑)」って感じの状態でした。30年程前のモノなのでそれを考えると悪くないか?と開き直りました。
 
 
 
26インチのエンペラーの横にならべると、24インチのエンペラーは小さくて可愛いです。そんな喜びもつかの間、オークションで安く落ちた理由が次々と明らかになりました。
古くて使えない部品が多いこと、そして今と規格が違うこと . . . . 、古い自転車にはよくあることですし予想もしていた事ですが、やはり当面の補修予算を軽く上回る事になりました(泣)
 
 
 
結果的にはとてもいい形で仕上げる事が出来たのですが、そこまでの戸惑いと苦労は次回以降で。
毎年年が明けての私の行事の1つは、早稲田の穴八幡宮へ『一陽来復御守』をお返しし、また頂いてかえって来ることです。
 


今年は脚のリハビリも兼ね、途中寄りたいところも幾つかありましたから船堀から自転車で向かうことにしました。
穴八幡宮まで江戸川区から15kmくらいでしょうか?往復30kmあまりはロードバイクでのトレーニングでは1時間ほどで走りきる距離ですが、今の私には程々にいいくらいでした。

予定では神保町で本を買い昼食、神楽坂のケーキ屋・ボンリビエールさんでティータイム、そのまま早稲田の穴八幡宮で一陽来復御守りを頂いて、帰りに両国のスポーツサイクル・イチカワでツーリング車の泥除けを買って帰ってくるという盛り沢山な日程です。
 
 
 
 


天気も良く適度に肌寒い自転車日和、のんびりと秋葉原を超えて神保町まで1時間ほどで到着。出汁巻玉子膳がお気に入りの『狐兎』で昼食と思いきやまだ準備中の札が . . . 。空腹を抱えたまま本を買うのも程々に神楽坂のボンリビエールさんに。
 
 
 

元々は船堀にあったケーキ屋さんで、店のニュースレター・cerisierstyleにも出て頂いたことがあります。移転してから今回で2度目の訪問ですが、マスターと奥様もお元気でとても嬉しく、ケーキを頂きながら話しに花が咲きました。今回はガトーフレーズ(苺のショートケーキ)とサバランにエスプレッソ、やっぱり美味しい!とても満足できました。
 


後ろ髪を引かれる想いでボンリビエールさんを後に本日の終着地・穴八幡宮へ。神楽坂からはもうほぼ直線で15分程で到着しました。
混む混むと聞いていましたが、こんなに混み合っているのは何度も来ていて今回が初めてです。
 
 


この一陽来復御守は江戸時代から続く由緒あるものだそうです。わけて頂けるのは冬至から節分までですが、御祭りできるのは冬至、大晦日、節分のそれぞれ0時の3回だけなんです。私は御祭りしてからは毎日手を合わせるようになりました。
 


去年までの御守りをお返しして、そのまま頂きにあがります。その後本殿にお参りするのが毎年の順番です。

今年も一年よろしくお願いします。


さすがにケーキだけではお腹が持ちませんでしたから、もしかしたらまだ行けるか?と神保町の狐兎に向かいました。3時手前では開いてるわけもなく、そのまま両国のスポーツサイクル・イチカワにへ。

ここはオジサンが居ないと欲しいものが手に入らないコトがあるのと、ちょっと肌寒くなって来たのとで食事より優先しました(泣)

今回は今では手に入らない(勿論注文もできません。)サイズの本所工研の泥除けを買いに来たのですが、サイズが特殊だからか普通より2割ほど値段も高く、ビニール袋に入ったのを見るとポリッシュされてない安〜いアルミ地。でもコレしかないので仕方ありません、袋から出して現物確認をするコトなく支払いを済ませました(泣)
 


