約束の… | salud 〜el diario de merry〜

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つれづれなるままに。
日々のこと、アロマ&ハーブのこと、カルチャー講座『salud』のこと、などなどを、とりあえず、ゆるりと、記していこうと思います。

はあ。できない約束なんて、しなきゃ良かった。本当にすみません。

だいぶ遅れてしまいましたが、先日お約束した通り、今日は、柑橘系の精油で気をつけてほしいことです。



柑橘系の植物から抽出された精油には、「光毒性」があると言われます。

光毒性とは、柑橘系の精油に含まれるフロクマリン類という成分が、紫外線(太陽の光など)に反応して、
シミになったり、肌にダメージを与えたり、ひどい時には(あってはならないですが、非常に濃い濃度で使用した場合などは)ヤケドのようになってしまったりなどのことです。

だから、日中使う化粧水(朝用の化粧水)には、柑橘系のものは、使わない方が良いと思います。
光毒性のあるフロクマリンという成分を除去した、「FCF(フロクマリンフリー)」という精油が、時々、売っています。(ちゃんとそう明記してあります。)
成分を取り除いてあるので、考え方によっては、「100%ナチュラル」と言えるかどうかは「?」ですが、
その香りがとても気に入っていて、どうしても柑橘系を化粧水に使いたいならば、FCFを選んでみてください。

ちなみに、果実の緑色が強い柑橘類ほど、光毒性が強いと聞いたこともあります。
そう言われてみると、確かに、ベルガモットは緑色だ!そして、オレンジ(オレンジスイート)は、橙色だ!




あと、もう一つ!とても大事なこと。

以前もお話したように、精油は、ギュギュっと、植物のパワーを凝縮させたものなので、とても強いです。
そのため、決して、原液のままでは使わず、必ず、薄めて使ってください。
その濃度は「1%以下」(お子様や高齢者の方には、その半分以下)としてください。

1%…それは、数滴レベルの話です。
そこで、精油の量(滴数)の計算法ですが、本などには、複雑な式が載っているかもしれませんが、これで覚えると、めっちゃラクです!

『全体量÷5=1%濃度にする滴数』

これまでに教わった、5人中、3人の先生がそのやり方でしたので、わたしもそれに倣います。

この、「÷5」がポイントです!
精油の瓶についている穴の空いたキャップ(=ドロッパー、と言います)から出てくる、一滴の量が、0.05mlなので、全体量をその数字で割ったりかけたりして??、計算するのですが、簡単にすると、つまりは「÷5」と同じことなのだそうです。
はい。わたしは、算数が苦手です。