ラブラドール おっとりふんわり日記 -2ページ目

ラブラドール おっとりふんわり日記

マザコンのイエローラブ

キングオブめんどくさ王子!!のバニラと

平成24年5月13日生まれ(野犬ぽい妹)ルーたん。

2頭とのウザくて楽しい毎日をスカイツリー地方から発信します♪


☆チワ姉さん(キャンディ)は17歳11ヶ月でお星さまに・・。

早いもので今日は初七日。



昨日はようやく




病院へ輸液ポンプと




レーザーを返却しに行けました。




お世話になった受付の方、動物看護師さん




受付の方や院長先生に慰めの言葉を言われても




泣かずにご挨拶出来ました。




まだバニラがお世話になるので




これで終わりじゃないし、ね(^^)




受付のおばちゃんなんて




「また来てね!」と言ってました。




え(´⊙ω⊙`)




病院で「また来てね!」はまずいでしょ。笑




ま、そんな感じで受付の方のおかげで




明るくご挨拶出来たのがありがたかったです。




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6月27日




朝、7時、バニラの散歩(と言うより排泄^^;)に




作業着が行き




8時すぎに


カートでお外に出て




とりあえずおしっことウンチをしてもらってから




病院へ向かう。




セレニアも下痢止めも抗生剤も効かず




血便をした。



歩くのもしんどそうでした。




トイレだけは自力でしたいみたいなので




歩かせましたが




それ以外は基本カートか抱っこ。




病院は狭いので抱っこで入りました。


また待合室の片隅での点滴。




途中、ウンチかおしっこかがしたいらしく




起き上がるので




一旦点滴を外し、作業着と一緒に




抱っこで外へ連れ出す。




持参したトイレシーツに血便をし




病院へ戻り点滴再開。


ウンチが済んだ後も



血液がポタ、ポタと出ていた。




待合室での点滴は落ちつかないし




るーたんを見せ者にするようで




本当に嫌だった。




もう、薬も点滴も効果が無い。





るーたんを疲れさせてまで




ここに来る意味がないな、と




判断し決断した。




4時間かかって点滴が終わり




午前中の診察時間も終わった。




院長先生は診察の合間に




るーたんの様子を確認したり




皮下注射を打ちに来た。




午前の診療が終わり




誰も居なくなったので




私の決断を院長先生に伝える。




「今晩から全てのケアを自宅でしたい」と。




院長先生は



「状態は非常に厳しいので私もそう言おうと思っていました、輸液ポンプも貸し出しますし補液内に薬剤も入れますのでルーシーちゃんが落ちつけるお家でゆっくり見てあげてください」と。




「明日から体調が良さそうだったら今の調合で補液し、悪そうだったらそれに合わせて点滴内の薬を変えるので連絡ください、病院でしか使用出来ない薬剤もあるので連れて来れそうな日には来てくださいね」と




緊急の携帯番号を教えてくれて




私達はるーたんを抱っこし




輸液ポンプはつけたまま帰宅した。




もうずっとおうちで過ごそうね。




ツラい、苦しいのだけを取り除きながら。。




この時看取りの覚悟が決まった。

補液の交換方法やエラー時の対処を




作業着が動画で撮り




私が習ったが




作業着の動画の撮り方が下手過ぎて




帰って観てみると驚愕。




何しろ大事なところが一切撮れていないのだ。




(マジで使えない(ㆀ˘・з・˘)ブー)




とりあえず長女も使い方は解るだろうし




次女も3年間医療機器を学んでいたので




動画が無くても心配はなかったけれど




誰も分からなかったからどーすんだ?状態。




夕方は早速長女夫婦が来てくれて

長女のやり方を見て学んだ。




(長女がいる時は全てお任せ)


るーたんお利口さん




長女はそれは優しく看護してくれた。




誤算は




体力が無く歩くのも困難だった




るーたんが




トイレの際はスクっと立ち上がって




歩き始める事だった。




その都度、点滴を一旦外し




トイレが終わるとまた繋ぐ、を繰り返した。




そのおかげで




繋ぎ方外し方はすぐにマスターしたし




一度も点滴漏れする事なく最期まで過ごせた。




そして



これまで封印してきた糖質や炭水化物も




解禁にした。




病院から帰宅後




食べられるか分からないけど




ショートケーキとカステラを買ってこい、と




作業着に命令。




作業着はパシリとなり(←それしか出来ない)




ショートケーキと文明堂のカステラを




デパ地下で買ってきた。


ケーキに興味を示するーたん。








流動食とケーキを食べた。




嬉しい嬉しい(泣)




るーたんが身体を起こし




自発的に食べ物を食べたのは




この夜が最後となってしまいました。


毎日毎日、


るーたんに、と


お友達から可愛いお花が届いています。



・花ママ

・ちゃおさん


・ナジャさん(ネロロちゃん)



ありがとうございました。



るーたんがお空に還った7月2日から今日まで



ずっと雨のスカイツリー地方です。



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6月26日(土)

