サイコセラピスト(心理療法士) 棚田克彦 公式ブログ -2ページ目

こんにちは、心理セラピストのたなだかつひこです。

 

 

 

1/23(木)20:00より、Facebookライブで無料心理学セミナー『“つらい子ども時代”を経験した人が、ココロとカラダの健康と幸福を取り戻すための心理学』を開催いたします。

 

 

 

【1/23(木)20:00~ Facebookライブ】
無料心理学セミナー
『“つらい子ども時代”を経験した人が、ココロとカラダの健康と幸福を取り戻すための心理学』


【参加費】
無料

【日時】
1/23(木)20時~(2時間程度を予定しています。)

【場所】
専用の非公開Facebookグループを作って、その中で行います。これは、悩みやトラブルを抱えているかもしれない参加メンバーが、他人の不用意な言動で再び傷付くことがないように、そして、本人が望めば自分の正直な気持ちを発言したり、自由に質問やコメントができるようにするための安全措置ですので、ご理解をお願いいたします。

【申し込み方法】
視聴を希望される方は、こちらからメールアドレスをご登録下さい。折り返し、専用の非公開Facebookグループへ招待いたします。
→ https://www.agentmail.jp/form/ht/18718/1/

【セミナー概要】
“つらい子ども時代”を経験した人が、その影響を乗り越えて、ココロとカラダの健康と幸福を取り戻すための具体的な手順と方法についてお話しします。

【セミナー対象者】
以下のリストに挙げたような、“つらい子ども時代(逆境的小児期体験)”を経験した人が主な対象者です。

・ 抑圧的な家族(「とにかく我慢」「誰も弱音を吐かせてもらえない」「誰も泣かない」「誰も助けを求めない」)

・ 完璧主義の家族(「きちんとやりなさい」「ちゃんとやりなさい」「ちょっとした失敗や間違いもダメです」「もっと、できるでしょ」「まだ、できるでしょ」)

・ 世間体や他人の評価を気にし過ぎて表面的に取り繕う家族(「家族の良い所だけを見せる」「家族の悪いところは絶対に見せない」)

・ お金・仕事・学歴ばかり重要視する親(「子どもの個性や価値観を尊重できない親」)

・ 期待が大きすぎて期待に応えるのが困難な親(「これ位はできて当然」「どうしてあなたはできないの?」「良い大学に入って当たり前」「医者になって当然」)

・ 親による暴力や暴言、ネグレクト(放置、無関心)

・ 家族や身内からの性的虐待やハラスメント

・ 十分な食事や服装、医療ケアを与えられなかった

・ よく怒りが爆発する親(「些細なことですぐに怒鳴るお父さん」「虫の居所が悪いとキレるお母さん」)

・ 両親の夫婦仲が悪い(「両親のケンカ、別居、離婚」「母親から父親の悪口を聞かされる」等)

・ 嫁姑の仲が悪い家(「お母さんからお婆ちゃんの悪口を聞かされる」等)

・ 親が浮気・不倫している

・ 思いやりや優しさを互いに表現しない家族

・ 子どもや配偶者のことを批判・否定ばかりする親

・ 子どもの失敗や間違いをからかったり、揚げ足をとる親

・ 他人や兄弟姉妹とよく比較された

・ 男女間や兄弟姉妹間で違った扱いを受けた

・ 幼少期に養子縁組に出された

・ 厳し過ぎる受験勉強やスポーツの指導、体罰

・ 親が病気がち、または留守がち(病気/留守だからダメなのではない。子どもの情緒的欲求を満たせていないことが問題)

・ 親子関係が逆転している家族(「子どもが面倒をみないといけない親」「かわいそうな親」「頼りのない親」「病気の親」など)

・ 親や兄弟姉妹が精神疾患(うつ病、統合失調症など)、身体・知的障害を抱えている

・ アルコール中毒・薬物依存の親、酒癖の悪い親

・ 身内に自殺(未遂)者がいる

・ 身内に犯罪者(前科者)がいる

・・・・・等など。

※セミナー内でQ&Aのセッションを予定しています。質問や疑問は、<tanada.katsuhiko■■tanada-katsuhiko.com(■■を@に変える)>まで、いつでも気軽にメールしてください。




「もしも、子どもの頃にあんなひどい目にさえ遭わなければ、、、
今ごろは毎日こんなにしんどい思いをしなくても
もっとラクで楽しい毎日を過ごせているはずなのに・・・」



「もしも、違った両親の下に生まれていたら、、、
今ごろは私も他の人たちと同じように
もっと幸せな結婚をして、暖かい家庭を持てていたかもしれないのに・・・」



「でも、私には無理」



「もう自分には関係のない話」



そう思ってあきらめてきた“理想の人生”に向かって、勇気を出して最初の一歩を踏み出しませんか?



私(棚田克彦)が代表を務める一般社団法人日本プロセラピスト養成協会は、“つらい子ども時代(逆境的小児期体験)”を経験した人が、その影響を克服して、ココロとカラダの健康と幸福を取り戻すお手伝いをしています。



道は必ずあります。



あなたのお力になれることを嬉しく思います。



心理セラピスト 棚田克彦

こんにちは、心理セラピストのたなだかつひこです。

 

 

 

“つらい子ども時代”の影響を克服してココロとカラダの健康と幸福を取り戻すには、悩みや症状の原因を正しく特定して根本から取り除くことが必要です。

 

ただし、その過程で、乗り越えなければならない5つの「壁」が存在します。

 

 

 

【5つの壁】

①「否認」の壁

②「硬直性」の壁

③「沈黙」の壁

④「孤立」の壁

⑤「無力感」の壁

 

 

 

これら5つの壁の中でも、特に、最初にして最大の壁、それが、一つ目に挙げた①「否認」の壁です。

 

今回は、“つらい子ども時代”の影響を克服してココロとカラダの健康と幸福を取り戻す上で、最初にして最大の壁となる、この①「否認」の壁についてお話しします(残りはまた別の機会に)。

 

 

 

「否認」とは、人がつらい経験をしたとき等に、事実を無視して無かったことにしてショックを和らげようとする無意識レベルの心の働きのことをいいます(精神分析で防衛機制と呼ばれているものです)。

 

たとえば、肺ガンと診断されても喫煙を止めようとしない男性や、自分の娘が継父から性的な被害を受けているにもかかわらず証拠にまったく気付こうとしない母親には、否認が起きています。

 

前者の男性は、喫煙を続けることによって死亡するリスクを否認しています(「この私が死ぬわけがない」)。

 

後者の女性は、事件となる出来事の存在そのものを否認しています(「私の家の中でそんな酷いことが起こるわけがない」)。

 

否認が問題なのは、否認によって悩みや問題の存在そのものが無いことにされてしまうので、悩みが解消されなかったり、問題の解決が手遅れになってしまうことです。

 

 

 

細かく見ると、否認は2つに分類できます。

 

1つは、「問題の否認」です。

 

「私には悩みがありません」「私たち夫婦には何も問題がありません」「私のお父さんはお酒が好きなだけで依存症ではありません」「お母さんが私を叩くのは私が悪い子だからで、私のことを思っての躾なんです」「私はたしかに両親から暴力を振るわれて育ちましたが、それはどこの家庭にでもよくあることです」・・・といったように、「問題の存在そのものを認めない」という否認です。

