極私的年間ベスト10枚(次点3枚&上位5枚) | まっつのブログって名前、氾濫しすぎだろ‼

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中身の無いブログにはしたくない、というか言いたい事無きゃ文章なんて書かないですよねー。音楽の話が中心ですが、後々仮面ライダーの話もするかも。

司会者「年間ベスト企画の最終回、アルバムランキングの上位発表です。これまでのランキングはこちらをどうぞ」

極私的年間ベスト10曲(10位~6位)
極私的年間ベスト10曲(次点7曲&上位5曲)

極私的年間ベスト10枚(10位~6位)

まっつ「前回のエントリーのコピペになりますが、『今年発売されたアルバムの中で、邦楽洋楽問わず僕が個人的に良く聴いたもの、アルバムトータルの世界観に惹かれたもの』をランキングに挙げてます。あくまで一個人のフェイバリットです。で、今回もベスト10曲の時と同じく、次点のアルバムをここで挙げておきたいなと思いまして」

司会者「ああ、『みんな11位』っていう位置づけの」

まっつ「そうそう。掲載順は単に発売日の早い順です。3枚一気に発表します。それではどうぞ」

Indigo la End『夜に魔法をかけられて』
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サカナクション『sakanaction』
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These New Puritans『Field of Reeds』
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司会者「Indigo la Endのアルバム、今年発売だったか」

まっつ「僕も数日前までてっきり去年の暮れの発売かと勘違いしていました。埋め込んだリード曲が1曲目なんだけどこういう世界観はあるようでない感じがして良いね」

司会者「声質と演奏が絶妙なバランスですね」

まっつ「バランスと言えば、サカナクションも商業戦略と自分達のやりたい事のバランス取りに行ったアルバムって話だよね。『なんてったって春』はタイトルのインパクトもさる事ながら、多分アルバム内で一番好きだな」

司会者「These New Puritansはどういう経緯で知ったんですか」

まっつ「これは正直リスナーのレヴューで先程挙げたのと同じMVを見て好きになりましたね。不気味ではあるんだけどやっぱりメロディが美しいなあ」

司会者「ヒップホップ系を除けば、メロディ重視な感じはアルバムランキングを見ていても何と無く伝わります。さて、ではここから上位5枚の発表に移ります」

まっつ「こちらもかなり難航を極めましたが、それでは5位から順に発表します」


5位 RHYMESTER『ダーティーサイエンス』
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まっつ「メロディ重視って言ってもらった先からアレなんだけど、ね」

司会者「まあ前回のエントリーでヒップホップが好きっていうのは分かってるんで驚きはしませんよ別に」

まっつ「かっちり韻を踏んでくれるこのスタイルからして既にK点越えなんだけど、とにかくリリックが熱いね。特に今挙げた『ゆめのしま』がお気に入りです」

司会者「知識の上に情熱があるという事を感じさせる言葉が並んでいますね。『ゆめのしま』の次に収録されている『スクリーム』はヒーロー物好きならニヤッと出来るリリックが散りばめられてますし、結構グッとくるものがあったのでは」

まっつ「うん。仮面ライダーや『ダークナイト』を観た事ある人は絶対この曲反応すると思う」


4位 マキシマムザホルモン『予襲復讐』
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まっつ「もうね、抗えなかった。やっぱり重たい音好きだわ」

司会者「アルバムごとにコメントするの面倒臭くなってきてませんか」

まっつ「正直ね。いや、このアルバムに関しては説明要らない様な気さえするわ。トップ10の中でズバ抜けて知名度高いし」


3位 アナログフィッシュ『NEWCLEAR』
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まっつ「こういう音をAORって言ったりするのかな。音の強度も言葉の強度も全く衰えない」

司会者「時折入ってくる一言一言のお陰で、穏やかなサウンドでありながら聞き流せない強さがありますね」

まっつ「前作の『荒野/On the Wild Side』のインパクトが強いのかあまり話題になっていないみたいだけどめちゃくちゃ聴いてて気持ちいいよ。あと佐々木さんボーカルの曲がグッと良くなった。6曲目の『奇跡のような日』は必聴です」


2位 FoZZtone『Reach to Mars』
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司会者「以前レヴューしましたね。かなりプッシュされていましたが2位ですか」

まっつ「はい。1位をこのアルバムにするかどうかで本当に迷った。どうしても日本で『ロックンロール』を掲げている人達の音って湿っぽくなりがちだけど、FoZZtoneの音って乾いているんだよね。そこがまず好きです。んで曲のスケールがいちいちデカいのもロマンを感じさせますね」

司会者「火星行っちゃう位ですからね最終的に」

まっつ「キャリアを地道に積んできて文字通り『最高傑作』を生み出したんだなあとちょっと涙が出そうになる位良いアルバムです。いぶし銀って言葉がピッタリな作品だと思う」