朝から3回くらい嘔吐。




体力がなくなっていくのが心配。。




食べさせたいけれど




食べると吐いてしまうので




吐くしんどさを考えると




食べさせて良いものか悩み過ごす。




血便もまた始まった。




週末は激混みなので




るーたんの体力を考えると




なるべく病院には行きたくない、、




どうしよう、、と悩んでいるうちに




午後になった。


横になると気持ち悪いのか




涙目になりながら




頭を起こしている。




クッションを顎下入れて頭を支える。




やっぱり病院へ行こう、




夜中に何かがあったほうが




よっぽどかわいそうだ。




午後の診察開始30分前に電話し




すぐに病院へ。




すぐに点滴を始め




どれがどの薬剤か分からないが




点滴内や皮下注射で




セレニア(吐気止め)や抗生剤、ステロイド、




下痢止めを入れてもらった。




吐気は脳腫瘍からの症状かもしれないが




ここまで血便が治らない(薬が効かない)のは




MRIの撮れなかった下半身(消化器官系)が




何かをおこしていると考えた方がいいでしょう。




と、院長先生にも未知な事があるんだな、




ぼんやり思った。

診察室が埋まっているので




待合室での点滴。





待合室での点滴はみんなに見られて





嫌だなぁ…。





点滴や処置が終わり帰宅後は




楽になったのか、疲れてしまったのか




呼吸も荒くなく眠りについたるーたん。


明日も朝一番で来てください、と言われて




点滴の針は刺したままに。




栄養も入れてくれたので




食べなくても大丈夫、との事だったが




食欲はある。




バニラのご飯に反応するので




ターボ母にもらった




クックドゥのようなパウチに入った




ペースト状のフードを




数回に分け、




様子を見ながら食べさせる。




好みの味だったのか




もっともっと、と言うお顔で完食した。




でもね




この日の夜中に




10回以上吐いてしまった。




所在無さげにウロウロしては吐く、




水を飲んでも噴水のように吐く、




を繰り返し




夜中2時過ぎにようやく眠りについた。




私はるーたんが眠りについた後




シーツ交換、




汚れたシーツや布団の汚れを手洗いし




洗濯機を回し




洗濯ルームと化している一室に干す。





せめてるーたんがどこで寝ても




気持ち良いようにしたかった。




そしてその1時間後の夜中3時に




作業着が帰宅した時に目覚めたるーたんは




トイレで血便をした。




スッキリしたのか




27日の朝7時頃までは




穏やかに眠っていました。




吐気止めも効かず、下痢止めも効かず




熟睡出来ないるーたんを見て




涙が止まらず




こんなに苦しい思いをさせるなら




安楽死をさせた方がいいのだろうか、




と初めて考えた。




(…結果的には出来なかったのだけど。)




この日から




るーたんには




「頑張らなくていいからね」と





言うようになった。





頑張らなくていいよ、と言いながらも




頭の片隅みでは




朝になれば症状が治まり




少しは元気になってくれるかも、




と、ほんのわずかな希望も捨てられずにいた。




今思えば




るーたんは私の期待に応えようして




ツラいのに頑張っていてくれたのかもしれない。


6月25日のブログ以降



ブログを更新する時間さえ惜しみ



テレビも点けず、



お風呂も入らなかったりして



(↑基本不潔)


とにかく、とにかく、



るーたんが24時間最大限安心出来るようにと



るーたんの横につきっきりでした。



洗濯以外の家事全てを放置し



夕食も作らずにいましたが



作業着が何かを買ってきたり



娘が何かを買ってきたり



ウーバーイーツしたりで



協力してくれたので



私はるーたんの横から



トイレ以外



片時も離れずに過ごす事が出来ました。



このブログ更新後の夕方、




作業着がバニラ散歩の為一旦帰宅。




帰宅時、コーフンしたるーたんが




体力もないのに走って出迎えてしまい




痙攣発作が起きました。




バタンと倒れ




手足はピンと伸び硬直




そして大量の失禁。





初めての事だったので慌てるも




15秒ほどで戻り




お守りの坐薬は使わずに済みました。




脳腫瘍の子にコーフンは危険。




るーたんも落ちつき、




お布団に寝かせて




また痙攣発作が起こるといけないので




作業着にるーたんの付き添いを命じ




バニラのお散歩は私が行く事に。



私達がるーたんにかかりっきりなので



次女がバニラを抱っこ。




るーたんは体調が悪く




トイレ以外はぐったりと寝ていた。




けれども私が動くと一緒に動こうとするので




とにかく私も動かずに過ごしました。




この時点でも食欲はありましたが




吐いてしまうので




1日5〜6回に分けて




少量ずつ食べさせるようになりました。


私の記録として綴りますので




るーたんの姿がアップで写っています。




苦手な方はこのままそっとブログを閉じてくださいね。



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7月2日




るーたんの肉体とお別れの日




何十年か振りに同じ部屋でみんなで寝て




作業着と私は少しだけ早く目覚めた。




嫁に出た長女と




るーたんの死から現実逃避していた次女




2人が並んで眠る姿を見て




幼い頃を思い出し「かわいいね」と




作業着と会話した。




「るーたん朝だよ、早く起きて!