 

 

 

2つ目は、「感情の否認」です。

 

「怒り」「悲しみ」「恐れ」「寂しさ」「孤独感」「空虚感」「嫉妬心」「ねたみ」・・・など、自分の中に湧き上がってくるつらい感情を我慢したり、無視したりすることで、「私は大したことありません」「私は平気です」「両親のことはもう許しました」「母親から愛されたいとは思いません」という態度をとるとき、「感情の否認」が起きています。

 

当然のことながら、「問題の否認」が起きているときは、同時に必ず、「感情の否認」も起きています。

 

 

 

私の講座の受講生の中で決して少なくない割合の方が、「私は何の悩みもありません」とか、「私はセラピストになって人の悩みを解決してあげたくて参加しただけです」といったように、「否認」の状態で講座の初日をスタートします。

 

その後、講座が進行するに連れて徐々に受講生たちの否認が解けてくると、本当は自分に悩みがあることや夫婦・家族が問題を抱えていることに気づきはじめ、すると悩みや問題の解決に向けた動きが一気に本格化してきます。

 

ここまで来れば、あとは時間の問題です。

 

あとは根気よくセラピーを重ねることで、やったらやった分だけ、つらい子ども時代の影響を克服することができます。

 

つまり、問題を解決するためには原因を正しく特定して取り除くことが重要ですが、しかしその前に、「私は悩んでいます」「私は困っています」と事実を認めて受け入れる勇気、そして、「私は助けを必要としています」「私は変わりたいです」という言葉を人に伝える勇気が必要になります。

 

これが、①「否認」の壁を乗り越える、ということです。

 

 

 

“つらい子ども時代”を経験した人にとって、自分自身や自分の家族が悩みや問題を抱えているという事実を認めて受け入れることや、自分が他人の助けを必要としているということを口に出して人にお願いすることは、とても大きな勇気を必要とします。

 

しかし、“つらい子ども時代”の影響を克服してココロとカラダの健康と幸福を取り戻すプロセスにおいて、①「否認」の壁は、どうしても越えなければならないものです。

 

以下の私の講座を修了生の体験談をお読みください。

 

参考になると良いのですが・・・・・

 

 

 

 

【講座名】「ビリーフチェンジ・プロセラピスト養成講座」

【女性】Y.K.さん

激務が恒常的に続くストレスの多い職場環境で10年弱過ごした結果、睡眠障害になりました。

小さな組織で行われる社内政治や足の引っ張り合い、パワハラに神経を擦り減らしました。

夜何時に寝ても、毎朝4:00頃に目が覚めてしまい、身体に様々な不調が出るようになりました。

「弱いからこの壁を乗り越えられないんだ」と自分を責め、鞭打つ毎日。

そんな極限状態の中で自己肯定感の低さが、炙り出されました。

心身共に疲れ果て、新しい仕事を始める気力も余力も自信もありませんでした。

人員削減があり、多くの社員が入れ替わりました。

人数が増え、まるで別の会社のようになっても、早期覚醒はなくならず、それまでのことを思い出すと動悸がして胸が苦しくなりました。

今回講座を受ける4~5年くらい前に一度、棚田先生の2時間の公開カウンセリングを見に行きました。 

初めて見た感想は、失礼を承知で書かせていただくと「セッションを受けた人は仕込みだったのかな?」でした(棚田注:「仕込みじゃないよ~」)。

過去に遡り、怒りや悲しみを解放するということが、その当時の私にはどうしても理解できませんでした。

それでも、公開カウンセリングへの参加と同時に購読を始めた棚田先生のメルマガやPodCastに、とても興味をひかれました。



最終的に、申し込みを考えた理由は3つありました。

一つは早期覚醒を解決し、自己肯定をできるようになりたいと思ったこと。

二つ目は棚田先生が多くのクライアントと向き合い、問題を解決してきた方法であれば、効果があるのではないかと思い始めたこと。

三つ目はセラピストの仕事に興味をもったこと、でした。

この講座を受けることによって新しい一歩が踏み出せるかもしれない、一か八かやってみよう、と申し込みを決めました。



一番良かったことは、自分の悩みや多くの人の問題がなぜ起きているのか、その因果関係や心のメカニズムを、頭と心の両方で理解できたことです。

講座を受け、このカウンセリング手法が、広く深い知識、理論、成功に裏打ちされていることが分かりました。

さらに、自分がカウンセリングを受けてみて、過去の感情が溢れ出すのに驚きました。

ただし、たとえカウンセリングが本物でも、心を固く閉ざし、信じないと決めている人には通じないかもしれません。

公開カウンセリングを見に行った頃の私がそうでした。

感情というものを軽視し、ネガティブな感情に至っては、ただひたすら我慢して自分の中に溜めこんできた私。

そして、一体なぜそういう自分ができあがったのか?

講座を受けた今ならわかります。すべてに理由がありました。

今回の講座で、頭と心に同時に働きかけられ、何度も揺さぶられ、カウンセリングを受け入れる心の準備が徐々に整うことによって、解決の糸口をつかむことができたのではないかと感じています。


(棚田注:下線部の記述から、当初、否認が起きていたことがわかります。その後、否認が解かれていることもわかります)




講師の先生方が、注意深く私たち受講生を見てくれていたことに感謝をしています。

何気ない雑談の中で、悩みの原因の核心をさらりと言い当てられ、稲妻が走るように驚いたことが何度もありました。

講座の空間を「安心、安全な場所」にしてくれた先生方、受講者の皆さん、本当にありがとうございました。

内容がとても多く、深かったので、まだ十分に消化できていませんが、これから復習し、しっかりと自分のものにしてきたいと思います。


もっと他の受講生の体験談も読んでみる。
→ http://pro-therapist.or.jp/voice/beliefchange4/

 

 

 

“つらい子ども時代”を経験した人にとって、「否認」の壁を超えることが、なぜそれほどまでに難しいことなのか、あなたには想像がつきますか?

 
そこから逃げ出すことを許されない過酷な家庭環境の中に身を置いて育った小さい子どもにとって、これから先の長い人生を誰にも頼ることなくたった一人の力で生き延びていくためには、家の中で次々と起こるつらい出来事や自分の中に湧き上がってくるネガティブな感情を、すべて無視して無いことにするより他に良い方法がなかったのです。
 
すなわち、非力な小さい子どもが過酷な環境の中を一人で生き延びていくために身に付けざるを得なかった生存戦略、それが「否認」と呼ばれる防衛機制の本質です。
 
だから、自分が抱えている悩みや自分の家族に起きている問題、自分の中に湧き上がってくるネガティブな感情等の存在を認めて受け入れようとすると、子どもの頃に経験したのと同じような恐怖心や絶望感が湧いてきて、そうした感情が事実をありのままに受け入れることを難しくするのです。
 
 
 
しかし、安心してください。
 
もう大丈夫です。
 
闘いは終わりました。
 
もう怖い出来事は起こりません。
 
あなた一人が犠牲にならなくてもいいのです。
 
我慢しなくてもいいです。
 
あなたは悪くありません。
 
誰もあなたのことを責めたりしません。
 
あなたはすでに許されています。
 
しかも、あなたはもう、あの頃の非力な小さい子どもではありません。
 
必要なときは、周りに助けを求めてください。
 
「悩んでいます」「困っています」「助けてください」と勇気を出して伝えてください。
 
私もあなたの力になりたいと思っています。
 
 
 