司会者「しかしまだ上には上がいると」

まっつ「はい。最後まで迷った挙句、トータルの完成度でこのアルバムを1位にしました」


1位 Czecho No Republic『NEVERLAND』
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まっつ「COUNTDOWN JAPANで見たかったこの人達。いやあ曲調も順番も全てがあるべき場所にハマってる感じがします。10曲目の再録された『ダイナソー』からの『国境』で実際に泣きました」

司会者「今挙げたタイトル曲の『ネバーランド」も何かが始まるワクワク感を煽りますね」

まっつ「そう。このアルバムでは1枚通して聴いてもその『どう転ぶか分からないワクワク感』が全く途切れないまま最後まで続くんだよね。そんな感覚って色んなアルバム聴いてても中々得られないよ」

司会者「でもただ底抜けに明るいパーティーチューン、って訳でもないですよね。それこそ先程挙げていた『国境』然り」

まっつ「実際泣いたしね。1枚の中で聴き手の色んな感情を刺激してくる。アルバム1枚でここまで自分の感情があっちこっち行くってのもあんまり無いなあ」

司会者「聴き手を揺さぶるという意味でも『トータルの完成度が高い』アルバムと言えそうですね」

まっつ「本当そう思います」

司会者「さあ、ぼちぼちまとめに入りたいのですが、まずランキングを一通りまとめてみましょう。まずベスト10曲から」


1位 WHITE ASH『Crowds』
2位 口ロロ×Lostage『never light lovers』
3位 SEKAI NO OWARI『RPG』
4位 Shiggy Jr.『Saturday night to Sunday morning』
5位 Base Ball Bear『ファンファーレがきこえる』
6位 テスラは泣かない。『アンダーソン』
7位 Negicco『ときめきのヘッドライナー』
8位 Lana Del Rey『Young and Beautiful』
9位 μ's『START:DASH!!』
10位 BOOM BOOM SATTELLITES『HELTER SKELTER』


まっつ「ベスト10枚もまとめておこう」


1位 Czecho No Republic『NEVERLAND』
2位 FoZZtone『Reach to Mars』
3位 アナログフィッシュ『NEWCLEAR』
4位 マキシマムザホルモン『予襲復讐』
5位 RHYMESTER『ダーティーサイエンス』
6位 THE 1975『THE 1975』
7位 0.8秒と衝撃。『電子音楽の守護神』
8位 WHITE ASH『Ciao,Fake Kings』
9位 amazarashi『ねえママ あなたの言うとおり』
10位 THE OTOGIBANASHI'S『TOY BOX』


司会者「何か感想などあれば」

まっつ「アルバムになると一気にアイドルものが消えるんだなあというのと、洋楽には食指が動いてないんだなと感じましたね。使える金銭が限られてくると手近にある気になるものから買ってしまうから、結果邦楽ロックが増えてるんだろうなあ」

司会者「あと、アニソンとなると『オリジナルアルバムが出てない』なんて事もザラですしね」

まっつ「確かに。μ'sもシングル集しか所謂『アルバム』と呼べるものは発売されていないしねぇ。それにしてもベスト10曲とベスト10枚のランキングの間でかなりその傾向に差が出てるなあと思う次第です。あと、ちゃんと洋楽も聴いていきたいな。これは来年の抱負」

司会者「来年の抱負もチラッと出た所ですし、年末らしく締めの挨拶でもしますか」

まっつ「はい。とにかく今年はこのブログを始めてなければ出会えていないであろう人達に沢山出会えました。憧れの人とお話出来る機会を頂いたりかなり充実した一年間だったと思います。当たり前だけど、自分が動かなきゃここまで来られなかったんだなあと思うよね」

司会者「確かにそうですね。ブログ書いてなきゃ柴那典さんと相互フォローになるなんてあり得ないですからねきっと」

まっつ「本当だね。で、何よりもブログを書くきっかけとなったのはレジーさんなんですよね。届いているか分かりませんが重ね重ね御礼申し上げます。そしてこんな駄文に付き合ってくださっている数少ない読者の皆様も本当にありがとうございます。これからも時にマイペースに、時にアクションを起こしながら気長にやろうと思いますのでどうぞよろしくお願いします」

司会者「さあ、では2014年の一発目はどうしましょうか」

まっつ「そうですね、この1年で僕みたいな『音楽ライターワナビー』な存在が増えていったと思うのですが、それは何故なのかなあというのを自分なりに考えようかなと思っております」

司会者「分かりました。出来るだけ早めの更新を期待しています。そして、読者の皆様、残り20数時間しかありませんが、良いお年を‼︎」