火葬のキャンセルしたいから早く起きて!」




と、朝から泣きながら声をかけたが




るーたんは目覚めなかった。




…相変わらず諦めの悪い母^^;





娘2人も起き始め




バニラにご飯を食べさせ、




るーたんにもご飯とりんごをあげた。




るーたんの枕元にあるフードとりんごに




気付いたバニラに




「るーたん食べ終わったから食べていいよ(^^)」




と言ったけど




バニラは眺めているだけで食べなかった。




お家を出る前に




みんなで家族写真を撮った。



ついにお家を出る時間となってしまう。




雨がザーザーだったので




るーたんを濡らしたくなく




どうやって運ぼうか、と考え




長女が




「ビニールを切って開いてカバーし車に乗せよう、かわいそうだけど一瞬だけだし濡れちゃうよりいいよ」




と言った。




長女は看護師になり結婚してからは




ずいぶんしっかりとして、私にとって




とても頼れる存在となった。




るーたんの看護、介護時も




ケアの方法をたくさん教えてもらい



本当に助かった。




(るーたんのケアについてはまた後日)





誰かがビニールを切って




るーたんを担架に乗せ




タオルを掛け、その上からビニールで全身をカバーし




私と作業着2人で抱っこし車へ運んだ。




2〜30分ほどの道中は




私が上半身を抱っこし




長女が下半身を抱っこしていた。




セレモニーホールに着くと




係の人が出迎えてくれ




るーたんを専用の台に乗せ




るーたんが濡れないよう傘をさして




室内へ運んでくれた。





るーたんを棺に移し




家族で花やオヤツ、フルーツを供えた。



花、多すぎたかな?いいよね(^^)




皆さんから送っていただいたお花の一部を




使用させていただきました。


パンちゃんのママから




るーたんはシロツメクサの花冠をしていたから、と



生花で花冠をプレゼントしていただいたので




痩せてしまい骨が目立つこめかみに乗せた。




るーたん本当に可愛いね、お姫様みたい。





最期のお別れの時間。




バニラもるーたんにちゃんとお礼を言ってね。




笑顔で明るく、のお別れなど到底出来ず




写真を見返すと




全員目が腫れ、ひどいブスな顔だった。





るーたんを炉に運び扉が閉まった。



これが本当に最期のお別れで



本当に本当に辛かった。



2時間半後



お骨になったるーたんが現れました。



説明を受けながらお骨を収骨し



小さくなったるーたんを抱っこし



お家に帰ってきました。

棺にたくさん入れたのに



まだまだ部屋いっぱいのお花。




✳︎順不同ですが


・doro&liviちゃん

・あんこと息子達

・文太(ボーダー)

・ターボ

・パンちゃん

・元気・ゆきちゃん

・ジャス(ゲイル)

・アンジュ

・さくたんままさん

・ちゃりママさん

・菜々ママさん

・巧さん

・文太さん

・ジャッくん、ジェット

・デクデミちゃん

・おーくん、あんずちゃん

・ニクモモちゃん

・ハピカンちゃん

・パンくん

・ウィリーくんとマリンちゃん

・エルりんちゃん


素敵なお花をありがとうございました。



次女が


「自分が死んでもこんなに花をもらえる自信ないわ(´⊙ω⊙`)」


と言っていたのが印象的でした。



に、してもその感想よ^^;




るーたんが我が家にやってくる前日から




始めたこのブログ。




丸8年間でこんなにたくさんのお友達が出来て、




遠方のお友達とも、近くのお友達とも




ブログをしていなげれば出会えなかったであろう




たくさんの楽しい思い出が出来た事を




本当に感謝して止みません。




いつも私にくっついて歩いていたるーたんの



形が無くなり



その喪失感は想像を超えていました。




けど、いつか時間が解決してくれる。




何年かかってしまっても




時間が薬だと知っています。




だから私は大丈夫。

1ケ月、バニラも我慢していたよね。




ありがとう。

たくさんのお悔やみやリブログ、



メッセージやLINE、



そして


たくさんのお友達が会いに来てくださいました。



皆さん本当にありがとうございました。

るーたんは



全ての苦しみから解放され



たくさんのキレイなお花に囲まれ



定位置のソファで



スヤスヤと眠って過ごしました。



昨日の夜は



家族全員で



るーたんの動画を観たり



るーたんに話し掛け



るーたんのキレイな毛並、



身体を忘れてしまわないように



絶対ウザがられるね〜なんて言いながら



しつこく撫で回し



人間4人とバニラ、るーたんが



狭いリビングで



みんなで一緒に眠り



朝を迎えました。



このまま一生



私のそばにいて欲しいけれど



そろそろ肉体を



お空に還してあげないといけません。




たった今、るーたんの肉体とお別れしました。




生憎の雨ですが(←長女がスーパー雨女)



るーたんが迷わずお空に還れるよう



最後に祈っていただけると嬉しいです。


るーたんとはしばしのお別れ、



私がそちらにいく日まで



お友達と暴れながら待っていてね。



行ってらっしゃい。