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カウントダウン北の京【完結編】

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昨日の放送、ご覧いただけましたでしょうか!?
本当uhbのYさんには今回しっかりと丁寧な取材をしてくださって、感謝感謝であります。

さてさて、uhbのニュース動画は無いのですが、前の記事で紹介したカウントダウンのその瞬間が収められた映像がYouTubeに載ってました。
参加者の方が撮影してくれていました。ありがとうございます!


そんなこんなで夜も更けて、イベントも終盤。

朝を迎えます・・・

1日6時55分~
ホテル五重塔から初日の出を礼拝


-8℃

芦別の朝は厳しいです。
外は本当に寒い!

大観音の次に高い施設、ホテル五重塔。この屋上展望台から初日の出を眺めるという企画。参加してくださったのは約20名ほど。
ちなみに屋上展望台は10階にあります。五重塔だけど、10階。

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こんな状況でもカメラをせっせこ準備するカメラクルーの皆さん(手前)とスタッフでもすごく働いてくださって今回大活躍の清澤さん(奥)

厚着してきても染み込む寒さ。7時5分くらいの初日の出予定でしたが、山に囲まれているためなかなか太陽が姿を現さない。10分、20分と時間が過ぎていき、7時30分を過ぎたところで


おお?
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そして数分後!!
初日の出ぇー!!!
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大観音も朝日に照らされて嬉しそうです。
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「曇り時々雪」という予報だったので、まさか拝めるとは思っていませんでした。

いやはや、持ってますねぇ。北の京。



その後は

1日8時30分~
餅つき大会


地元の方とロビーで餅つき!
「大使も着ろ!」と言われ、戦闘モードです。
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しかし餅つきは地元の方を中心に進みます。
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進みます・・・
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切ない空気を察してくださったのか

「じゃあ次、大使!!」

と杵を渡してくださいました。



大使ご機嫌!!
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大使ご機嫌!!!!
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できたてって、どうしてこうも美味しいのでしょうか。
満足でした!


今回一緒にこの企画をやった北海道裏観光ガイドの編集長・堀さんもつきました。
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ちなみにこの本、北の京芦別の記事は僕が書いています!買ってね!


といった所で1泊2日のカウントダウンイベントも終了。濃密な時間を過ごせました!
ツイッターで呼びかけて集まった皆さんの祝電もきちんと掲示して北の京に奉納して参りました。
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※書き出すのに間に合わなかった祝電も併せて最後にお渡ししました。

ご協力いただけた皆様にご利益がありますように!!




4回に渡り書いてきたこのレポートはこれで終わりですが、明日からは番外編

「どうしてこの企画をやろうと思ったのか」について、またしても4回に渡り公開していきます!

引き続きよろしくお願いします!

カウントダウン北の京【後編】

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31日23時30分~
カウントダウン@十二支苑神宮寺



ついにメインイベント「年越し」!時間のちょっと前から、施設内「十二支苑神宮寺」の鐘撞き堂にて107回の鐘を2011年内に撞きます。

これが鐘撞き堂。
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実は本館からしばらく歩いていかなければならないのですが、道もキレイに除雪されていて、道の脇にはキャンドルの道しるべが備えられている完璧な配慮!北の京スタッフの皆さん、ありがとうございました!
さて、集まったのは約30名。みんなで鐘を撞きます。

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実はこの時、僕たちスタッフにはある「不安」が・・・。

冬季間、大観音には通電しておらず、ライトアップの電源は家庭用発電機2台。その電力で果たして大観音を照らせるのか・・・もしかしたら足元しか照らせないんじゃないか・・・?

そうなったら「初笑い」が「苦笑い」になってしまって・・・

いや、北の京的にはアリか。

いや、でもちょっと・・・というような葛藤があったのです。


そんな僕たちの不安をよそに、おもっくそ鐘を撞く北の京の佐々木さん。
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そしてドキドキの鐘撞き108回目、そう越年の瞬間です。



「さん!」



「にぃ!」



「いち!」



「ゴーーーーン!!!」



照らされる大観音!
「おお!」
一同ざわめく!がしかしまさかの展開!!

