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6月6日新日本スーパージュニア



今回は新日本プロレスの
スーパーJr

今日でベスト4が決まる

あまり親日は好きではないが今日は良い大会だった

第1試合
邪道 vs TAKAみちのく

この試合で今日の会場の雰囲気が作られたと言っても過言ではない。
笑いあり、見せるところは見せる

全部書くと夜が明けてしまうので
どれも良い試合でしたが特筆すべき試合を

省略するがティタンは良かった。

第5試合
本間 朋晃 後藤 洋央紀 真壁 刀義
vs
YOSHI-HASHI 石井 智宏 オカダ・カズチカ

真壁、オカダの前哨戦

会場の声援は二分する
マカベオカダマカベオカダ

途中からマカダと聞こえてしまった。


相変わらず、オカダの強さは分からないが今日の試合は石井の試合と言っても良いくらい良かった。
本間との打ち合い、後藤とのラリット

見ていて気持ち良いくらいのぶつかりあいだった。
本間との打ち合いでは負けたけどね。


第6試合
タイガーマスク vs 田口 隆祐

美味しいが凄くコシがあるウドンを食べてるような試合
口にあるのを消化するのに時間がかかるがまた一口食べたらウマイ。
って感じですかね。


第8試合
KUSHIDA vs ケニー・オメガ

今日、一番の盛り上がりをみせた試合

クシダのトップロープからのフランケンで終わると思ったけど返すんだよね

軽く殴りあいがあったから大丈夫か?
と思ったけど

最後はケニーが片翼の天使でドン

沸かせてくれました。

クシダ選手には悪いが修羅場とかそういう試合を数多くやったかの違いだったと思う。


メインは
アレックス・シェリー vs リコシェ

オレこんな珍しい切手持ってんだぜ
とお互いが見せあう感じ

最後、え?!スリーカウント入ったの?

とキョトンとする終わりかた。

レフリーが悪いのかな。
よく分からないが消化不良。

4人中 日本人は一人 田口だけ。
ガンバレ日本
でもケニーを応援する。

ノスケ




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rise up tour 2013最終戦 by megane1964


熱闘!後楽園
 最近、「NO SHOW」が続いて申し訳ない。本来、後楽園ホールで行われるプロレスの大会を「全部見て、全部書く」ことを目的としている当ブログなのであるが、どうも人の手当てがつかない状況が続いているのである。ひとえにワタクシの仕事が忙しくなったことが原因であるが、このままではブログの存続にもかかわることである。ちょっとこれまでとはスタンスを変えなければいけないのかもしれない。


 なので、毎度言っていることなのだが、手伝っていただける方がいらっしゃるなら歓迎する。当方、来週も仕事がパンパンで更新のメドが全然立っていないのでね。なにしろ、5月6日以来、何の更新もなかったのだから、言い訳のしようもない。
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 さて、本日はスターダムと全日本があったのだが、昼間は仕事だったので、NO SHOW。まったくもって、お詫びしかない次第である。で、夜の全日本。午後6時スタート、なのだが、ワタクシが到着したのは6時15分。すでに、第1試合は終わっていた。ちなみに、詳しい記録などはここ(http://www.all-japan.co.jp/ )を見てくださいね。


 全7試合。北側スタンドの上にスクリーンをつるしたフル仕様の会場は、8割強の入りだろうか。大森vsSUSHIの試合で始まった前半は、第2~4試合がすべてタッグマッチ。休憩をはさんで、第5試合が河野vsKAI、第6試合が金丸vs大和のジュニアヘビー級選手権。メーンイベントが潮崎&秋山vsジョー・ドーリング&諏訪魔のタッグ選手権、という構成である。


 まあ、写真を見ていただいてもわかるとおり、前半は「楽しいプロレス」ですな。あおるHUB、拝み渡りをしているめんそーれ親父の手を支えているのは、金丸のアニキでございます。HUBのシッポ攻撃、アニキの顔面ウォッシュとおなじみの見せ場があったのち、田中稔が飛びつき式のアームバーで親父からギブアップを奪う。いつも殺気があふれているジュニスタと「楽しいプロレス」はちょっとミスマッチ。


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 続く第3試合は、浜&曙のSMOPに船木、というトリオとオケッチ、バンビキラー、MAZADAが対戦。相変わらずSMOPはデカくていいねえ。浜ちゃんがシャイニング・ウィザードを決めて(!)、MAZADAを抑え込み、3カウント。第4試合は青木&鼓太郎のアジアタッグコンビ+淵さんが近藤&カズ+中之上と対決。近藤&カズは、月末の両国でアジアタッグ挑戦が決まっているので、これが前哨戦でもある。


 そう。つまり、今興行は両国への「あおり」でもあるわけやね。だから、いろいろタッグマッチも多かったりする。この試合は近藤がラリアットで鼓太郎を撃破して、本番でのベルト奪回への期待を膨らませたのであった。