心理セラピスト 棚田克彦
P.S. このブログの内容の続きは、近々開催予定の無料Facebookライブセミナーに引き継ぐ予定をしています。

こんにちは、心理セラピストのたなだかつひこです。



前回は、

・ 子ども時代のつらい経験(逆境的小児期体験)は、数十年もの時を超えて、大人になった現在の私たちのココロとカラダに大きな影響をおよぼしうる。

・ 特定のつらい経験だけが突出して影響をおよぼすわけではない(軽度の逆境的小児期体験も見過ごしてはいけない)。

・ 問題の原因(子ども時代のつらい体験)を正しく特定することは、問題を効果的に解決する上で非常に重要である(→「変われる人」になるために)。

というお話をしました。



今回は、まず最初に、つらい子ども時代の経験(逆境的小児期体験)がココロの健康(悩みや“生きづらさ”、人生脚本など)に与える影響についてお話しします。



“つらい子ども時代(逆境的小児期体験)”を経験した人は、ココロにあらわれる影響として、たとえば、大人になったときに人間関係や恋愛・結婚で大きなストレスを感じたり、同じパターンの問題や失敗を繰り返す傾向があります。

また、イライラ、キレやすい、不安感、孤独感、自己否定感(「私はダメ」)、自己嫌悪感(「自分のことが嫌い」)、無力感(「私にはできない」)、空虚感(「むなしい」「からっぽ」)、憂鬱感(「気が重い」)、抑うつ気分(落ち込み)、絶望感(何もかもダメ)等、気分の状態に問題を抱えやすくなります。

より深刻なケースでは、うつ病、自殺、依存症、睡眠障害、不安障害(パニック等)、愛着障害、パーソナリティ障害、統合失調症等を発症する確率が高くなることが報告されています。



こうしたココロに現れる問題を解決するためには、世の中には非常にたくさんの種類のセラピーやカウンセリングが存在するので、その中から自分に一番合ったものを見つけることが大切です。

自分に一番合うセラピーが、自分にとっての一番良いセラピーです。

もし私(棚田)が自分の意志でセラピーを受けるとしたら、あるいは、私の家族や大切な友人にすすめるとしたら、やはり、問題の原因を正しく特定した上で、その影響を根本から取り除くタイプのセラピーを選ぶでしょう。

言い換えると、「楽になる(苦痛を取り除く)だけのカウンセリング」や「ヒーリング(癒し)中心のセラピー」「仕組みや効果のよくわからない謎のセラピー」等は避ける、ということです。

「誰でもできます」「すぐにできます」「簡単にできます」といった宣伝をしているセラピーを選ぶこともありません。

なぜかというと・・・(「仕組みや効果のよくわからない謎のセラピー」は問題外として)、


 

【理由その1】「変化が大きい(深い)」
・ 問題の原因を正しく特定して、その原因を根本から取り除くタイプのセラピーは、少ない回数のセッションで、より大きな(深い)変化が期待できる。

・ 一方、「楽になる(苦痛を取り除く)だけのカウンセリング」や「ヒーリング(癒し)中心のセラピー」は、変化が小さく、表面的なものになりやすい。


【理由その2】「変化が早い」
・ 問題の原因を正しく特定して、その原因を根本から取り除くタイプのセラピーは、遠回りなように見えて、実際には解決までに要する時間を大幅に短縮できる(急がば回れ)。

・ 一方、「楽になる(苦痛を取り除く)だけのカウンセリング」「ヒーリング(癒し)中心のセラピー」は、はじめのうちは変化が早く感じられるけれども、結局は問題の根っこ(原因)が残ったままになるので、完全に解決するまでに非常に時間がかかるか、あるいは、最後まで解決しない。


【理由その3】「変化が続く(再発しない)」
・ 問題の原因を正しく特定して、その原因を根本から取り除くタイプのセラピーは、問題を根っこ(原因)から取り除くので、一度解決すると、その変化が持続し、再発しない。

・ 一方、「楽になる(苦痛を取り除く)だけのカウンセリング」「ヒーリング(癒し)中心のセラピー」は、問題の原因が残ったままになるので、何度も似たような悩みを繰り返したり、同じ症状を再発しやすい。

 

 


このように、問題の原因を正しく特定して、その原因を根本から取り除くタイプのセラピーは、「変化が大きい(深い)」「変化が早い」「変化が続く(再発しない)」という3つの特徴を備えています。

 

 

 

私のやっているビリーフチェンジもその中に含まれますが、世の中に数多く存在するカウンセリングやセラピーの中で、私が自信をもっておすすめできるのは、基本的にこのタイプに属するセラピーになります。

 

 

 

心理セラピスト 棚田克彦

 

こんにちは、心理セラピストのたなだかつひこです。

 

 

 

私のところには、さまざまな悩みや症状で困っている方が来られます。

その多く(ほぼ100%)が、悩みや症状の原因となる“つらい子ども時代”を経験をしています。

しかし、すでに心理学を学んでいたり、どこか別のところでセラピーやカウンセリングを受けたことがある人を除けば、「子どもの頃に経験したどのような出来事が、大人になった現在の自分の悩みや症状の原因になっているのか」をはじめから正しく特定して理解できている人は皆無と言ってよい状況です。

ところが、自分の問題がどのような経緯で作られたのか、その原因を正しく特定して理解できているかどうかは、その人がセラピー(カウンセリング)を受けて変われるかどうかを決める非常に重要なポイントの1つです。

もちろん、原因を知っているだけで問題が消えてなくなることはありませんが、原因を正しく理解した上でセラピーを受けるのと、何もわからずにセラピーを受けるのとでは、不思議に思われるかもしれませんが、その人がセラピーを受けて変われるかどうかに大きな違いが生まれます(特に、解決にある程度の期間が必要な場合)。

「問題の正しい原因やセラピーの目的を正しく理解した上でセラピーを受けた方が良い結果が(早く)出やすい」ということです。



さらに、クライアントが問題の核心に直面してセッションが足踏み状態になったとき等、自分の問題の原因を正しく理解している人は、「ここを乗り越えれば、私の悩みは解消する(ここから逃げると解決しない)」ということがわかっているので、最も困難な状況においてもあきらめずに取り組み続けることができます。

一方、自分の問題の原因を理解していない人は、どこか自分の人生を他人任せにしがちなところがあって、セッションが少しでも行き詰まると途中で来なくなったり、「とっても簡単、●●するだけ!」「たった一回のセッションで治りました!」といった他のお手軽な方法に逃避しがちです(そして、解決しない)。

なので、私の講座では、心理セラピストになりたい人も、自分が悩みを解決して幸せになりたい人も、心理セラピストが知っておくべきレベルの知識や技術を一緒になって学んでもらうことで良い結果が出せています。

