血液型AとBの分布を見て欲しい、中国大陸はBが主流である。すなわち、普通に考えれば、日本列島もBが主流となるはずです。
ところが、西日本の方はAが主流で、東に向かって拡大している様な分布になっている。日本に最後に上陸して東進している様に見える、このAは何処から来たのか?西日本の出雲、北九州辺りから上陸して来た様に見える。それでは、世界分布から見たら何処から来たのであろか?中国大陸にはAは少なく欧州、中東から来た様に見える。血液型Aで見る限り、北九州や山陰に渡来して古墳時代を作った秦氏は中東から来たと考えて差し支えない。
興味深いのは、弥生時代後期の倭国大乱のあった北九州、瀬戸内海、近畿を避けた、山陰、大分県(豊国)、四国南部にA型が大きいことです。特に大分県あたりを豊国と名付けた理由が理解できる、
それでは、以前から住んでいた縄文人や弥生人どうであったか?やはり、中国大陸の血液型Bを持ち込んだのであろう!血液型は男女の双方から遺伝するので、中国の影響が最も大きいと言わざるを得ない。
参考
縄文人から進化した弥生人が日本の主流になるのでは無く、男性遺伝子YにD2を持つ秦氏が中東から大挙して日本に渡来して古墳時代を築いた。
日本の古代からの人口増加について、渡来人が大挙して入植したのが主因であった
日本列島内の血液型の分布(参考)、従来から指摘される東日本(在来系弥生人)と西日本(渡来系弥生人や古墳時代を作った秦氏系渡来人)の地域差を反映している。
血液型Oの世界分布(参考)、ユーラシアではAまたはBが主で、Oは米大陸であり、考察の対象外
渡来人が四国に渡る物語や宇佐神宮の立地に言及したweb、邪馬台国に関する珍説であるが、四国に注目する価値はある。