縄文人の男性遺伝子Y-DNA遺伝子はD2でした(参考)。渡来系弥生人は呉系・燕系O2b、越系O2a、漢民族O3、海人族C1、斉系はD2、最後に渡来した秦氏がD2でした。その最後の斉系弥生人と秦氏は響灘から山陰海岸沿岸に渡来したと考えられ、山口県あたりにも定住しました。毛利家のルーツは大江氏、さらに土師氏すなわち出雲系の秦氏であることは分かっています。
秦氏はD2であり、最後に渡来しながら縄文人のD2と同じ男性遺伝子Y-DNAを持っていました。つまり、縄文人と中国大陸では同じルーツを持っていました。これが、弥生人でも縄文人でも無い顔となった理由であろうと考えています(参考)。
参考