ビリーフチェンジが卓越した成果を出し続けている背景には、こうした外から見ただけではわからない数々の納得の理由があるのです。



自分の悩みや症状の原因を正しく特定して理解しておくことは、問題を解決する上で非常に重要です。

とはいえ、普通の人は、20~30年以上も昔の子どもの頃に経験した出来事が、大人になった現在の自分の悩みや症状の原因になっているとは想像もしないでしょう。

ここで、「つらい子ども時代の経験が成人後の心身の健康状態におよぼす影響」について、非常に興味深い海外で行われた研究結果についてシェアしたいと思います。


 

【逆境的小児期体験(ACE)調査(フェリッティ&アンダ;1998年)】

●肥満の本当の原因
・ 1985年、サンディエゴのカイザー・パーマネンテ医療プログラムにおいて、予防治療プロジェクトのリーダーを務めるフェリッティ医師は驚くべきパターンを発見した。すなわち、成人の肥満患者の大半が、子どもの頃にトラウマとなる出来事を経験しており、さらに、そのトラウマの多くが性的虐待だった。

・ 被験者たちは、長年にわたって心に抱えている不安や恐怖、絶望感を、食べることによって紛らわそうとしていたのだった。特に、女性の場合、体重を増加させることで、自分が魅力的な女性として男性から注目を浴びることから身を守っているようだった。


■逆境的小児期体験(ACE)調査
・ フェリッティ医師とアンダ医師は、さらに調査を進めるために、以下のような大規模統計調査を実施した。

●母集団
・ 調査は米国で行われた。

・ 母集団は1万8000名以上。平均年齢は57歳。4分の3は大卒。

・ 被験者たちは生活の問題を抱えておらず、社会的に不利な立場でもなかった。いずれも教育水準の高い成功した男女で、ほとんどが健康保険に加入して定職に就いている中産階級の白人。


●調査に使用された質問票(ACE調査票)
あなたは18歳以前に以下の経験をしましたか?

①親か同居している大人から、頻繁に、または日常的に、罵倒、侮辱、悪口、屈辱を受けていましたか? もしくは、危害が及ぶかもしれないという恐怖を与えられていましたか?
 はい/いいえ (答えが「はい」の場合は「プラス1点」)

②親か同居している大人から、頻繁に、または日常的に、押されたり、つかまれたり、叩かれたり、何かを投げつけられたりしていましたか? もしくは、跡が残ったり、傷ついたりするほど強く殴られたことはありますか?
 はい/いいえ (答えが「はい」の場合は「プラス1点」)

③大人か、少なくとも5歳以上年長の人間から、性的に触られたり、撫でられたりしたか、あるいは、無理やり相手の身体に触らせられたことはありますか? もしくは、触られそうになったり、不適切に触られたり、性的に虐待されたことがありますか?
 はい/いいえ (答えが「はい」の場合は「プラス1点」)

④頻繁に、または日常的に、「家族の誰からも愛されていない」、あるいは、「自分が大事で特別な存在だと思われていない」と感じていましたか? もしくは、「家族が互いに関心がない」「親しみを感じていない」「助け合っていない」と感じていましたか?
 はい/いいえ (答えが「はい」の場合は「プラス1点」)

⑤頻繁に、または日常的に、「食事が十分ではない」、「汚れた服を着なければならない」、「自分を守ってくれる人がいない」と感じていましたか? もしくは、親のアルコール依存や薬物依存が原因で、「面倒をみてもらえなかった」、「必要なときに病院へ連れて行ってもらえなかった」と感じていましたか?
 はい/いいえ (答えが「はい」の場合は「プラス1点」)

⑥両親の離婚や別居、その他の理由(棚田注:養子縁組など)によって、実の親と別れた経験がありますか?
 はい/いいえ (答えが「はい」の場合は「プラス1点」)

⑦母親(継母)は、頻繁に、または日常的に、つかまれたり、叩かれたり、物を投げつけられたりしていましたか? ときどき、頻繁に、または日常的に、蹴られたり、噛みつかれたり、拳や物で殴られたりしていましたか? もしくは、繰り返し数分間にわたって殴られたり、銃やナイフで脅かされたりしていましたか?
 はい/いいえ (答えが「はい」の場合は「プラス1点」)

⑧酒癖が悪い人、アルコール依存症者、または薬物を乱用している人と同居していましたか?
 はい/いいえ (答えが「はい」の場合は「プラス1点」)

⑨家族内に、うつ病の人、精神疾患を抱えた人、自殺未遂を起こした人がいましたか?
 はい/いいえ (答えが「はい」の場合は「プラス1点」)

⑩家族内に、刑務所に収監された人がいましたか?
 はい/いいえ (答えが「はい」の場合は「プラス1点」)

※「はい」の数を合計したものが、あなたのスコアです(最低0点~最高10点)


●調査結果
・ 当初、フェリッティ医師とアンダ医師は、「はい」の数はかなり少ないと考えていた。しかし、実際には、「はい」の数が予想をはるかに上回り、参加者の約3分の2(64パーセント)が1つ以上の項目で「はい」と答えた。

・ さらに、1項目に「はい」と答えた人の87パーセントが、さらに別の逆境を経験していた。

・ スコアが「2」以上の人は40パーセント、「4」以上は12.5パーセントだった。

・ スコアと成人後の病気や身体の不調との間に密接な相関があることが判明した。すなわち、子ども時代に逆境を経験した人は、大人になってから、ガン、脳卒中、心臓疾患、肺疾患、糖尿病、喘息、頭痛、潰瘍、多発性硬化症、過敏性腸症候群、全身性エリテマトーデス、慢性疲労症候群を発症する確率が高くなる。

・ 子ども時代の逆境には、親からの暴言や侮辱、精神的/身体的/性的虐待、ネグレクト(育児放棄)、両親の喧嘩/別居/離婚、母親が虐待される場面を目撃、親のうつ病や精神疾患、親のアルコール/薬物依存、家族内の犯罪者の存在などが含まれる。

・ 以下は、調査結果からの抜粋。

【うつ病】
・ スコアが「1」の人のうち18パーセントがうつ病にかかっており、スコアが1点上がるごとにその確率は大幅に増える。スコアが「3」で30パーセント、「4」以上では50パーセント近くの人が慢性的なうつ病を患っていた。スコアが「4」の人がうつ病となる確率は「0」の人に比べて4.6倍。

・ 女性の場合、相関関係はより深刻になる。スコアが「1」の人のうち、うつ病の患者は男性が19パーセントであるのに対し、女性は24パーセントだった。同様に、「2」では男性が24パーセント、女性35パーセント。「3」では男性が30パーセント、女性が42パーセント。「4」以上では男性が35パーセント、女性が60パーセントという結果になっている。

・ 性別に関係なく、子どもの頃に親を亡くした人が成人後にうつ病を発症する確率は3倍になる。

【自殺】
・ スコアが「0」で自殺未遂を起こした人は1パーセントに過ぎないが、「4」以上では約20パーセントが自殺未遂を経験している。

・ スコアが「4」以上の場合、スコアが「0」の人にくらべて自殺未遂の確率は12.2倍になる。

【ガン】
・ スコアが「4」の人は「0」の人にくらべてガンと診断される確率は約2倍になる。


【心臓病】
・ スコアが「7」以上の場合、心臓病のリスクは3.6倍になる。

【自己免疫疾患】
・ スコアが1点増えるごとに、成人後に自己免疫疾患で入院する確率は約20パーセント上昇する。

【寿命】
・ スコアが「6」以上の人は寿命がおよそ20年短くなる。

・ デューク大学、カリフォルニア大学サンフランシスコ校、ブラウン大学における研究で、小児期の逆境体験は人間を細胞レベルで傷つけ、細胞を老化させて寿命を縮めることが明らかになった。