照明が一瞬で消え
再び暗闇に包まれるw



「あれっ?」

「今、一瞬点いたって!」

「え!?えっ!?」


そして僕たちは必死で叫びました。


「頑張れー!!」

「点けー!!」

「大観音―!!!」 




1分後・・・




再び点灯!喚起!!!

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「おおおおぉぉぉーーーー!!!」



一度消えても蘇る、まさに2011年の北の京芦別を象徴するかのような超常現象。

後で照明の件についてスタッフのおじさんに聞いてみたら

「え、演出だよ。あれは演出!演出!」

と言ってました。なので機材トラブルではなかったようです。そうに違いありません。
北の京が機材トラブルを起こすわけがありません。
(ちなみにこの日、ガスコンロの調子が悪く、夕食が30分遅れました)


輝く大観音を眺め、本館に帰ってくると、スタッフの方が温かい「甘酒」を振舞ってくれました!幸せ!!
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さらに「おみくじ」も用意してくれてました。みんなで引いてみるとまさかの全員「大吉」!これも粋な計らいなんだろうなぁと暖かい気持ちになっていたら中の一人が

「あれ!?みんな同じ大吉だ!」

そう、全く同じ印刷をした大吉でした。一同爆笑。
どんだけ面白いんですかこの施設。てか人たち。本当に。


↓みんなこの大吉でした。
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そしてひと段落したら、次のイベントです。

2012年1月1日1時~
朝まで!北の京未来作戦会議(宴会)


さっきの会議の続きなのですが、スタッフの方も軽い打ち上げをしていて、一緒に飲みました。
「ありがとう」と地元の方に何度も言われ、照れくさくなりました。


その後のことはこの写真2枚で充分説明できます。


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完結編】に続くw

カウントダウン北の京【中編】

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31日19時30分~
北の京スタッフと行く!バックステージツアー


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北の京スタッフの出口さんと一緒に、今は全然使用していない施設の一部を、当時の思い出を交えながら紹介していただくツアー。つまり関係者以外立ち入り禁止のスペースに案内してくれるということでもう、胸アツです。

↓出口さん
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約30名の参加者が最初に向かったのは

ゲームコーナー。

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お宝アーケードゲームが沢山眠っていました。動いたらそれだけでも好きな方は来てくれますよね!?
30代40代の参加者から「懐かしー!」との喜びの声が!
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続いて

元モノレール乗り場。

昔は北の京芦別の本館から大観音までを繋ぐモノレールが走ってました。券売機を発見!お茶と茶菓子付きで600円(大観音入館料込み)って、生唾モノですよね。
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残念ながら車体やレールは処分してしまったので、乗り場は空っぽ。
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でも素敵なポスターもあり、一同の気分は上昇!
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その後もお祭り広場や休業中のカフェバー「モルチェ」や、
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無数に張り巡らせられた地下通路などを歩き、最後に向かったのは

ギリシャ神殿大浴場

実はこの浴場、営業再開の際にコスト削減のために閉鎖してしまっていて、現在は使用されていません。その中を見るためには屋外の通路から入らなければならないとのこと。

出口さんに着いて行くと、雪道の通路で足が止まる。



山下「どうしたんですか?」


出口さん「屋根の雪が落ちてしまってて、ドアが開かなくなっちゃいました!」


(一同爆笑)




確認するとドアの前には尋常じゃないほどの雪が堆積していたため、あえなくギリシャ風呂はお預け。来年に期待です!素敵なツアーでした。

謝る出口さん
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出口さん「夏ならもっと楽しいツアーできるよ!」

これ以上にどれだけ楽しくなるんだよ・・・既に怖いくらいですが、出口さんのためにも夏にもやらなくては・・・!



