福岡県京都郡の宇原神社の三角縁神獣鏡が海人族安曇氏と豊玉姫命と卑弥呼を結びつける | 日本の歴史と日本人のルーツ

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福岡県京都郡苅田町の宇原神社に祀られているウガヤフキアエズ命、ヒコホホデミ命、豊玉姫命の三柱の神々は神武天皇の父と祖父母である。そして海人族安曇氏の女神、豊玉姫命を母親として、この地でウガヤフキアエズ命が誕生したとか!ちなみに妻は豊玉姫命の妹、玉依姫命であり、子が神武天皇となる。

この宇原神社には、近くの九州最大・最古の前方後円墳と言われる石塚山古墳から出土した舶載鏡の三角縁神獣鏡、すなわち卑弥呼ゆかりの鏡が7面、納められている。

福岡県京都郡あたりの古の豊国は海人族安曇氏の国であり、彼らの神々である豊玉姫や玉依姫命は天照大神や宗像三女神と同一神であり、魏志倭人伝にある卑弥呼のモデルと考えられる。7面の舶載の三角縁神獣鏡の出土が福岡県京都郡苅田町あたりの地域の重要性を補強する。


参考

① 宇原神社、京都郡苅田町馬場

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祭神: 彦波瀲武鵜茅草葺不合尊、彦火々出見尊、豊玉姫尊

由緒: 古老口碑に、抑当神社は神代の鎮座にして初め彦火々出見尊及豊玉姫尊海神の宮より還らせ給ふ時、日向の神田に御船を繋ぎて(又は鰐とも云ふ)陸に上らせ給ふ、船化して島となる神島之なり、碇化して厳石となる哮石之なり、二柱神上陸の路あり、豊玉姫尊石に腰を掛けさせ給ひし地を石の神と號す。(今布留御魂の神を祭る)其石今に至るまで土中に埋まることなし。夫れより清地を選びて産屋を造らせ給ふ地を鵜原崎といひ、鵜羽を以って産屋を葺き終らざりし内に御降誕あり、其子神を彦波瀲武鵜茅草葺不合尊と申す。それより浮殿に移り後今の宮所に移らせ給ふ、之れ当社の草創にして、その先駆の神を左右御前の神と號し、当社辰巳の方に斎き奉ると伝ふ。

当社に三つの古松あり、一は東方石の神に在り、其二は本社境内に在り、俚言に龍燈の松と唱ふ。石の神に在りし松は後風の為に倒る。他の二松は本宮境内の南北に分生せり、南松は目通一丈三尺余にして北松は目通一丈一尺余あり、高さ各十数丈あり。古より龍火海上より飛ひ来りて此三松に縣る、是れ海神の宮より奉れる霊火なりと云ひ伝へたり。

明治六年七月九日郷社に定めらる。(*引用文献:福岡県神社誌)(
参考)

境内には、九州最大・最古の典型的な前方後円墳、石塚山古墳から出土した「三角縁神獣鏡」が納められています。これは、「魏志倭人伝」に記された女王卑弥呼が魏からもらった宝器の一部と言われ、舶載鏡と考えられています。国の重要文化財にも指定されており、大変貴重なものです。さらに参道の南方約50mには、平清経塚もあります


② 福岡県京都郡

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福岡県京都郡


③ 京都郡の由来

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④ 宇原神社の位置

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⑤ 福岡県京都郡は古の豊国にあり、海人族安曇氏の一族の国だった(参考)


⑥ 宇原神社にある三角縁神獣鏡

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⑦ 天照大神は海人族安曇氏の神であった(参考)


⑧ 天照大神、宗像三女神、玉依姫、瀬織津姫、木花咲耶姫、姫大神は皆、同一神だった(参考)


⑨ 天照大神と卑弥呼は同一(参考)


10 倭迹迹日百襲姫は卑弥呼で、海人族安曇氏が祀っていた(参考)


11 ウガヤフキアエズ命(参考)


12 ウガヤフキアエズ命の誕生地伝承は下関市大字吉母や福岡県糟屋郡新宮町相島など海人族安曇氏ゆかりの地にある(参考)


13 福岡県糟屋郡新宮町相島にはウガヤフキアエズ命の墓と云われる「筑紫の日向の西洲の吾平山陵」がある(参考)


14 三角縁神獣鏡は海人族安曇氏が配布した!?(参考)


15 豊葦原中国とは(参考)