最新の記事一覧 月別記事一覧 テーマ別記事一覧消えた町も川の音も ここでまた響き出す。幾度となく 生まれた奇跡は 君の手 そのひらほど。風 風 届けよ 遠ざかる君の声は。頑張ったねって言って。ひと目逢えば愛しかろ。唯一のSignalとなりどうし 知らない君の 名前を初めて呼ぶ帰り道。わたしの名を呼べたらあの月の彼方へ。一瞬を通り過ぎていく名前。君のナイフは詩になるのか。失うことの意味は 「大切」のためじゃない。お前と会った渋谷の 三組しかないギルティで。でも靴下の中には カミソリを隠したまま。この願い あきらめることはない。恋しくて泣き出した 日々などもう忘れたの。嘘でもそれは完全なアイ。年に二枚くらいの葉書なら キャッチするよ。いつも君と待ち続けた季節は 何も言わずに通り過ぎた。あの時 大人になる事が少し恐いと言った君は 僕の前で大人ぶって笑って見せてくれた。飛び方を忘れた鳥達の歌声を聴いておくれ。次ページ >>