国立清水海上技術短期大学校 おりどポートラジオ

国立清水海上技術短期大学校 おりどポートラジオ

国立清水海上技術短期大学校の学生による学校公式学生ブログです。

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機関実技の授業でアーク溶接を行いました!

アーク溶接とはアーク(電弧)の熱を利用して母材(溶接したい板)と溶接棒(アークの熱で溶ける棒)を融解させ接合する方法です。

まずは保護具を着用します。

・保護メガネ・防塵マスク・ハンドシールド(左手に持っているもの)・前掛け・腕カバー・足カバー・革手袋・絶縁性の安全靴 と多くの保護具を着用します。アーク溶接は火傷、感電、目へのダメージ等の恐れがあるため、注意が必要です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まずは鉄の板に溶接棒で線を引いてみます。

最初はアークを出すのにも苦戦。

だんだんコツを掴んできれいな線ができました!

 

 

 

 

 

 

 

アークを出している時はハンドシールドごしに見なければいけません。ほとんど光を通さないため、アークの強い光以外は何も見えません。わずかな視界と手先の感覚で作業していきます。

 

 

 

 

 

2回目の授業では2枚の板を接合する実習を行いました。接合するとなると太く線を引かなければいけないので難しくなります。下の写真は上手くできた人のものです。

 

 

 

 

 

 

最後の授業ではパイプを板に接合する実習を行いました。目標は接合部から水が漏れないようにすることでしたが、出来た人は1人もいませんでした。難しかった…

 

 

 

 

 

危険なポイントの多い実習でしたが、誰も怪我することなく終えることができました!

他の実習も安全に頑張りましょう!

 

記事 M 保護具撮影協力 M

10月21日夜から22日の明け方にかけて

オリオン座流星群がピークを迎えていました✨

21日の夜は曇ってしまいましたが、

22日は星空が綺麗にみえました!

私は流れ星を見ることができませんでしたが

ライブカメラでは多くの流れ星と火球が見えたようです。

 国立清水海上技術短期大学校の寮の周りには

明るい建物が無いので、寮の窓からでも綺麗な星空を眺めることができます

たまには空を見上げて星を見てみるのも

いいですね!

 

記事M 写真Y

 

 

国立清水海上技術短期大学校では

ほとんどの学生が寮で生活をしています。

寮で生活をするにあたり、当直という

当番制の役割があります。

今回は女子学生が生活している北寮の

当直の仕事についてお話しします。

 

当直者は主直と副直の2人いて、

火〜木曜日 主直Aさん 副直Bさん

木〜火曜日 主直Bさん 副直Cさん

のようにまわっていきます。

主直と副直で一緒に仕事をしていきます。

 

当直の仕事は総員起こしで、

650分に放送することから始まります。

(休日は710分)

 

 

 

教官から内線に電話がかかってくる場合が

あるので、当直者は5分前には玄関前に

いなければいけません。

 

 

 

次に朝のラジオ体操のラジカセの支度。

(休日はラジオ体操はありません。)

 

 

 

教官がいらっしゃったら日誌の提出。

 

 

 

7時までに寮生全員が中庭に集まり、

ラジオ体操をして1日が始まります。

この日は雨なので体育館で集合しています。

 

 

 

朝清掃と朝食の後、815分に寮閉鎖の放送及び戸締まりの点検をします。

午前の授業が終わると、寮生は一度寮に

戻るため、昼食後の135分にも放送と点検をします。

 

 

 

 

 

 

学校が終わると、階段や廊下の電気を点灯し

湯船に湯を張ります。

(現在、感染症の観点からシャワーのみの

使用になっています。)

 

 

 

2150分、巡検(前の記事にあるので説明は省きます。)の放送。駐輪場の点検。

 

 

 

空いた時間に、寮の状態がどうであるか、何か問題は無かったか等を日誌に記入します。

 

 

 

休日は風呂掃除もします。

当直者2人で寮の風呂を掃除するのは大変

ですが、多くの寮生が自主的に手伝ってくれ

早いと15分くらいで終わってしまいます。

 

 

 

以上が当直の仕事です。

最初は少し大変だと思いましたが、

慣れてしまえばそんなこともありません。

 

寮生活は大変なこともあるけれど、仲間と

一緒に生活できるのはとても楽しいです!

勉強面に関しても、本気で船員を目指す人

ばかりで力を入れやすい環境だと思います。

 

寮生活も船員になるための経験の1つ!

あと数ヶ月、頑張っていきましょう!

 

記事:M 写真:M

急激に気温が下がり、冬の作業着を着る

学生が増えた今日このごろです。

風邪を引かないよう気をつけましょう!

 

国立清水海上技術短期大学校では

航海・機関実技という授業が週2回あり、

海上実習だけでは学ぶことのできない

技術を習得することができます。

 

今回はその中のクロスロープの授業を

ご紹介したいと思います!

