貴女がつくるSpecial One ☆ 大阪北摂大人のポーセリンアート倶楽部Miss-yuです。
今朝方、ふと思い出した言葉。
「君は、人に惹かれるか、それとも自然に惹かれるか。」
このフレーズはもうかれこれ40年近く私の心の中に
ある言葉です。
京大名誉教授でいらした石井完一郎さんという方が、1980年頃ある高校の学園祭でお話しをされた中の一節で、
自分の進路をどう考えるかというのが主題の講演会でした。
わたしはその時の録音テーブを聴いたのですが
1時間ほどのお話、グーっと引き込まれて夢中で聴いたのを覚えてます。
その講演会の冒頭が
「君は、人に惹かれるか、それとも自然に惹かれるか。」
という問いかけでした。
どうもこのことが自身の人生を左右するらしいのです。
石井完一郎さんはスクールカウンセラーとして、とても有名な方だったようで、何人もの学生が「生」を選択し、その方々のその後の人生に大きな力を与えた方のようです。
講演のタイトルは、「進路選択と生きがいについて」だったように記憶しています。
当時まだ20歳そこそこだった私は、
深く考えることもしないで
だんぜん私は「人に惹かれる」派 だわ!と。
そしてそういう職業にもついたし、結婚後もそう確信して生きてきましたが、
でもいつからか、どうも違うのかなと、、、。
決定的に確信したのは、去年の春分の日。
この夕日を見てからです。
高知県足摺岬の トオルマの夕日。
春分の日と秋分の日にだけ、夕日がこの洞門をくぐるという場所です。
日没寸前夕日が洞門をくぐり光が差し込み、海面を照らしました。
ほんの一瞬の出来事でした。
船には私と娘の二人だけで、この夕日を見た帰りの船で、
何度もありがとうありがとうと、
なんでこんなに幸せなんだ!と
大きな声で叫んでいました。
心の底から湧き上がってくるというか、
圧倒的な喜びの爆発というか、
今もってわけのわからない、不思議な感動でした。
そのあとホテルにかえり、駐車場でくるまからおりたら、この夕焼けと雲で、
一生忘れられない光景。
友人の勧めで突発的に見に行ったこの夕日。
この夕日を境に、
もうすぐ60になるというのに、
ほんとは私、自然に惹かれる派だったんだーって
気がついた次第です。
もちろん人も、人並み以上に大好きですよ、念のため(^^)
でも、その後の活動やインスタを見返すと
この時あたりから傾向が明らかに変わってきたなと感じます。
それとともに、今までの自分を思い返して辿っていくと、
この石井完一郎さんの言葉を40年間忘れずにいたのはなぜなのか、
わかったような気がしてます。
不意にやってきたコロナ時間。
はからずも自分だけの時間を長く持つことになって、
いろいろ頭使って考えましたよー😊❣️😊(^^)
ありがとうございます。