最高裁は、法律解釈だけ
人事には、衝撃的な判決ですね。
ちなみに、最高裁以外では、判例とは言わない。
「判決」は裁判所が下した判断の結果。
「判例」は過去の最高裁判決の積み重ね。
「2審判決を破棄し、配転命令に伴う賠償責任の有無などを判断させるため、審理を大阪高裁に差し戻した。」
とニュースで書かれています。
審理の差し戻しって、もう一度高裁で審理を行うということ。
三審制ではないのか?って疑問があります。
実は、最高裁は事実認定は行わずに、法令解釈のみです。
これが最高裁の役割。国会で決まった法律の解釈です。
・・・国が最高裁で負けると、法律改正を行うことが多い。
裁判は、民事も刑事も、①法律解釈②事実認定③認定した事実が、解釈した法律要件に当てはまるかを判断する法的三段論法手続きである。
差し戻しは、①の法律解釈が高裁では間違っているので、正しい法律解釈で、もう一度③をやり直せというものと理解しています。
158円突破
北海道電力:9114円(357円)
東北電力:8436円(400円)
東京電力:8538円(401円)
中部電力:8345円(382円)
北陸電力:7356円(368円)
関西電力:7196円(442円)
中国電力:8061円(403円)
四国電力:8135円(414円)
九州電力:7101円(425円)
沖縄電力:9047円(585円)
東京ガス:5856円(185円)
大阪ガス:6408円(184円)
東邦ガス:6678円(176円)
西部ガス:6577円(140円)
6月請求分の電気・ガス代値上げ。
これは、すでに分かっていたこと。
燃料調整費は、
5月請求分▲5.64円/kWh⇒6月請求分▲5.80円/kWh
と、0.16円/kWh下がっているが、
政府の激変緩和措置による値引きが、
5月請求分▲3.5円/kWh⇒6月請求分▲1.8円と、1.7円/kWh上がっていて、
+1.54円上がったため。
燃料調整費は、発表はあるまで分からないものであるが、激変緩和措置は予定されていたもの。
来月も、激変緩和措置は減らされて0円になるので、値上げは必至。
こっちを見なければ今後の燃料調整費は分からない。
6月請求分が下がった理由は、為替は円安になったものの、原油等の単価が下がったから。
うーん。
現在の為替レートは、157円。
144円が抜け、157円が入ると、平均レートは4円上がる。
そうすると、来月は、激変緩和措置がなくなり、かつ、燃料調整費があがるのでちょっと大きく上がるかも。
ところで、ガソリンの激変緩和措置は延長された。
電気・ガスは延長なく廃止へ、一方ガソリンは延長はなぜだろうか?
2024年問題との関係だと見ています。
物流業者に2024年問題解決とガソリン代激変緩和措置廃止対応のダブル課題を課せなかったと思う。
ダブル課題を課した場合に、倒産する業者が一気に増えるリスクがあった。
そうすると、2024年問題がより大きくなってしまうから。
ガソリン高騰対応は、一旦政府預かりにしたのだろう。
それにしても円安はいつ続くのか?いくらまで円安になるのか?
34年ぶりと言われるだけであるが、経済環境が34年前と大きく異なる。
34年前の円安は、円を売ってドルを買い、アメリカの不動産を日本企業が買いまくったことが一つの要因。
輸出産業が好調でしたからね。
今回の円安は、新NISAだと思っています。
円を売って、ドルを買い、ドル建ての投資信託に投資。
ちょっと日本政府の思惑と違ったんじゃないかなぁ。
本当は、日本の株式や投資信託にお金が流れると考えていたんじゃないかなぁ。
今見たら、158円を突破している。
大哺乳類展3 & 大吉原展
前回「大哺乳類展2」は、コロナ禍前の5年前。
テーマは「生き残り作戦」でした。
今回のテーマは、「分類(=わける)」と「系統(=つなぐ)」。
何かというと、
哺乳類は、まず3つに分かれる。
①原獣類
②有袋類
③真獣類
哺乳類は、爬虫類が進化したものではなく、両生類が進化したもの
昔、教わったことと違う。
卵を産む哺乳類⇒子宮で子供を作り、袋で育てる有袋類⇒子宮で子供を育てる新獣類と進化していった。
そして、③の真獣類の更なる分類は、パンゲアに関係している。
昔々大陸は一つだった。
これが移動して現在の世界地図に描かれいる状態になった。
だから、大陸が分かれた後の進化が異なり、ブラジル・ユーラシアと分かれていく。
そうか!
