青海島の大日比の沖の弁天島
② 仙崎の弁天島
遣唐使の吉備真備(きびのまきび、695年-775年)が創建したと云われている。海外への窓口は北九州と定説になっているが、山口県の北浦海岸には空海の帰国伝説、楊貴妃の亡命伝説もあり、吉備真備やその他の遣唐使の帰国・上陸した可能性はある。
参考
弁天島に祭られている神社は厳島(いつくしま)神社といい、主祭神は「市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)=弁天様」、「湍津姫命(たぎつひめのみこと)」「田心姫命(たごりひめのみこと)」の三女神です。海路安全、漁業振興をはかる海の神様で、天照大御神(アマテラスオオミカミ)が弟の素盞鳴尊(スサノオノミコト) と誓約うけい(相手の邪心がないかどうか調べる為の神事)をした時、素盞鳴尊の十拳の剣とつかのつるぎから生まれた清らかな神々です。
青海島通浦の住吉神社は航海安全や漁業繁栄等の神様です。由緒書によると、宝永4年(1707年)西の入り口の橘泫に社殿が漂って来て止まったのを拾い上げて祀ったのが始まりという。
吉備真備伝説、その2: