お腹の中からぬくもりを感じる
臨月になっての新しいしあわせ。お腹の中にいるりっちゃんの"体温"を感じる。横向きに寝そべっているとき、仰向けになっているとき。まるで湯たんぽみたいなやわらかいあたたかさ。それでいて、力強く生きる生命力を感じるあつさ。ちいさくて、でも力強い、ぬくもり。それらを兼ね備えたわたしとはちがう生命の体温を身体の内側から感じ取ることができる。3500gを超えたりっちゃんの重みは仰向けになるととても苦しいけれど、それ以上にあたらしいいのちの躍動、生きることのつよさ、生きている喜び、守っているはずのわたしが逆に守られているような、不思議な感覚。そんなものを、ひとつ、ひとつ、感じ取りながら、生まれるときを今か今かと、待ちわびています。昨夜はおしるしもあり、きっと、もうすぐここから出て行くりっちゃん。妊娠期間、全てがしあわせ時間だったとはお世辞でも言い切れないけれど、それでもやっぱり、「わたしたちの所へ来てくれて、ありがとう。」そう思わずには、いられません。(※妊娠中の仰向けは、妊婦さんも苦しくなるのと血流を悪くしてしまう恐れがあるので、長時間の仰向け体勢はお勧めしません。私も数十秒程度に留めています。(_ _))