沖縄で数学教師してます、「比嘉」です。
「数学を通して生徒が自分で考えて行動する」ことを目指してブログを始めた高校教師です。
前回のブログ(わたしの歴史⑤)はこちら
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センター試験、
率直に言って
「失敗」
でした。数学と物理は伸びましたが、その他教科で失敗。目標点を下回り、
判定は
「E判定(合格20%以下)」。
オーマイガー。
ただし、前期個別試験で逆転狙える大学であったため、そこにかけるしかない!と、試験まで猛勉強!!!
関西弁の先生を始め、その他先生にも対策してもらい、試験の日がやってきました。
まずは物理から。
「おっ。い、イケる!」
「これはイケるぞっ!!」
スラスラスラ~~。
(1年前の鹿児島でのことがウソのよう)
「よしっ!」
試験後、試験会場にいた現役生が
「試験ヤバい。解けんかった。」
わかるわかる。
オレも1年前はそうだった。
と一瞬思ったが、次の時間に向けテスト対策プリントの確認し直し。。。
そして、いざ、数学の試験!
「よしよし、まずは順調。。。」
「うわっ、これどうやるんかな~。とりあえず、カキカキ。。。」
「うわぁー。これはわからんけど、こんなかなぁ~、カキカキ。。。」
試験官『はい、やめ』
「えっ!?マジ!?」
「時間が足らーん!!!」
1年前とは大違い。ただ、手応えはなし。
「悔しさ」が込み上げる。
前期試験の結果の日。
家のネットで合格を確認することにした。手応えがなかった分、大学には行けなかった。
結果は、
「不合格」
「やっぱりか」
ただ、切り替えるしかなかった。
後期にかけるしかなかった。
その足で塾へ。報告と後期までの対応を一緒に考えてもらった。
後期に筆記があるのが自分だけだったので、関西弁の先生にみっちり個別対応をお願いしてもらった。
塾長が自分のためにわざわざ対策授業のビデオも撮ってくれ、送ってきてくれた。
周りの人たちが応援してくれた。
「やってやろうじゃんかよ。」
勉強が楽しかった。
後期試験。
ビックリなことに、塾長が撮ってくれたビデオの内容がバッチリ!!関西弁の先生が鍛えてくれた記述の力もあって、出せる力は出し尽くした。
完全燃焼。
何か清々しかった。
合格発表の日。
やっぱり不安でネットで確認。
「あるかなぁ~。」
「不合格」
。
ダメかぁ。
とりあえず、親に報告して、今後のことを話した。
あと1年浪人させてもらうことになった。
(ホント、親に感謝)
その日もその足で塾へ。
お世話になることを話し、その日からスケジュールを立てて、英単語の暗記をスタート。
正直、目標が明確になって勉強が楽しかった。
翌日、塾も休み。
それで、ゆっくり寝ていたら、
母親「起きてっ!!」
私「んっ??な、なに??」
母親「大学から電話よ!」
私「!?」
タッタッタッタッタ(電話機へ)
私「あ゛、あ、もしもし(寝起きで声が出づらい)」
大学入試「あ、比嘉さんですか?すいません、大学入試課からですが、【追加合格】の連絡ですが、どうされますか?」
私「えっ!!?そ、そうなんですか!!!?」
「も、もちろん、お願いします!!」
こんな感じで「合格」笑
すぐさま、大学へ行き、入学金を振り込み。(親は用意してくれていた。ホント親には感謝しかない)
塾にも行き、報告。
友達、先生方も喜んでくれた。
「諦めなくてよかった。」
この経験は、「自分が諦めないで頑張ること」の大切さを教えてくれた貴重なモノとなった。
ただ、人は簡単には変わりません。
大学入学~卒業の時代、お楽しみに。
つづく 〉〉〉