元政治家 首藤氏「TPPでアメリカの真の狙いは自動車の部品メーカーの職を奪う事だ」 | まっちゃんのブログ

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10月18日にIWJ(Independent Web Journal)が元東海大学教授であり

元政治家である首藤信彦氏のインタビュー動画を中継しました。

TPPの問題について、首藤氏が「今年の4月前には、アメリカが

日本の軽自動車の撤廃やエコカー減税の廃止などを要求

していたのはわかっていたが、4月にアメリカの真の狙いが分かった。

日本の自動車のサプライチェーンを要求しており、日本の自動車の部品メーカー

等の職を奪う事が目的
」と発言しました。

※サプライチェーンとは
供給網などと訳されており、原材料の調達から生産、物流、販売まで
製品が消費者に届くまでの一連のプロセスを指す言葉
自動車では原材料メーカー、部品メーカー、素材メーカーなどの会社が
複雑に関わっている。

ソース
http://www.nikkei4946.com/zenzukai/detail.aspx?zenzukai=laOPR%2BPR8xiGf5FhkoHeGQ%3D%3D


元東海大学教授 首藤氏「TPPで不利な条件をどんどん飲む日本に対して... 投稿者 qwe2050


21分17秒ごろ
首藤信彦氏「TPPの問題というのは、本当に目くらましが

たくさんあってね。その一つは、並行協議なんですよね。

並行協議で、日米に関しては主要な物が7項目の中からどんどん

こうとらえていったわけですね。

特に自動車に関してはですね、ご存知の通り軽自動車という規格

をやめろと。軽自動車は、これは日本は軽自動車を振興しようと

いうことで、税金がやっぱり軽いわけですね、メンテナンス費用も軽いと

こういう物があるからアメリカの車が入らないという勝手な理屈があるんです

けれども
、それは確かに軽自動車という面にはそうなんですけれども

アメリカがさらにいっていることは、なんでもいいんだと。

軽自動車じゃなくてもいいんだと

とにかくアメリカの車が輸入車の内の半分ぐらいになるように

しろというのがアメリカの主張なんですね。」

22分52秒ごろ
首藤信彦氏「並行協議がいつ行われたかというとこの4月にですね

決まりました。その直後に私はアメリカに調査にいったんですが

驚いた事に我々が全面降伏した日米並行協議がですね

特に自動車の部分に関して、アメリカの産業界は物凄く不満だった

んですよね。アメリカの産業界はこういう物ではなくて

実際に日本で実績を見せろと、証拠を見せろと

さっきいったように少なくても輸入車の半分ぐらいまでアメリカ車

になったら、アメリカも関税を下げてやると

そうじゃなかったら関税は下げないとこう言っているんです。


24分05秒ごろ
首藤信彦氏「そこで驚いた事はですね。アメリカの産業界は、

並行協議で全面降伏してもですね。これじゃ駄目だと

TPPに本当に入りたいんだったら、もっとやれという

一つがですね、為替かんりょうをやめろと

要するに日本がアメリカに輸出しているのは、日本が過剰に

円安操作をしているからだと、それをやめろと

これは自動車ではなくて、すべての産業に関してですね

日本の円安政策、アベノミクスが典型ですけれども

アベノミクスも含めてすべてやめさせろと言う事を言っているわけ

ですね。それからエコカー減税であるとかですね、そういう物を

全部取っ払えとこういっているんですよ。

ここまではですね、大体知ってたんですよ。しかし今回、4月に

アメリカいって、愕然としたのはですね

アメリカの狙いは、アメリカの大型車を日本に買わせる事ではない

ということがようやくわかったんですよ。

アメリカの狙いというの何かというと、サプライチェーンいうことですよね。

おわかりになると思いますけど、要するに部品を組み立てていって

どんどん部品を入れていって、長いチェーンのことをサプライチェーン

というわけですよね。」

岩上安身氏「完成品を作るということですか。」

首藤信彦氏「完成品を作るまでのね。いろんな部品を組み合わせて

買っていく部品を調達するのがサプライチェーンというんですけど

これをよこせというわけですよ。それは何かというと

覚えていただきたいんですが、オバマはTPPの推進の目的

は二つあるといってますよね。

一つは中小企業に職を与えると、中小企業の輸出ができるようにする

もう一つはアメリカ人に給料の高い職を約束する。これは知的財産権ですね。

その前半のですね、アメリカの中小企業が輸出できるようにするというのは

正にサプライチェーンなんです。ですからアメリカがいくら頑張っても

日本がそんなにアメリカの大型車を買うわけがないと、道もせまいし

環境規制もうるさいし、雑音規制もうるさいと、そういう所で

アメリカの車は売れないと。だからその代わりに大量の日本車を

買っているんだから、その部品をアメリカ製にしようと

こういう要求だったんですよ。


岩上安身氏つまり日本の中小企業の職を奪おうと

首藤信彦氏「そういうことなんですよ。」


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