【その他】
・ 過敏性腸症候群に苦しむ女性の半数以上は、小児期トラウマを経験していた。

・ 子どもの頃に両親の離婚を経験すると、大人になってから脳卒中を起こす確率が約2倍高くなる。

・ 子ども時代に逆境を経験すると、成人してから慢性疲労症候群をわずらう確率が6倍に増加する。

・ うつ病の母親に育てられた子どもは、成人してから慢性疼痛(線維筋痛症など)に苦しむ確率が高くなる。

・ 16歳以前に深刻なトラウマを経験した子どもは、統合失調症を発症する確率が3倍に上昇する。


■考察
・ 当初、フェリッティ医師とアンダ医師は、スコアと成人後の心身の不調との間に見られる明確な相関関係は、小児期トラウマを抱えていると、慢性的な不安を抑えるための自己対処法として喫煙、飲酒、過食に走りやすいためではないかと考えていたが、実際は違った。たとえば、スコアが「7」以上の人は、飲酒も喫煙もせず、肥満や糖尿病でもなく、コレステロール値が低くても、心臓病のリスクがスコアが「0」の人の3.6倍という結果が出た。つまり、18歳までに経験した逆境体験が、何十年もの時を超えて、身体の病気や精神障害等を直接的に引き起こしていることが明らかとなった。

・ 成人期の心身の健康に悪影響をおよぼすのは、深刻な虐待だけではないことが明らかになった。つまり、軽度の逆境的小児期体験も見過ごすことは適切ではない

・ 1万8000名以上の回答を分析した結果、特定の逆境的小児期体験だけが突出して影響をおよぼすわけではないことが判明した。調査した10種類の小児期逆境体験は、いずれもほぼ同じダメージを与えていた。


■逆境的小児期体験(ACE)研究のその後
・ 当初、フェリッティ医師とアンダ医師によって始められた小児期逆境体験(ACE)研究は、10つの質問からスタートしたが、その後、他の小児期トラウマ(親との死別、兄弟姉妹の虐待を目撃、居住地域内の暴力、貧困家庭、母親が虐待される場面を目撃、学校でのいじめなど)も対象に加えられ、同様に成人後の心身の健康状態に悪影響をおよぼすことが確認された。

・ 小児期逆境体験(ACE)は、心理面においては、他人や集団との関わり方(つながり方)、特に、恋愛・結婚、子育てにおけるパターン等に悪影響をおよぼすことがわかっている。

・ 小児期逆境体験(ACE)による影響として、男性よりも女性の方が発症率が高いことがわかっている。

・ 小児期逆境体験(ACE)は、脳の構造や免疫システムに悪影響を及ぼす。その結果、ストレスホルモンの分泌をコントロールする遺伝子発現が変化し、身体と脳の両方に炎症性ストレスの過剰反応が引き起こされる。すると、身体と脳が有害な炎症化学物質にさらされつづけ、成人後に一連の病気が引き起こされる。

・ 現在、世界保健機関(WHO)は、14ヵ国で健康悪化につながる可能性のある精神的苦痛や心的外傷の検査にACE質問票を採用し、アメリカでは29の州とワシントンDCにおいて公衆衛生の改善にACE質問票が活用されている。


■参考サイト
https://www.acesconnection.com/

 

 

逆境的小児期体験との間に相関がみられた病気の中には、現在のところまだ有効な治療法が見つかっていない難病等も含まれます。

しかし、こうして病気の原因の可能性やリスク因子が徐々に明らかにされることによって、将来的に有効な治療法や予防法が発見されていくのです。

これが「問題の原因を正しく特定する」ことが持つパワーです。



いかがでしたか?



今回紹介した研究結果は、身体の病気に関するものが中心だったので、専門用語が多くて難しく感じたと思います。

しかし、病名や細かい数字を気にする必要はありません(それは私の意図でもありません)。



要点として、

・ 子ども時代のつらい経験(逆境的小児期体験)は、数十年もの時を超えて、大人になった現在の私たちのココロとカラダに大きな影響をおよぼしうる。

・ 特定のつらい経験だけが突出して影響をおよぼすわけではない(軽度の逆境的小児期体験も見過ごしてはいけない)。

・ 問題の原因(子ども時代のつらい体験)を正しく特定することは、問題を効果的に解決する上で非常に重要である(→「変われる人」になるために)。

の3点を理解しておいてください。


心理セラピスト 棚田克彦

あけまして、おめでとうございます。

心理セラピストのたなだかつひこです。

今年もよろしくお願いたいいたします。



昨年は、十年に一度の大型断捨離の年でした(私の仕事上の話です・・・)。

2019年は、「ビリーフチェンジ・プロセラピスト養成講座」のみを1つ残して、それ以外の今まで続けてきたセミナーの仕事を、一度すべて休むことにしました。



理由は大きく2つあって、1つ目の理由は、部屋にこもって講座の内容をバージョンアップするため。

心理療法分野の近年の動向をみると、もっとも顕著なのは、脳科学や神経科学における最新の知見が取り入れられるようになったことです。

これにより、トラウマに対してより有効な理論やアプローチ方法が開発されました。

この流れを受けて、1つだけ残しておいた「ビリーフチェンジ・プロセラピスト養成講座」も、2020年よりカリキュラムがリニューアルされます。

加えて、「ビリーフチェンジ・プロセラピスト養成講座」の卒業生向け限定のアドバンス講座を2020年中にはスタートさせる予定です。

アドバンス講座のカリキュラムは、私の自己満足と言うか、趣味とこだわりに重点をおいて現在開発中なので、私の中で満足のいくものが完成したときに一部の興味のある方にだけお披露目いたします。



そして、大型断捨離を実行したもう一つの理由、それは、もっと個人的で、もっと感覚的なものです。

ここ数年、「自分に正直に生きる」ということをとても大切にしている自分がいます(その理由はここで話すと長くなるので省きます)。

「思ってもいないことを言葉にしない」

「たとえほんの少しでも自分の中で違和感や抵抗感のある文章は書かない」

「違和感を感じる人と関係を持たない」

「自分の選択や行動が、自分自身や家族、チームの価値観に一致しているかどうかをよく確認する」

「自分が大切だと思う人間関係や時間、場所、活動を、ちゃんと大切にする」

仕事においても、プライベートにおいても、人生全般において、「自分に正直に生きること」「自己一致していること」が近年の私の最重要事項になっています。



2009年に私一人で始めたビリーフチェンジも、2020年で11年目を迎えました。

私は基本的に自分のやりたくないことはやらない性格なので、仕事上で「葛藤」や「不一致」を経験することはほとんどありません。

それでも、10年間ずっと同じ仕事を続けていると、多少のほころびが生じます。

「間違いではないけれど、100%正解とも言えない」

「ズレてはいないけど、ピッタリでもない」

ビリーフチェンジを始めてから約10年の間に、少しづつそんな状況になっていたのかもしれません。

毎日の仕事は楽しくこなす一方で、以前に比べると自分の進みたい方向が定まらない感じがしていました。

それは、完璧主義の私にとっては、とても居心地の悪い状況です。

そこで、ちょうどその頃、50歳になったばかりだった私は(現在、51歳です)、「少なくともあと10年間、60歳になるまで楽しく仕事を続けられるように、初心に返ってすべてをゼロから作り直そう」と考えたのです。