人類はアフリカで誕生したと言われている。
北に移動したり、東へ移動したりと世界中に散らばっていった。
インディアンは、アジア大陸からベーリング海峡を渡った人類である。
日本人ももともと日本列島には人類はいなかった。
渡ってきた人類である。
9時に入館して、1時間で観終わり、
そのあと、芸大美術館に向かいました。
様々言われている企画展らしい。
なぜ、吉原ができたのかといえば、江戸城建築と、参勤交代によってである。
私設売春宿ではなく、公設(幕府公認)である。
歴史的背景から観てかなければいけない。
また、江戸の遊び場としたら、目黒不動と浅草である。
朱引き図
江戸(府内)の範囲は朱色の線の中。
その内側に、黒い線で囲まれている部分がありますが、そこは町奉行の管轄内。
吉原と目黒不動は入っています。
・・・目黒不動あたりは、府内ではないものの町奉行管轄地がある。
平日だというのに、混んでいました。
「虎に翼」のオープニングは、
映像がちょっと独特。
実写をコンピュータで加工しているってのは誰でも分かること。
そこじゃない。
上野リチっぽいってところ。
誰が作っているんだろうと、調べたらシシヤマザキさん。
初年金が入金された
本日、4階部分の年金が入金された。
初年金です。
そもそも、年金とは何かと調べたら、
日本で最も古い年金は、軍人への恩給だそうです。1875年(明治8年)。
「年金」という言葉をはじめて使ったのは、鐘淵紡績(カネボウ)の経営者、武藤山治です。
●年金制度は、FP受験で勉強したけど、非常に複雑。
厚生年金制度だけでも複雑なのに、国民年金基金・厚生年金基金・確定給付年金(DB)・企業型確定拠出年金(DC)・個人型確定拠出年金(iDeCo)などがあり、自分がどれに加入してきたかで、手続き・支給額が変わってくる。
さらに、税制が関わってきて、複雑怪奇なものになっている。
ひとつひとつ整理して理解していかないと、場合によっては、思ってもみなかった税金がかかってくる。
●私の理解は、
①公的年金とそれ以外を区別する。
②公的年金制度のそれぞれの制度理解。
③年金に関する税制の理解。
④統合する。
①は、1~3階部分は公的年金であり、4階部分はそれ以外。
●4階部分は、主に生命保険会社の年金保険です。
この年金保険は単純で、貯金と思ってもよい。(死亡時に死亡保険金があるのが、銀行の預金と異なるくらい)
年金支払時になって、保険金を一括に受け取れば一時所得。5年以上に分割して毎年貰えば雑所得。
一括して受け取った場合には、{(保険金収入ー支払った保険料総額)ー50万}×1/2が一時所得金額になる。
簡単に言えば、50万円以上の差益がでなければ、税金がかからない。
50万円以上の差益が出ても、課税される金額は、その半分。
年金として受け取る場合には、(その年に受け取った年金収入ーそれに対応する保険料)が雑所得金額になる。
税額は、これらの所得から、基礎控除額などの所得控除額を差し引いた課税所得額に税率を乗ずることになる。
所得控除は、個人個人異なるので、一括して受け取ると年金で受け取るのいずれが有利かは、人それぞれ。
●さらに言えば、年金は源泉徴収される。
よって、給与と同じで、額面と手取りが異なります。
これも、複雑なので、説明は割愛。
さて、今回私が受け取った個人年金はドル建てでした。
入金があるまで、いくら入ってくるか分からなかった。
入金された金額を元に、源泉徴収計算を含めて逆算して為替レートを確認すると、$1≒154円でした。
保険料支払19年間の平均レートは、107円でした。・・・$1=80円ってときもあったなぁ。
2年前に想定していた年金月額より、4割増しだった。
1年間は、このレートで固定です。