31日21時~
北の京未来作戦会議(宴会)


ワールドカフェの続き。みんながお酒やら何やら飲みながら食べながら色々意見交換する場。15人程度の方が参加し、2つのテーブルに分かれてやんややんや。僕のテーブルでは僕の得意分野の「表現」で北の京を盛り上げられないかという話をし、北の京芦別を舞台にした映像作品の企画書をみんなで眺めたり、雪溶けたらやりたいことなんかも沢山話しました。実現するといいなぁ。

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後半は地元の若い人たちが別室に居ると聞き、数名とそちらへ。夏のお祭りのことや北の京のことなど、昼のワールドカフェとは違った地元の声を聞くことができました。仲間に入れてくれてありがとうございました!


ちなみにこれ、当日の夕食のショーの看板です。
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後編に続く】

カウントダウン北の京【前編】

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2011年12月31日から2012年1月1日まで、北の京芦別を舞台に行われた年越し企画

「カウントダウン北の京2011→2012」

どうしてこの企画をやろうと思ったのかはまた後で少しずつ語らせていただくとして、ちょっと遅くなりましたが時系列に沿って、4日連続でレポートを掲載していきます!




12月31日15時~
山下大使と行く!北の京芦別施設見学ツアー


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僕の主観で館内を紹介するツアーでした。1970年「芦別レジャーランド」として開業した時のスペックや施設のこと(ロビーや宴会場、浴場は当時のものがまだ現役!プールやボーリング場は閉鎖)、どういった流れで「ホテル五重塔」「北海道大観音」「ホテル三十三間堂」などが乱立したか、また北の京と「十二支」にまつわるお話を、館内を歩きながら約20名のお客様を相手にお話させていただきました。

その次は会場をこちら(笑)に移して・・・

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12月31日15時30分~
北の京復活ワールドカフェ


芦別出身の方、北の京芦別管理人の佐々木さん、道議会議員のあらとう聖吾さん、そして北の京芦別観光親善大使の僕の4名が提案者となり、それぞれのテーブルで4つのテーマについて約15人の参加者が時間ごとにテーブルを移動しながら話し合いました。

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話し合った結果が以下です。


「北の京芦別 好きですか?嫌いですか?どっちでもいいですか?」
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やっぱり集まってくださった皆さんは北の京芦別が好き。ただ情報発信力が無く、知られていなかったり、偏見を持っている人が多いのも確か。何をするところなのか具体的なイメージが届いていないのでは?というお話が出ていました。


「あったらいいな!こんなサービス?」
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宿泊施設としてはやはり“物足りなさ”は否定できない。一流のサービスは無くてもいいから、その圧倒的なロケーションを生かしたレトロイベント(80年代風ディスコなどのクラブイベント)や時代に合わせたリーズナブルさ(ライダーハウスや簡易宿泊施設への切り替え)などに手を伸ばすのはどうだろうか、などの意見も見られました。


「北海道大観音は芦別のシンボルになり得るかYes? or NO?」
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大観音については、やはり認知度もあるし芦別市の象徴として現在も認知されているが、「気味が悪い」「怪しい」「宗教色がある」「近寄りがたい」というマイナスイメージが大きいとのこと。しかし北の京芦別は完全なる「無宗教」の施設。そんな開かれた場所でもあるので、大観音をゆるキャラ化したり、アニメやゲームなどの背景に使用してもらうなどの柔らかいイメージを発信できればいいのでは?という意見が。


「北の京は観光地として復活することができるのか」
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北の京単体で考えると、可能性があるなら「B級スポット」「奇怪遺産」「サブカルチャー」の色をどんどん出していくこと。もしくは「古い」「オワコン」といったネガティブイメージを「バブルの博物館」「一週回って新しい」というような読み替えをして、イメージを一新させていくこと。より可能性があるのは行政の「合宿の里構想」の協働推進や、芦別市をはじめとする旧炭鉱地域での産業遺産を核にした観光の開発、上質の雪を生かしたスキー施設とのパック連携などのサービスがあれば可能性はあるのでは?等の意見が出ました。



思っていた以上に中身のあるワールドカフェとなり、とても面白かったです!
意見はまとめて施設に提出しようと思っています。

せっかくなので記念撮影!
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12月31日18時30分~
夕食 旅芸人のショーを観劇しながら


久々の復活!地元の方や他の宿泊客の方も一緒にステージを楽しみました!