 

クロスロープとは船舶の係留等に

使用されているものです。

船員になれば当たり前に扱う物なので

練習用のマイロープを製作します。

 

まずは1本の長いクロスロープを手分けして人数分に切断します。

 

 

 

1人1本貰ったら、両端から40cmの部分を

ニードル(太い針)に通したトゥワイン(蝋が塗られた糸)でほつれないように縫い、縫ったところから上を解いて伸ばします。

 

 

 

 

ほどいた時に現れたロープを構成していた束をストランドと言います。

 

 

 

 

 

同じ方向に向かっている2つのストランドをトゥワインで縫い合わせます。

 

合計8箇所、少し大変な数ですが

各々集中して取り組んでいます。

 

最後に縫い合わせたストランドを

蝋燭の火で溶着させます。

この時、固まったときの先の形が

横に広すぎたり丸すぎたりすると

後でロープに編み込む練習が出来なくなる

ので丁度良い形になるようにします。

 

 

これでロープは完成。

 

次にロープと、帽子の後ろに付ける

名札を作ります。

 

材料は白くて薄い革とトゥワインです。

 

 

革の上と下の端から1cmのところを折り、

折ったところを重ねてニードルで縫っていきます。薄いとは言えども材質が硬く、通すのにとても力が必要でした。

帽子の後ろはよく見られるところなので、

学生は綺麗に縫うことを意識して、集中して取り組んでいました。

 

名札完成。

 

 

 

実技の授業は頭で覚えるよりも体で覚える

ということが多いです。練習あるのみ!

船員になってから活かせるように

頑張っていきましょう!

 

記事:M 写真M

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

夏休み明け初の投稿になってしまいました。

皆様いかがお過ごしでしょうか?

 

国立清水海上技術短期大学校では

921日から前期期末試験がありました。

就職にも関わる重要なものなので

学生は各々、時には教え合いながら

勉強を頑張っていました。

 

試験合間の自習の様子

 

試験期間中に台風15号の被害により休校に

なってしまう事態にも見舞われましたが

104日に試験を終えることができました。

 

学校に複数の方から支援物資をいただき、

沢山の人に支えられていることを感じました。

本当にありがとうございました!

 

前期はこれで終了です。お疲れ様でした!

後期も頑張っていきましょう!

 

 

記事:M 写真:M

皆さんこんにちは!

 

私たちが清水海上技術短期大学校に入学して、早くも3ヶ月を迎えます。

 

新しい知識を吸収したり、実習や実技を行ったり慣れないことや大変なことも沢山ありますが、密度の濃い毎日を送っています。

 

今回は、6月25日土曜日に行ったオープンキャンパスについての内容です。

 

 

 

この日はクラスごとに分かれて、オープンキャンパスに来てくださった方々に普段の学校生活の様子を見学して頂きました。

 

 

 

折角来てくださった方々を大歓迎するために学生達もワクワクしながら準備を進めていました。

 

 

 

あるクラスでは、航海実技の時間に行ったロープワークの様子を見せていました。

学校の授業にも興味を持ってくださった方がいたら、私も嬉しいです!

 

 

 

 

 

また、希望する方には学生による面談を行いました。

面談に来てくださった方がおり、学校に興味を持ってくれているのかなと感じ、嬉しかったです。

学生の皆も希望者へ丁寧に学校の様子を教えていて、和やかな雰囲気の面談でした!

 

 

 

 

 

皆さん、暑い中1日お疲れ様でした!

そして、オープンキャンパスに来てくださった皆様、本当にありがとうございます!

清水海上技術短期大学校に興味を持ってくださった方、入学したいと思ってくださった方がいましたら、とっても嬉しいです。

教官一同、学生一同、入学を心からお待ちしています!

 

 

 

本文 N

 

写真撮影 U、M

皆様こんにちは。

国立清水海上技術短大学校のある静岡県も梅雨入りし、じめじめした暑い日が続きますが、皆様はいかがお過ごしでしょうか?

本校では、先日、前期臨時試験が終わり、テストの返却が行われています。

テストの結果に本校の学生たちは一喜一憂しているところです。

 

さて、今回の記事ですが、そんな清水校の学生たちが普段生活している学生寮の日課の一部を紹介します。

 

 

 

今回皆様にお伝えするテーマは、本校の学生寮で行われている「巡検」です。

「巡検」とは、海上技術短期大学校の寮の日課の一つで、消灯前に、当直教員及び当直学生2名による各個室の点検を行う作業のことです。

 

 


「巡検」では、最初に各班ごとに全員が帰寮しているか点呼を行い、当直教員に報告します。

 

 

 

 

その後、各個室がきちんと整頓されているか確認されます。

シーツのシワを伸ばし、棚の整理をし教員のチェックに備えます。

 

 

教員の厳しいチェックに学生たちもハラハラドキドキです!