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ここまでのタッグ3試合、細マッチョでガチムチなジュニスタ、とにかくデッカイSMOP、近藤&カズ、青木&鼓太郎のスピーディなジュニアの攻防、とバリエーションに富んだ展開。カラフルで個性がはっきりしたレスラーが多いのが全日本の特徴で、それはここが武藤さん流のアメリカンプロレスを体現している団体だからなわけだけど、バーニング、つまりノアからの離脱組を加えて、選手層も厚くなったし、実力的にも一本筋が通った感じがある。


 何年か前の全日本は、「いやあ、ちょっとこれは」と思うような大会もあったのだけど、最近は充実しているからねえ。関本&岡林の出番が少なくなったのは残念だけどね。もともと所属選手が少ない全日本は、フリー参戦者の質に左右されるきらいがあるのだけど、秋山、潮崎らのノア離脱がどうやらプラスに働いている様子。…その分、ノアが地盤沈下しているので、ちょっと気分は複雑なんだけどねえ。



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 第5試合、河野とKAIの試合は、ガタイのいい河野とスピードのあるKAIのコントラストが面白い試合だったのだけど、トップロープからのKAIのダイブに河野が剣山で応戦した直後、KAIが動けなくなってレフェリーストップ。アナウンスはなかったけど、どうも左肩を脱臼した模様。あらー。長引かなきゃいいけどねえ…。


 セミファイナルの金丸vs大和。メキシコのルチャドール的な飛び技が得意の大和と、ちょっと泥臭いけど何でもできるコマンドー型の金丸。スピーディーな好試合でしたよ。最後はブレンバスターで金丸が大和を沈めて防衛成功。両国では稔が王座に挑戦するそうです。



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 で、メーンのタッグ選手権。両国では、諏訪魔の持つ三冠ヘビーに秋山が挑戦することになっており、これはタッグ選手権だけど、その前哨戦でもある。まあ、でも、前哨戦と位置付けるのは失礼なくらい、いい試合でした。


 ご存じのとおり、秋山、潮崎は「四天王プロレス」の正当な継承者である。恵まれた体格を生かしたパワフルな肉弾戦が持ち味である。諏訪魔、はノア勢が離脱したのちの全日本入団者なのだけど、やっぱり全日本マットには「四天王プロレス」の因子が眠ってる、と思わせるガチでパワフルなレスラーである。デカさとパワーではジョーも負けない。つまりこれは正統「四天王プロレス」とそのDNAを遠くうけつぐ者との戦い、なのであった。



熱闘!後楽園-image  秋山と諏訪魔がゴツンゴツンとヒジを入れあう。ジョーと潮崎の逆水平の打ち合い。バチバチという音が響き、2人の胸が赤みを増していく。


 今までの全日本では巨体とパワーを持て余していた感があった諏訪魔だけど、潮崎、秋山を相手にすると、本当にイキイキしてみえる。さっきもいったけど、全日本のマットにほんの少し残っていた「四天王」の遺伝子を隔世遺伝的にこの人が受け継いでしまったんだろうね。潮崎、秋山みたいなモノホンの「四天王」継承者は、大概の攻撃では壊れないから、全部フルパワーで試合をすることができる。久々、「強い諏訪魔」を見ることができた。


 まあ、とはいっても勝負の方は話が別で、果てしない肉弾戦を制したのは、潮崎できれいなムーンサルトを諏訪魔に決めて3カウントを奪った。ただ、これで諏訪魔も三冠を絶対に秋山に渡すわけにはいかなくなったわけでね、両国は盛り上がるだろうねえ。


 とりあえず、右肩上がりの全日本の雰囲気を味わえて、久しぶりのプロレス観戦、よかったです。


catch the WAVE 2013開幕戦 by megane1964


熱闘!後楽園-image  本日の全8試合(詳しくはこちら=http://www.pro-w-wave.com/index.html )を終えて、「まいど」とマイクを持ったGAMI社長、「きょうは(客席に)透明人間が多いなあ」。


 まあ、そう慨嘆したくなるのもわかる入りだったのである。実数発表735人。昨年、一昨年は1400人、1200人と超満員だったからねえ。


 「どん底から這い上がってきた団体なんで、7月15日はオレンジ(南側の客席のシートはこの色なんですね)がおらんところでやろうと思います」


 その意気やよし。オッチャンも及ばずながら協力するで。そんなことを思いながら、後楽園ホールを後にしたのだった。


 いきなりエンディングから始めて申し訳なかったが、WAVEってのは、こういう団体なのである。肝っ玉母さん丸出しのGAMIさんが社長でいて、なんだか水っぽいチイママの桜花由美が側近でいて、春日とか渋谷とか、オネエチャンなレスラーが二人についていく。家族的、といえばいいんだけど、女だけの中小企業(間違っても場末のスナックとはいいません)感覚にあふれた団体なのである。