来年4月以降の年金月額は、来年4月の為替レートで決まる。
毎年ドキドキになるんだろう。
テレワークとキャリア
国土交通省が行っているテレワークの調査。
https://www.mlit.go.jp/toshi/daisei/content/001733172.pdf
令和5年度のものです。
個人的には、家庭空間に仕事を持ち込みたくない思いが強いので、100%出社です。
その思いの強さはどこから来るんだろうと、内省する(自分の心と向き合い、自分の考えや言動について省みること)と、
チームスポーツをやっていたからかもしれない。
・・・チームスポーツはテレワークではできませんから。
ここ3年ほどの様子を見ると、若い人の成長が明らかに鈍化していると思う。
任された仕事をこなすだけでは、成長しないんですよね。
任された仕事はテレワークでもできるかもしれないけど、それでお仕舞。
他の人の行っている仕事を実際に目でみて、できそうと思ったら「その仕事私にやらせてくれませんか!」って機会がなくなった。
自分の成長を自分でコントロールできなくなったってこと。
上司から言われたことをこなすだけの人が増えた感じがします。
それで、上司は成長のためと思って任せたが、本人には大きな負担になり精神的に参ってしまう人も増えた。
・・・言葉を代えれば、「その仕事はやりたくない」って言えなくなり、「会社を辞めます」って返す。
だけど、キャリアって自分で見つけられるものではないと思います。
人には得手不得手がある。
また、環境に左右される。
自分には不得手だと思ったことが、
自分の生きている環境で他にできる人がいなければ、他の人から見れば得意と見られ承認される。
勉強ができるからと東大に合格し入学したら、勉強ができることは当たりまえの人たちに囲まれる。
その中では、相対的に勉強ができない人間になる。
こう考えていくと、絶対なんてない。
人生の問題は、相対的な問題でしかないと思えば、気が楽になる。
キャリアとは、
絶対的な実力もあり、相対的な実力も身に付けることだと思っています。
絶対的な実力は、各種資格試験に受かることで証明できるでしょう。
相対的(人間関係)な実力は、経験でしか身につかない。
そんなことを考えていたら、気になる本が2冊見つかった。
合わせてみると、
東大入学した男性は、社会的弱者であるになるかも。
最近『東大本』が多すぎると感じている。
一方で、これってただのプロパガンダかもしれないとも思っています。
東大卒でも、頭悪い(社会的に生きていけない)って思う人はたくさんいます。
昼夜逆転と出力制御
激変緩和措置が終了して、光熱費の家計負担が増加する。
一般家庭の平均使用量は、
電気:260kWh
ガス:30㎥
3.5円/kWh
15円/㎥
の補助が出ていたので、
それぞれ、910円・450円安くなっていた。
これらがなくなり、再エネ賦課金が2円値上がり(月544円値上がり)するので、
合計約2000円は上がる。
・・・年間3万円はちょっと盛っている。
ところで、電気代って昔は夜より昼の方が単価が大きく高かった。
だから、夜の電気を使ってお湯を沸かしておくことで節電になるなどの理由で、オール電化がお得と言われていた時期があった。
状況が変われば、変わります。
10年前は、3倍くらいの差があったけど、今は1.5倍くらい。
今後は、昼夜逆転する可能性がある。
原因は、太陽光発電の普及です。
太陽光発電は、他の発電と異なり、天気に左右され、出力制御ができない。
ときどき、太陽光発電した電気を電力会社が買わないって事態も起きている。これを出力制御という。
大容量・小型・軽量・安価な蓄電池を発明・開発したら、ノーベル化学賞確実です。