軽合金製の泥除けはとてもデリケート、自転車に乗りながら手で持って帰るのは気が引けます。紐で結んで背中に背負って帰ってこようと細いロープを持って行ったのですが、流石に先代から続く老舗は違います!細長い紙で泥除けを包んで保護し、太めのゴムを弓の弦のように張って背負えるようにしてくれました
帰りの注目度が抜群だったのは言うまでもありません(笑)

10時半に江戸川区を出て戻ったのが16時。汗をかくほど飛ばすこともなく、帰りは追い風に押されて快適でした。
 


翌日、あの安っぽいアルミ地の泥除けの状態を確認する為にビニールから出しました。
なんとしっかりとポリッシュが掛かった二本ラインで先端に飾りの付いたマビックタイプ!最高です!カッコイイ‼︎これは嬉しい誤算でした。

もう1つあった幅のあるヤツも手に入れておこうかな(笑)
 
毎年決まって御参りしたり行くところがあると言うのは本当に良いものですね。

2016年の11月のお休みに脚のリハビリも兼ねて近場をサイクリングしてきました。

 

今回の相棒はヤフオクで落札した30年ほど前のツーリングバイク・丸石バルボアです。

落札価格実に35,000円!ロードバイクを持ち慣れた私には重く、ヤレのある自転車だったのを直し終わったばかりです。

 

 

ツーリングバイクは元からバックなどを付けて荷物を積むように、ロードバイクより頑丈に出来ています。リュックなどを背負わなくていいので体に負担がなくていいですね!今回はサドルバックに荷物を積んで出発です。

 

今回のサイクリングの目的地は江戸川沿い、江戸川病院横の影向松を見に行くコトですが、途中盆栽で世界的に有名だという篠崎の「春花園」に立ち寄り、京成小岩駅近くで昼食をいただくコースに決めました。

 

親水公園を通り新中川を一路北に、まずは春花園を目指します。

ツーリング車を走らせる心地いいスピードは20~25km/hくらいでしょうか?天気がいいって最高ですね!途中写真を撮りながらのんびりと進みます。

 

 

 

春花園は盆栽美術館を謳っているだけあって入園料を支払えば誰でも入れます。中に入って驚いたのは広い敷地にところ狭しと並べられた沢山の盆栽と、それと同じくらい多い外国人です。日本人は珍しいらしくずいぶん皆さんに良くしていただきました。

 

 

三千万円とか一億円とかの盆栽が手の届くすぐそこに囲いもなく並べられているのは壮観です!年始の人気番組「芸能人格付けチェック」で出題にあがる盆栽もここのものということでした。

 

 

縁側で盆栽を眺めながらお茶をすする一時、格別な時間でした。せいぜい1時間のつもりが2時間近く、居心地がよく長居をしてしまいました。

 

時計を見るとお昼を少し回ったところです。どうりで春花園の人たちが賄いを食べ始める訳ですね。美味しそうに賄いのカレーを食べるのを横目に、空腹を感じながら京成小岩駅を目指します。

 

綺麗になっているとはいえこの辺りは道が入り組んでいたり、江戸川に沿って斜めに走っていたりしていて迷いましたが無事京成小岩駅に到着です。小岩界隈に詳しい方が言っていた通り、小岩を名乗るにはJR小岩駅から京成小岩駅は離れすぎていますね。とても徒歩で向かえません、自転車でよかったです(笑)

 

 

京成小岩駅から徒歩5分ほどの「ファイブ ローブス カフェ」に到着です。いや〜朝ごはんもそこそこにでしたからお腹が空きました!私は正直カフェ風のお店のランチとかは今まであまりグッときた事がないので期待しない事にしてるんですが、こちらは違います。

 

 

手作りのおかずとデザートは、船堀にあったら通ってしまうだろうな〜という美味しさです!なかなかここまで足を延ばす事はありませんが、また訪れたいと思いました。

 

お腹も心地よく満たされたことですし、今日のメインイベント影向の松を観に善養寺へ、江戸川沿いを南に向かいます。

 

 