熱闘!後楽園-image  場末の…いや、女性的過程的中小企業のいいところ、というのは、どこもそうだが、「おもてなしの心」があることで、お客さんのニーズを考えて、かゆいところに手が届くようなサービスを提供してくれる。


 …実際にかゆいところを掻いてくれるわけじゃないよ、プロレス団体なんだからね。バリエーション豊かな、カラフルで見ていて飽きない興行をちゃんとしてくれるのが、WAVEなのである。


 本日は2時間半で8試合。前半がにぎやかな顔ぶれでのタッグマッチ、後半が今年の「波女」を決めるリーグ戦、という構成だった。第1試合は、大阪女子プロレスをフィーチャー。続いては、藤本つかさと志田光、つまりアイスリボン勢が登場。第3試合はチイママ桜花とJWPの中島が組んで、華名、栗原あゆみと対戦。


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 メーン級の実力者がそろう第3試合は、もちろんきちんと試合を見せるわけだけど、一転して第2試合には「救世忍者・乱丸」なんぞという謎のマスクウーマンが登場し、「生着替え攻撃」でつっかに「白鳥」のシュシュをはかせるは、「時間よ止まれ」とふたりの動きをストップさせるは、まあ、ネタプロレスの真髄、ってヤツですよ、を見せていた。


 最後はしんどくなったんだろう。自分でセットして、つっかのトップロープからのアタックを受けていたけどね。若手の第1試合、「楽しい」第2試合、という定石を抑えたうえで、飽きない試合をちゃんと提供していたのである。

 もちろん、第3試合は、実力派ばかりだから、試合内容に問題があろうはずもなく、中島の連続ジャーマンとか、華名のエゲツナイ蹴りだとか、それぞれの見せ場をふんだんに見せたうえで、20分フルタイム・ドロー。前半戦の見せ場をしっかり作ったのだった。



熱闘!後楽園-image  で、後半の公式戦は全部15分一本勝負のシングル。「15分」ってのが、ミソですな。取りあえず、いろいろと探っている暇なんてないから、アタマから全力疾走でワザを出し合う。新日本のスーパージュニアのような試合スタイル。


 大畠vs水波とか、山縣ーvs中川なんて、3分ちょっとで試合が終わるもんだから、まともに写真を撮るヒマもないぐらいだった。


 まあ、でも、サクサク進行、ってのは観客的には決して気分は悪くない。春日vs紫雷姉のビジュアル対決なんかは、見ての通り、美央がSキャラ全開で、萌えキャラ春日を攻め続けていく。それを丸め込み一発で春日が逆転、といういかにもプロレス的な展開。渋谷vsチェリーも、双方丸め込み合戦の末に、チェリーが渋谷を仕留める。5試合でそれぞれいろんなカラーを出していって息をつく暇もなく、メーンのGAMIvs浜田文子戦になだれ込む。というわけである。



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 メーンでは、GAMIさんが頑張った。ワタクシが見ている時のGAMIさんは、大半がタッグマッチに登場し、若手にやるだけやらせといて、メガホンで一発オイシイところを持っていく、という試合が多かったのだけど、今回はメーンで相手が浜田。そういうわけにはいかない。


 ベテランらしく相手の出方を見ながら間をはずしていく。このぬけぬけとした図々しさ(褒めてるんですよ)は相変わらずだけど、パワーでも技の切れでも上回る浜田に決定打を与えず、のらりくらりと自分のペースに持っていくあたりは流石、流石。


 最後はぬけぬけとつっかの「ツカドーラ」をパクった回転エビ固め「ガミドーラ」で3カウントを奪い、15分フルタイムに近い攻防に終止符を打ったのであった。



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 まあ、文子さんは「ヒトのワザ、パクってんじゃねぇよ」と捨て台詞を吐いてたけどね。「高くて太くて重い壁越えなけゃいけないんだから、しょうがないだろ」というGAMIさんの「言い訳」もわかるよね。そんな感じで大会は終わったんだった。


 最初に書いたけどね。いろいろな試合が過不足なくあって、十分に楽しめる大会ではあったんですよ。まるで、幕の内弁当みたいな、ね。ただ、幕の内弁当ばかり食べてると、なんだかイッパツ、分厚いステーキが食いてえなぁ、と思うこともある、のも事実なんですよ。


 今大会、第1試合からメーンまで、ちゃんと「納まるべきところに納まる」試合が並んでいて、それはそれでいいことなんだけど、欲を言えば「納まるところに納まりきらない」スケールの試合がもう一つあったらなあ、と思ってしまった。


 もちろん、ないものねだり、なんだけどね。「かゆいところに手が届く」確かな腕の運営の団体だからこそ、ちょっとだけそんな要求をしたいな、とも思ったのでありました。