■梅沢劇団さんによる「人情芝居」
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■叶やよいさんによる「歌謡ショー」
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昭和の時代にタイムスリップしたかのうな、心地よくやすらかな時間でした。


何故か僕もいきなりデュエットソングを歌わせていただきました・・・笑

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夜はまだまだ続きます!!

中編に続く】

本年も1年お世話になりました!

教文山下お仕事ブログをいつもご覧いただきまして、どうもありがとうございます。
このブログは非公式なものでありながら、自分なりに教文の事業を噛み砕いて、分かりやすい言葉で伝えたいなぁと思い始めたものであります。

たまにプライベートなネタも織り交ぜつつ、楽しい記事を書いてきたつもりでしたが、いかがだったでしょうか。
教文は、結構面白いことをやってるのだと、恥ずかしながら勤めて2年くらい経ったときに気付きました。
伝統芸能から地元の演劇、ダンス、オペラ、そしてお笑い・・・もうごちゃまぜの中で自分も何が何だか分からない状態で、ある意味祭り状態です。
基本的に僕が担当しているものが中心の記事が大多数を占めてしまいましたが、ここに載っていないけど魅力的な事業がたくさんあります。

改めまして、どうもありがとうございました!
教文は来年、35周年を迎えます。
楽しい事業を用意していますので、どうかよろしくお願いします!


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さて、教文は明日で仕事納めでありますが、僕個人は31日までフル回転です。
31日には、僕が親善大使を務める「北の京芦別」でカウントダウンイベントを行います。


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2010年から応援を始めてもう2年が過ぎようとしています。
今年は誕生日にいきなり休業を発表されるというサプライズプレゼントもいただきまして、尚のこと愛着が湧いた次第です。笑

休業するということは、それだけ瀕死ということ。
何かできないかと仲間たちと考え企画したのが、この「カウントダウン北の京2011→2012」でした。
「北の京は生けるバブルミュージアムだ」「北の京はアートだ」
そんな視線で見直してみると、再生の糸口はまだ残っているかもしれません。

今回はそんな北の京芦別でみなさんとメモリアルな瞬間を共有することと、地元の方の意見をお聞きして交流ができればと思い、楽しいプログラムを考えました。

■ワールドカフェ
僕や施設の方、地元の方などそれぞれの立場から北の京芦別についての思いを語ってもらい、参加していただいた皆さんとお茶飲みながらお話する場。メイン企画の1つ。

■甲冑装着体験
ホテル三十三間堂に飾ってある「甲冑」。この日だけは装着体験ができます!

■カウントダウン
大観音の前に集まって皆で年越しの瞬間を迎えます。大観音には冬季通電していないため、北の京にある「小型発電機」でライトアップを強行!光量に不安を抱えていますので、場合によっては「2012年の初笑いが苦笑い!」なんてことにも・・・そういう楽しみ方で行きます!これもメインイベント


その他たくさんのイベントを用意しております!
年越しの瞬間をどうするか悩んでいるのであれば、是非北の京芦別へ!
一人でも、友人とご一緒にでも、せっかくなら北の京芦別へ!

ホテル三十三間堂で迎える日本の正月、良いではないですか!

イベントの詳細は北海道裏観光ガイドのHP北の京芦別のHPでご確認ください。
宿泊料・交通費・食費が必要ですが、イベント自体は無料です。

ちなみに北の京芦別のHP・・・

更新されたのが今月21日の夜でした。
カウントダウンなので「しめ縄」「獅子舞」あたりのイラストでくると思ったら・・







まさかのクリスマス仕様・・・

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・・・かないません。
さすがです。

みなさん、北の京芦別はこういうところです。

是非北の京でお会いしましょう!!
参加・宿泊のご予約は北の京芦別へ!

北の京芦別のHP 


良いお年を!