そして、今まで続けてきたセミナーの仕事を、一度すべて休むことにしました。

2018年末のことです。



自分が担当するセミナーを2018年末で一度すべてやめることにした私は、初心に返って自分のビジネス全体をゼロベースで見直すことにしました。

それは、自分の価値観や使命感、仕事に向かう動機等を明らかにする作業でした。

「心理セラピストとして、誰の役に立ちたいのか(誰を何から救い出したいのか)?」

「その人たちにどうなって欲しいのか?」

「そのために自分は何をしようと思うのか?」

・・・・・等など。

そうやって自分と向き合う作業を2019年1月から始めました。

当初は3ヶ月間もあれば終わる予定でしたが、自分の中の一致感を大切にし始めるとなかなか作業が前に進まず、結局、このプロセスは2019年暮れ頃まで続きました。



私は自分のセミナーに登壇する際、受講生やクライアントの方に、「人は幸せになるために生まれてきた」ということをお伝えしています。

その一方で、インターネットやテレビで悲惨なニュースを見聞きしたり、受講生やクライアントの方々から過去の壮絶な体験を聞かせてもらうと、「どうしてこんなひどい出来事が起きてしまうのだろう?」「人生とはなんと理不尽で不公平なものなのか!」といたたまれない気持ちになることがあります。

なぜならば、子ども時代に一番つらい経験をした人ほど、大人になってからも一番苦しい人生を続けているのをたくさん見てきたからです。

しかも、子ども時代に経験した最悪の状況を、大人になってからも場所と相手を変えて正確に再現してしまうのです。

それはまるで、周囲から見ると、苦しんでいる当人が自らそのつらい状況を作り出しているようにしか見えません。

何ともせつない状況です。



結局、私が心理セラピストを続けている理由として、約一年間かけてたどり着いた結論は、以下のようなものでした。

(以下、スマホのメモ帳から抜粋)

「つらい子ども時代を経験したせいで、大人になった今もつらい人生が続いている人たちに、絶対にそのままで人生を終えて欲しくない。」

「子ども時代に苦しんだ人ほど、大人になったらその苦しみを超えて余りある幸せを手にして欲しい。私はその手助けがしたい。」

「未来は過去の延長ではない。人はいつからでも変われる。だから、決してあきらめてはいけない。」

「地球上のすべての人々が苦しみや恐れから解放されて、笑顔で安心して暮らせる世界が実現して欲しい」

・・・・・等など。

こうした思いが自分の中に存在することが明確になりました。

後はその方向に向かって、ひたすら前に進むだけです。



今後は、

「つらい子ども時代を経験した人が、その影響による悩みや症状を克服して、ココロもカラダも健康で幸せになるのを手助けする。」

そして、

「『あきらめないで本当に良かった!』『この世に生まれてきて本当によかった!』という気持ちを体験してもらう。」

という思いでセミナーの提供やSNS上での情報発信をおこなっていきます。



「ビリーフチェンジ」 = 「つらい子ども時代を経験した人が幸せになるための心理学」

ということでやっていきますので、今後とも応援よろしくお願いいたしますm(__)m



心理セラピスト 棚田克彦

こんにちは、心理セラピストの棚田です。
 
 
表題の件ですが、「“正しい”人生」って存在するのでしょうか?
 
あなたはどう思いますか?
 
 
【幸運を呼ぶ動画】#0003正しい人生
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では、また~(^.^)/~~~
 
 
※【東京会場】は残席1名になりました。

 

■【ビリチェン X トラジェネ 特別合同セミナー】

■「“ディープ・フィアー(深い恐れ)”からの解放」

■大阪会場

【日時】 11月11日(月)~12日(火) 13:00~18:00

【会場】 JR新大阪駅近辺

【受講料】 44,000円(税込)

 

■東京会場(残席1名)

【日時】 11月18日(月)~19日(火) 13:00~18:00

【会場】 東京23区内

【受講料】 44,000円(税込)

 

■福岡会場

【日時】 12月10日(火)~11日(水) 13:00~18:00

【会場】 JR博多駅近辺

【受講料】 44,000円(税込)

詳細とお申し込みは、下記のリンク先からお願いいたします。

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心理セラピスト 棚田克彦

こんにちは、心理セラピストの棚田です。

 

「あなたは、もしも人生をやり直せるなら、どんな人生を生きたいですか?」

 

「今までの人生を振り返って、唯一後悔していることはなんですか?」

 

 

お葬式

 

 

人は誰しも心身ともに健康で、幸せな人生を生きたいと思っています。

 

私もその一人です。

 

しかしながら、私たち人間は、心では「健康で幸せになりたい」と願いながらも、実際には自分の意志では思うようにならない現実の問題に苦しめられることがあります。

 

その大きな原因の一つが、トラウマです。

 

トラウマを抱えたままの状態にいると、自分を幸せにする生き方を選択するのが困難になります。

 

 

個人の力ではどうしようもないような圧倒されるほどの衝撃的な出来事を「トラウマ」と呼びますが、これを読んでいるあなたは、「トラウマ」と聞くと具体的にどのようなものをイメージしますか?

 

例えば、戦争、自然災害、交通事故、犯罪等に巻き込まれることは、典型的なトラウマです。

 

そうしたトラウマを経験して精神的な傷を負ったとき、その後、適切なケアがなされないと、心や身体に様々な問題(後遺症)が残る場合があります。

 

それが、いわゆる「PTSD(心的外傷後ストレス障害)」と呼ばれるものです。

 

PTSDの症状には、以下のようなものがあります。

 

 

「PTSD(心的外傷後ストレス障害)」の症状

 

【再体験】

・ フラッシュバック

・ トラウマ体験(出来事)を何度も思い出す

・ トラウマ体験に関連した悪夢を繰り返し見る

 

【回避】

・ トラウマに関連する物や人、話題、場所、日時等を避ける

・ 感情を生き生きと(リアルに)感じられない

・ (根拠なく)未来がない感じ

 

【過覚醒】

・ イライラ、怒りっぽい、キレやすい

・ じっとしていられない

・ 過度の警戒心

・ びっくりしやすい

・ 驚き方が過剰

・ 集中力低下

・ 不眠

 

【解離症状】

・ 現実感がない

・ ぼ~っとしている

・ 記憶がない

・ 気が付いたらリストカット、過食、万引き等をしていた

 

【気分の変調や障害】

・ 気分の変動が激しい

・ 苛立ちや激しい怒り、キレるような怒り方

・ 夜になると不安になる

・ 誰かと一緒じゃないと一人だと不安になる

・ 自己嫌悪

・ 空虚感

・ 憂鬱な気分、抑うつ症状

 

【自己否定感】

・ 否定的な自己像

・ 自分の感じ方を肯定できない、おかしいと思う

 

【記憶の想起困難】

・ トラウマ体験の出来事に蓋をして思い出せない

・ 過去のある時期(例えば、子供の頃)の記憶がない 

 

 

こうした症状に悩まされている場合、原因として未解決のトラウマを抱えていることが疑われます。

 

 

しかし、「私は上記のようなPTSDの症状に苦しめられてはいるけれども、戦争や自然災害、交通事故、犯罪等に巻き込まれた経験はありません」という方が多いのではないでしょうか?