善養寺の立派な境内のまん中にキングギドラよろしく影向の松が地上2メートルほどのところで四方八方へと枝を伸ばしていました。空高く伸びた松も見事だと思いますが、屋根のように頭上を覆う松は初めて見ました!樹齢もずいぶんを経ってるようですが長生きして欲しいですね。

 

江戸川区にはもう10年以上住んでいますがたまには気ままにブラブラしてみるモノですね。下町と言われるだけあって夕方の商店街の賑わいや、往年を忍ばせる建物や路地の雰囲気など、心落ち着く風景がまだまだ残ってるんですね。今は寂れてしまった実家での生活や商店街を思い出して懐かしくなりました。

 

晴れているとはいえ11月ですから陽が傾かないうちに帰るコトにしました。暖かな日差しと少し冷やっとした追い風に背中を押されながら、江戸川の土手沿いを走り帰路につきました。

 

毎年大晦日の恒例行事となりつつある「歳納め◯◯」2015年の締めくくりはポタリングです。


ポタリングにロードバイクを使うならやっぱり細身のクロモリでしょ!今流行の極太カーボンバイクもいいんですが、今回ばかりは画になりませんね、きっと。
私たちのバイクは兄弟車なんですが、私のは全部鉄、Mr,heppokoのバイクは僅か2年だけ製造された鉄とカーボンの稀少なハイブリッドバイクです。パーツやホイールのアッセンブルもほぼ一緒なので知らない人は色違いのバイクに見えるかもしれません。


上の写真にもでてますが、相棒はお馴染みのこの男、いつも眼差しは性少年だったか?Mr,heppokoです。

ポタリングって何?って自転車散歩みたいなもので、自転車でスナップを撮りに行くみたいな意味合いで使ったりします。


やっぱりカメラ片手になら下町がいいだろうって事で、今回はスカイツリーのお膝元、東向島にやってまいりました。
下調べなどほとんどなく、「こっちが雰囲気良さそうね~」みたいな感じで流して撮りますのでどこに行き着くかはその時のお楽しみです(笑)








それにしても東向島恐るべしです。一歩路地に入ると昭和がちらほら、とても都内の風景だとは思えません。看板建築なんか昭和を代表する商業建築じゃないでしょうか?










表通りは素っ気ないものですが、裏通りは表情豊かでのんびり歩いているだけで楽しくなりますね。カメラなんか構えていると、地元の人達が話しかけてくれたりするのが面白いです。何を撮るものがあるんだ?ってな感じですけど我々には御馳走なんです。










郵便ポスト、昔は使われていたみたいですが意匠が凝ってますよね。これ道とかじゃなくて個人の庭先に立ってるんですよ、昔はどこもこんなだったのか、最初目にした時はイミテーションだとばかり思いました。










狭い敷地をより広く使うためなのか?建物は横一列にきれいに建っていないのですが、建物自体の壁も角が直角ではなくて微妙に角度がついているものが多いのも驚かされます。一階と二階で角度がついているなんて当たり前(笑)日本庭園なんかに代表されるようにアシンメトリックが日本の美しさの基本ですが、この目にしっくりくる落ち着き加減にそれに通じる美的感覚を感じます。

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下町と言ったら路地と三叉路と言うくらいよく見る景色ですね。あの奥はどうなってるんだろう?とか、もしかしたら見た事ない風景に出会えるんじゃないか?みたいに想像してワクワクできるのもいいところです。それにしても「京島荘」素敵です。二階なんですね、よほど来客があるのかよく間違えられるんでしょうね。












楽しい時間はあっという間です。デジタルカメラで撮るようになってから、めっきりスナップも撮らなくなってしまいましたがやっぱりいいもんですね!
私が思う趣味の醍醐味はやっぱり試行錯誤するプロセスを楽しむことです。1年以上クールダウンしましたから、また違った視線からカメラを楽しめそうです。