 

 

 

 

 

この日も、問題なく巡検が終わった様です。教員と当直学生はお疲れさまでした。

このあと、寮は消灯され、各学生は明日に備えて睡眠をとり、英気を養います。

ライター:N

写真:H

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

皆さんこんにちは~

もう六月の二週間目早いですね。来週から前期の臨時試験があるので

多くの生徒が勉強を頑張りテストに備えている最中です(多分

さて、今週の記事は前回の人が少し話していた、海上実習 かざはや編の船首配置について語っていきたいと思います!

 

 

まず船首配置とはなんなのかというのからお話ししたいと思います~

本校の海上実習の配置は大きく分けて2つあり、かざはや配置と端艇(カッター)配置(前回の記事参照)があります。

そこからかざはや配置は4つの配置に分かれ、船橋配置、船首配置、船尾配置、機関配置となります。

 

 

船首配置(おもて配置とも言います)での作業を大まかにいうと、

・出港のための着岸準備→船橋からの号令後着岸

・手仕舞作業の離岸準備→船橋からの号令後離岸

・出入港作業

・航行時の見張り

などがあります。

今回の海上実習での船首配置は早めに着岸準備が終わり時間があったので、

船橋に報告した後ヒービングラインの投擲練習やロープの結び方を練習をしました~

 

 

 

そのような練習をしている間に他の配置の着岸準備が終わり、岸壁に着岸後出港しました~

大まかな作業内容で話したように船首配置は航行中見張りをしていました

 

 

清水港でかざはやを走らせていると実習の時間が残り少なくなってきたので入港用意をします

入港用意中も当然見張りはします~

この後にかざはやを入港させました

 

 

かざはやを入港させたあと手仕舞作業を行って今回の実習はおしまいです。

作業風景は撮影している生徒も作業をしているのであまりないのが申し訳ないです

詳しく見てみたいな~と思う方はオープンキャンパス等で説明してくれるかもしれません

 

最後まで見ていただきありがとうございました!他の配置の内容はほかの方がやってくれるでしょう!

それではさようなら~

 

=おまけ=

着岸準備中の船尾の様子

 

航行中の船尾、船橋の様子

 

本文作成者 Z

写真撮影及び提供者 W , Z

皆さん、こんにちは。

 

本校の授業で皆大好き(であろう)海上実習。

海上実習前日の夜はワクワクしすぎて眠れません。

 

…という冗談は置いといて、

今回は「海上実習~カッター編~」をお送りします。

 

※カッター(端艇)とは、船舶に搭載される大型の手漕ぎボートのことで、現在は教育や訓練の目的で、昔は遭難者の救助や緊急時の脱出の際に利用されていました。

 

 

海上実習は、整列&人員点呼から始まります。

艇庫前での人員確認報告

 

その後、各配置に分かれて実習開始!

(カッター配置と校内練習船「かざはや」配置に分かれます。かざはやでの実習風景は別の広報班員が書いてくれると思うのでお楽しみに…)

 

カッター配置は総員カッターに乗り込み、掛け声とともに出港していきます。

 

目指すは約4㎞先のエスパルスドリームプラザ。

 

目標地点目指して全員の息を合わせて漕ぎまくります。

道中では様々な船舶を見ることができます。

今回は、海洋地球研究船「みらい」を拝めました。デカイッ!!

 

途中で漕ぎ手を交代しながら、無事目標地点に到着できました!

休憩して体力が回復したら、また漕いで学校の岸壁まで帰ります。

 

 

本校は普通科高校出身者も多く、「カッター漕いだことないわ」って人が多いです。

筆者もその一人であり、且つ、海なし県出身の「湖のスワンボートしか勝たん」と思っていた人間なので、正しい漕ぎ方やオールの扱い方など知らないことだらけでした。

 

そんな私でも、教官がご指導してくれるので人並には漕げるようになりました。

 

高校でカッター部員だった同期も教えてくれるので、クラス全員上達待ったなしですね。

 

 

本文  K

写真  K K

 

 

 

 

皆さん初めまして。

約2年ぶりの更新となりますこの「おりどポートラジオ」は37期生が引き継ぎましたので、宜しくお願いします。

 

さて5月27日に学生行事として三保半島スタンプラリーが行われました。

 

本来は午前からスタートする予定でしたが、悪天候のため一時延期に。

しかし午後からはご覧の通り天候に恵まれ、無事行われることとなりました。

 

 

 

イベントの概要は、三保半島各所にある5カ所のラリーポイントを各班ごとに海図を用いて、制限時間内に回るというものです。

そして点数を競い合います。

なおラリーポイントで出題されるクイズに正解すると点数がより多く加算されます。

また上位5班及び最下位の班には賞品が授与されます。

 

班員同士で作戦会議をしています。

 

 

 

ラリーポイントまで歩きます。

 

 

 

ラリーポイントに到着すると教官のチェックを受けます。

 

 

 

ジェスチャーによるクイズが出題されています。

当てられるかな?

 

 

 

私たち学生にとって、とても良いリフレッシュとなりました。

 

 

 

 

 

 

 

本文 H

写真 Y M U N