 

実は、トラウマ(PTSD)には種類があります。

 

戦争や自然災害、交通事故、犯罪等のように、大きな災害や事故の後に心の傷として残るものを「単純性トラウマ(PTSD)」と呼びます。

 

簡単に言うと、「一回きりの大きな出来事によるトラウマ」が「単純性トラウマ」です。

 

一方、「複数回にわたって繰り返されたり、一定期間の継続して経験されるトラウマ」のことを「複雑性トラウマ」と呼びます(その症状を「複雑性PTSD」と呼びます)。

 

例えば、複雑性トラウマには以下のようなものがあります。

 

 

「複雑性トラウマ(PTSD)」の例

・ 幼少期に親、あるいは祖父母からDVを受けていた

・ 幼少期に両親から厳しく育てられた

・ 両親がケンカばかりをしていた

・ いつも親の愚痴を聞いて育った

・ 両親が不仲でその間に自分が入っていた

・ 兄弟・姉妹間で扱いに差を感じた

・ 両親から全く相手にされていなかった(ネグレクト)

・ 両親の離婚、新しい義理の親や義理の兄弟との関連で問題があった

・ 家族や他人から性的暴行を受けた

・ 学校で度々いじめにあっていた

・ 先生から一方的に怒られていた

・ 信頼していた友人に裏切られた

・ 恋人からのDVやハラスメント

・ 恋人や元配偶者とひどい別れ方をした

 

 

複雑性トラウマを受けた場合も、単純性トラウマの場合と同様のPTSDの症状が現れます(複雑性PTSD)。

 

身近な例を挙げると、「人が怖くなる」「自己否定感が強くなる」「感情が感じられなくなる」「この世が信じられなくなる」等の問題が現れます。

 

また、似たようなトラウマを経験していても、身近な人の支えがない場合には、障害が残りやすい(病気になりやすい)ことがわかっています。

 

 

さらに近年は、複雑性トラウマとの関連で、「発達性トラウマ」ということが言われています。

 

「発達性トラウマ」とは、「小さい子どもの頃に、継続して、かつ、反復的に深刻な暴力を受けたり、目撃した」「親の離婚等によって、親が変わったり、ネグレクト(育児放棄)を受けた」等のトラウマです。

 

簡単に言うと、「子どもの頃、安全・安心を欠いた悪い生育環境で育った」「育った環境がずっと辛かった」というトラウマです。

 

いわゆる“アダルトチルドレン(機能不全家族)”の問題も、発達性トラウマの範疇に含まれます。

 

発達性トラウマの心の傷が解消されないまま大人になると、心や身体にさまざまな症状が現れますが、おそらくもっとも典型的な悩みは、「他人とうまく関われない」ことです。

 

発達性トラウマを抱えている人は、他人と自分とを分ける境界線に問題を抱えていることが多く、「互いに相手の境界線を容易に踏み越えて他人と共依存状態になりやすい」、あるいは逆に、「鉄壁の境界線で周囲の人間を自分から遠ざけ、誰とも親密な関係を持つことができない」のような人間関係の問題を繰り返し経験します。

 

 

ここまでのところで、多くの人が人生で抱えている生きづらさのほとんどが、発達性(複雑性)トラウマに起因するものであることが理解できたのではないでしょうか?

 

すると、「じゃあ、私が子どもの頃から何十年間もずっと抱えている生きづらさから解放されるためには、発達性(複雑性)トラウマを解消すればよいのですね」ということになりますが、ここで一つの難題が持ち上がります。

 

それは何かというと、「発達性(複雑性)トラウマの原因(原体験)をピンポイントで特定し、それをセラピーで直接的に扱うことは非常に困難(不可能)である」という点です。

 

その理由はいくつかあって、

 

・ ベッセル・ヴァン・デア・コークらの発見によると、トラウマ体験の記憶を構成するイメージや身体感覚、感情、音声等の要素は、断片化された状態で脳内に蓄えられているために、出来事の記憶を一貫性のあるストーリーとして思い出して人に説明することは困難、または、不可能である。

 

・ とりわけ、脳の長期記憶を司る部位が機能し始め、言語を獲得する年齢である2歳頃よりも以前に経験したトラウマの場合、なお一層、出来事を思い出すことができない。例えば、赤ちゃんの時に受けた身体的な虐待やネグレクト、母親の産後うつ状態による不十分な育児等は記憶がない。

 

・ たとえ2歳以降の出来事であったとしても、「育った環境がずっとトラウマだった」という発達性トラウマの場合、子どもの頃に家族内で経験した複数のトラウマ体験が複雑に絡み合って大人である現在の複数の症状に影響しているため、原因(トラウマ体験)と結果(PTSDの症状)との間に1:1のシンプルな因果関係を見出すことは不可能であり、誤りでもある。

 

・ さらに、受けたトラウマが「子どもの頃に継続して性的な虐待を受けていた」といったものである場合、たとえ明確な記憶があったとしても、相手が精神科医や心理セラピストであったとしても他人に自分の経験したトラウマについて話すことは非常にハードルが高い(恥の感覚)。

 

 

あと、大きなトラウマを心理セラピーで扱う上での技術的な注意点として、クライアントの防衛(抑圧、解離)が強いために、「全く感情や身体感覚を感じられない」か、「少しでも蓋を開けると、一気に感情が噴き出す」のどちらか極端になりやすいことがあります。

 

こうした様々な課題や問題を上手にクリアーしないと、発達性トラウマ(複雑性トラウマ)をうまく解消することは難しいのです。

 

アダルトチルドレン(機能不全家庭)の悩みや生きづらさを解消するのに手こずる場合が多いのは、アダルトチルドレン(機能不全家族)が本質的に発達性トラウマ(複雑性トラウマ)の問題だからです。

 

なので、普通のカウンセリングをただコツコツと地道に続けているだけでは、アダルトチルドレン(機能不全家族)の問題を効果的、効率的に解消することは難しいのです。

 

 

こんど、東京、大阪、福岡の三都市で、「ディープ・フィアー(深い恐れ)からの解放」という2日間のワークショップをやるのですが、複数の人から、「ディープ・フィアーって何ですか?」「ワークショップで何をやるんですか?」と聞かれたので、ここで種明かしをすると、「ディープ・フィアー(深い恐れ)」というのは私の造語で、「発達性トラウマ(複雑性トラウマ)」を経験した人たちが抱える「フィアー(恐怖)」のことを指しています。

 

先に説明したように、発達性トラウマ(複雑性トラウマ)には、「原因(トラウマ体験)と結果(PTSDの症状)との間の因果関係がハッキリとしない」「クライアントは恒常的に解離気味で、感情や身体感覚を感じることが難しい」という特徴があります。

