時代アカデミー日記 -50ページ目

時代アカデミー武術2

攻防の間合いは武器によって変わります。
大まかに分類すると


遠距離:手裏剣、吹矢、縄手裏剣
中距離:槍、剣、杖
近距離、鎖分銅、十手、手内


のようになります。


もちろん、近距離に分類している鎖分銅や十手で槍と対する技などもありますが、
不利である事は間違いありません。
逆に手裏剣など持ったまま近距離で使用する事もあります。
槍なども短く使う事もあります。


一概には分類できませんが、目安に。


by 和近

時代アカデミー武術1

時代アカデミーの武術は体術と武器を学びます。


体術は打撃、投げ、関節など素手の技法です。
武器術は剣や杖など道具を使う技法です。


体術と武器術は共通した体の使い方をします。


by 和近

護身術5

護身術では身を守るためにあらゆる物を利用します。

日本では護身グッズが武器とみなされる場合が多いです。
特殊警防、スタンガン、鉄扇子、催涙スプレーは形態しないほうが良さそうです。


時代アカデミーでは、傘、懐中電灯(フラッシュライト)、ボールペン、手ぬぐい、

缶コーヒーの缶などを有効に使う事も練習します。
それらは、古流柔術や剣術で使う鎖分銅術、手裏剣術、手内術、杖術、剣術の応用です。


by 和近

護身術4

護身術で体捌は重要です。
体捌は歩法による移動と、体をドアの用に開いたりする2種類があります。


今回は歩法について。


スリ足にはいろいろな利点もありますが、欠点もあります。
欠点の中に凸凹な地面では使い難いがあげられます。


時代アカデミーの歩法はスリ足と常足(通常歩き)の二種類があり、
靴を履いての歩法も練習する事があります。


護身の場は日常のいかなる所で起こるかわかりません。
室内では靴下を履いて滑る床であったり、野外ではアスファルト、
ぬかるんだ地面、雪上、草むら、坂道など考慮する必要があります。


by 和近

護身術3

護身術を大きく分けると


1.危機察知
2.危機回避
3.危機対処


となります。


3の対処が体捌や間合の技法になります。

しかし、重要なのは1、2で危険に対し未然に察知し防ぐ事です。

時代アカデミーでは察知や回避の訓練として黙想と礼があります。

黙想は自分を見つめ周りとの関りを感じる事ができます。
礼は相手との関係を維持する事ができます。



忍者体験ツアーの衣装と簡易礼
時代アカデミー日記-簡易礼


by 和近

護身術2

護身術の最終手段として武術を活かす事ができます。
あくまでも回避を目的とする術です。

時代アカデミーの護身術では体捌と間合を重視します。


間合とは攻防の距離で、攻撃範囲を正確に見極める事で安全な位置を確保できます。

体捌は相手の攻撃し辛い地点に移動する事や攻撃を避ける事です。


by 和近

護身術1

護身術は身を守る事を基本と考えます。
よって制圧的な考え方はせず、回避が第一です。
そこで重要なのが危険を察知する事、危険を未然に防ぐ事です。
最終手段として対処の術で身を守り、逃げる事を考えます。

通勤ラッシュ2

通勤ラッシュは電車ばかりではありません。

駅のホームなど人があふれています。

ここでも鍛錬!

すれ違ったり、追い抜きなど体捌の練習ができます。

攻防間合で急に変化すると相手も驚くので、さりげなく動くか間合の外で捌きます。

人は沢山いるので、見えない背後まで意識しないといけません。

自然に多人数体捌の練習にもなっています。



by 和近

通勤ラッシュ1

朝の通勤ラッシュを考えるだけで気が重くなります。

しかし、それを無駄にせず鍛錬してしまうチャンスです。

満員電車では姿勢を維持するのは難しいです。

いかに崩れず力を抜いて立っていられるか。

何処を押されると何処から崩れるか。

考えながら体の内部感覚が磨けます。

自分中心に無理やり体を動かしたりすると、接触している人に力が入るのも分かります。

繊細な感覚を感じる練習ができます。



by 和近

語学教室

時代アカデミーは日本伝統武芸を海外に伝える事をおこなっています。

当然ながら、侍、忍者体験に訪れる外人さんは日本語がわからない方もいます。

そこで、通訳が必要になります。

同時通訳技法や会話能力など語学教室として学ぶ事もできます。

語学教室で学んだ事を体験ツアーで実践する事も可能です。

日本文化を伝えるだけではなく、様々な国の方と会話して異文化を学ぶ楽しみもあります。

by 和近