とは言っても、スナップ中の買い食いも醍醐味の一つです!これは視線を変えてもやめられません。いや~旨かったです(笑)
2016年、今年もいい年になりますように!
ガーミン EDGE 520J のセットアップも終わり、荒川沿いを実走しました。

EDGE 810J から替えて良かったところ、慣れないところなど少しわかった感じです。



コンパクトで軽くなりましたし、表示画面は前モデルの EDGE 510J より大きく見やすくなりました。画面の大きなEDGE 810J からの乗り換えでも遜色ありません。

タッチパネルから物理ボタンに替わったのですが、左右と下のそれぞれ側面に配置されているので反対側にあるボタンを押してしまいそうで私は気を使います。あとはボタンが少し重いので力が必要です。これはもう慣れるしかありませんが、タッチパネルのモデルよりUIはわかりやすく好感がもてました。


☆各ステップのトレーニング内容と所要時間、心拍数、そして次のステップの内容が表示されてトレーニングに集中で来ます。

個人的なプロフィールや心拍ゾーン、今までに作ったワークアウトなどはガーミン社が提供するソフトのガーミンコネクトからの転送で手間なく終わりましたし、スピード・ケイデンス・心拍などの各センサーとのペアリングもあっという間に終了したのはとても気分がいいです。

EDGE 810J では自転車を登録して切り替えて使えましたが、EDGE 520J では自転車の登録はできなくなった代わりにセンサーを複数登録する形にかわりました。

トレーニング自体は心拍を基準に行います。心拍計は今自分の体にかかっている負荷を教えてくれますから心拍が同じなら自転車を替えても体にかかる負荷は一緒なんです。しかし自転車の素材や重さ、ホイールの違いでスピードなどのパフォーマンスに違いが出るので、自転車ごとのデータが混ざってしまうと自分のパフォーマンスがどの程度上下しているのかをだいたいでしか知ることができません。

ガーミンコネクトではどの自転車で走ったのかは自分でコメント欄などに書き加える必要があるようですが、今回から完全対応になったSTRAVA(ストラバ)には自転車登録欄があり、切り替えることでどの自転車で何km走ったのかを確認できるようです。これは何台かのロードバイクを使い分けている人にとって、結構ありがたい配慮です。


☆私がGARMIに登録しているワークアウトの一部です。ワークアウトの名前とステップ数が表示されます。

そう、最新のEDGE 520J に替えることで個人的にはすごく期待したことがあったのです。それはワークアウトでの各ステップの表示。記述が長くなるとワークアウト中はEDGE 810Jで全部を見ることができないのです。


☆各ステップの内容を分かりやすく表示してくれています。ボタン1つでトレーニングページに切り替えられるのもストレスがなくていいですね。

ワークアウトは例えば、「ステップ1は心拍ゾーン1で10分、ステップ2は心拍ゾーン2で15分、ステップ3は心拍ゾーン3でケイデンス70~85、時間は10分」のように組んでいきます。ワークアウト中スッテプの内容を確認したい時があっても難しく、スマホで確認することもしばしばでした。
EDGE 520J が見やすくなってるかは結局買うまでわかりませんでしたが、この辺りは頑張ってくれたみたいで読みやすくなっていました。これだけでも替えた甲斐があります。


☆1時間のテンポトレーニングで回復までに27時間と出ました。

あと、自転車でトレーニングを始めるまで、毎日乗れるだけ乗った方がパフォーマンスが上がると思っていましたが、体に疲労が残っていると逆効果になるそうなんです。それなので今までは「平均何拍で何時間走ったから、回復までには何時間」みたいに計算して次にトレーニングする日を決めましたが、今回の EDGE 520J はワークアウト終了後に回復するまでの時間を教えてくれるようになりました。あとどのくらいの時間で回復するのか、いつでもEDGE から確認できるのが嬉しいです。

これでトレーニングにも気持ちが入るぞ!っと思ったのですが朝が死ぬ程寒くて走らない理由を考えるのが大変な毎日です(汗)