 

なので、クライアントは普段、自分が「フィアー(恐怖)」を抱えていることに気付いていない場合も多く、代わりに、「心の深いところが何となく重い感じ」「身体の芯の部分が固まってゆるまない感じ」のような感覚として意識されます。

 

また、過去のクライアントを振り返ると、「首と肩甲骨周りが痛い」「すぐに下痢をする(過敏性大腸炎)」「アトピーの発作が出る」「就寝中の強い歯ぎしりや喰いしばり」等といった心身症傾向の方も多いように思います。

 

こんどのワークショップでは、最初に発達性トラウマ(複雑性トラウマ)に関する一般的なレクチャーを行って、あとは時間の許す限り、できるだけ多くの方にカウンセリングを受けて頂く予定をしています。

 

東京会場はまもなく満席になりますが、大阪会場と福岡会場はまだお席に余裕があります。

 

「発達性トラウマ(複雑性トラウマ)に興味のある」「子どもの頃、ずっと辛い環境に身を置いて過ごさなければならなかった」「過去に性的なトラウマを受けた後遺症で現在も苦しんでいる」「自分の悩みや症状の原因がわからない。なぜならば、思い当たる節がない/昔の記憶がない/思い当たる原因がたくさんあり過ぎてわからない等」といった方の参加をお待ちしています。

 

 

■【ビリチェン X トラジェネ 特別合同セミナー】

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心理セラピスト 棚田克彦

こんにちは、心理セラピストの棚田です。

 


会社を辞めて起業した方が良いのか?
それとも、
今の会社にとどまった方が良いのか?

 

 

離婚した方が良いのか、
それとも、
このまま我慢を続けた方が良いのか?


「正しい選択をしたい!」


「間違った選択をしたくない!!」


「人生で後悔したくない!!!」


人生の岐路に立たされて
選択に迷うときってありますよね。


そんなときに視てください。


【幸運を呼ぶ動画】#0002選択に迷ったとき
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心理セラピスト 棚田克彦

こんにちは、心理セラピストの棚田です。
 
満を持してと言うか・・・・・
 
遅きに失した感があるというか・・・・・
 
とにかく・・・・・
 
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心理セラピスト 棚田克彦

こんにちは、心理セラピストの棚田です。

(一社)日本プロセラピスト養成協会<http://pro-therapist.or.jp/>のビリーフチェンジとSpiritual University<https://spiritual-university.com/>のトランスジェネレーショナル・ヒーリングの特別合同セミナーのご案内です。


今回のセミナーのテーマは、「“ディープ・フィアー(DEEP FEAR:深い恐れ)”からの解放」です。

 

 

■【ビリチェン X トラジェネ 特別合同セミナー】

■「“ディープ・フィアー(深い恐れ)”からの解放」

■大阪会場

【日時】 11月11日(月)~12日(火) 13:00~18:00

【会場】 JR新大阪駅近辺

【受講料】 44,000円(税込)

 

■東京会場

【日時】 11月18日(月)~19日(火) 13:00~18:00

【会場】 東京23区内

【受講料】 44,000円(税込)

 

■福岡会場

【日時】 12月10日(火)~11日(水) 13:00~18:00

【会場】 JR博多駅近辺

【受講料】 44,000円(税込)

詳細とお申し込みは、下記のリンク先からお願いいたします。

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あなたが日々の生きづらさや人生の窮屈さから解放されて、もっと心の底から自由で、もっと自然で、もっと自分らしい生き方を選択できるようになるためには、“ディープ・フィアー(DEEP FEAR:深い恐れ)”からの解放が課題となります。

 

多くの人が、“ディープ・フィアー(深い恐れ)”を抱えているがために、自分の生きたい人生を生きることができなかったり、逆に、自分のやりたくないことを渋々やらざるを得ない人生を繰り返しています。

 

今、ここで問題にしている“ディープ・フィアー(深い恐れ)”とは、「人からの評価が気になる」「人前で緊張する」「人に嫌われるのが怖い」「転職(起業)してうまくいかなかったらどうしよう」「お金が無くなったら・・・」「このままずっと結婚できなかったら・・・」「もしも病気になったら・・・」といったような、日常生活において誰しも一度は感じたことがあるような、どちらかというと表面的で、よくありがちな“恐れ”について話をしているのではありません。

 

そうではなく、“ディープ・フィアー(深い恐れ)”とは、普段は無自覚で気付くことのない、なぜならば、その恐れが実現した状況の可能性について、これっぽっちも考えたくないし、だから、普段はできるだけ見ないようにしている、しかし、確実に心の奥に存在して私たちの人生に強く影響を与えている、自分の一人の力では如何ともしがたいように感じられる“深い恐れ”のことを指します。

 

例えば、私が過去に扱ったセラピーのケースでは、実際のクライアントが抱えていた“ディープ・フィアー(深い恐れ)”には、以下のようなものがありました:

 

【“ディープ・フィアー(DEEP FEAR:深い恐れ)”の例】

  • 「私は何をやっても失敗に終わる」
  • 「全部、私のせい。全て、私が悪い」
  • 「私は失敗作だ。私には根本的な欠陥がある」
  • 「私は愛する者からから拒絶される」
  • 「私は愛する者を落胆させる」
  • 「私は愛する者を傷付けてしまう」
  • 「私は愛する者を幸せにできない」
  • 「私は愛する者から見捨てられる。最後に私は一人ぼっちになる」
  • 「私は愛する者を失う」
  • 「私は愛する者を死なせてしまう」
  • 「私はすべてを失う」
  • 「私は気が狂って、最後は死ぬ」
  • 「この世に私の居場所はない。私の本当の居場所は、どこか別の世界にある」
  • 「私はこの世に居てはいけない存在である」
  • 「私の(家族の)遺伝子は、私の代で絶やさなければならない」
  • 「私は殺される前に殺す」
  • 「私は自殺する」

・・・・・等など。


“ディープ・フィアー(深い恐れ)”を抱えている者は、“ディープ・フィアー(深い恐れ)”が示唆する恐れの状況が実現するのを避けようとして、自らの自由な振る舞いを無意識的に制限します。

 

その結果、“ディープ・フィアー(深い恐れ)”の実現を阻止するための対処行動による縛りを受けて、日々の生きづらさや人生の窮屈さが経験されるのです。

 

ですから、日々の生きづらさや人生の窮屈さから解放されて、もっと心の底から自由で、もっと自然で、もっと自分らしい生き方を選択できるようになるためには、“ディープ・フィアー(DEEP FEAR:深い恐れ)”からの解放を必要とするのです。

 

 

ゆっくりと自分一人になれる時間を確保して、あなたも普段は光が当たることのない自分の心の最も深い部分に問いかけてみてください。

 

「私が最も恐れていることは・・・・・」

 

「私の身に起きるかもしれない最悪のことは・・・・・」

「私が何としても避けたいことは・・・・・」


すると、あなたが現状の人生を生きている理由、あなたの人生を現在の状況にとどめ続けている“ディープ・フィアー(深い恐れ)”の正体が見つかるかもしれません。


心理セラピスト 棚田克彦
P.S. 今回のセミナーは、自己と家族の運命(人生脚本)に対する深い理解とその変容を目的とするものです。