魅惑の推理ボードゲーム | さきのこ栽培

さきのこ栽培

現在 全長1460mm/毒性アリ

モンハン(・∀・)モンハン と煩い私ですが。


ゲームは全般的に大好きで、アナログゲームなんかも勿論好きなんです。

先日、何か面白いものはないかと友人と玩具ショップをフラついていたところ
ボードゲームのコーナーがありました。

「ちょっと、寄っていこう」と

いろいろな海外ボードゲームを眺めていました。
最近出た「人狼」や昔ハマった「Catan」を眺めていると…

なんとも面白そうなゲームが…(*゚Q゚*)


ストーリーテリングゲーム『真夜中の探偵』







ストーリーテリングってなんだ…TRPGみたいなもんか…??
(私はTRPGというものをした事がないけど)


等とお思いになった方と当時の私に説明しましょう。



「ストーリーテリング」とは…


伝えたい思い コンセプト を、それを想起 させる印象的な体験 談やエピソード などの“物語 ”を引用することによって、聞き手に強く印象付ける手法 のことです。


なので、このゲームを簡単に説明すると、

「数人のプレイヤーがストーリーテラーとして、

キーワードから外れないように物語を作りながら犯人を決める」

という、少々自由度の高いミステリーボードゲーム。と言った感じでしょうか。


私と友人は「なんじゃこりゃー」と目を輝かせ、値段を見たあと…

ちょっと、テレビゲームコーナーに行って冷静になろうと頷きました。


いや、意外と高かったんですよ…値段がね…(๑≧౪≦)てへぺろ


結局、一通り巡ってテレビゲームコーナー(一つ上の階だった…)から

エスカレーターで降りながら、ちょっと冗談交じりに

「真夜中の探偵面白そうだったねぇ、ポイント使おうかな(笑)」

なんて言って、他愛なく…







真夜中の探偵を購入しました。




だって、面白そうだったんだもの(´・ω・`)素通りムリムリ



そして、全く知らないボードゲームだったので、
友人宅に持ち帰って、二人で説明書を読みながら(映画も見ながら)プレイ。


すると…




面白ぉぉぉおおい(*゚Q゚*)いいい


このゲーム自由性の塊です!



まず、このゲームの一番面白いところと言えば

「自分は好きに喋り、相手は気かなければいけない」

(如何に無理難題なストーリー構成でも喋らなければいけない)


というところでしょう!(・∀・)イイネ


私たちの場合、

私は役者、相手は元脚本家として


「読解力、理解力、発想力、説得力」が問われるわけです。

それに加え「物語を敢えて屈折させる力」や「必要なキーワードを見逃さない力」等

広い視野と適応力も必要になってくるのです。





例えば… 「一国のお姫様がサーカスで攫われた」という事件があったとします

ここまではカードで決められた事件内容、ここから私たちはストーリーテラーとして語ります。



私は「チケット(手がかり)」カードと「執事(人物)カード」を出し


「姫の世話役が事件当日のチケットを見せてくれた―…」

元脚本家は「受付(人物)」カードを出し
「サーカスの受付に話を聞いたところ、その日は不審な電話があった―…」



等と言ったようにストーリーを進めながら与えられた条件を満たし勝者を決めるのです。



しかも説明書には、

「一応たくさんカード作ったけど、事件も容疑者も自分で作ってもイイよ」


って書いてあるwwこのカードだけでも相当なストーリーが出来ると思われるのにw


正直、沢山あるカードでベースだけを作ってくれてるんだと思います。

要は内容さえ分かっていれば、いつでも即席で作れるんです。

更にはゲームの舞台背景すらも現代に置き換えたり、ファンタジーにしたりなど


色々と自分たち好みのストーリーを展開出来るわけです。


そして、プレイ人数が2人~5人っていうのも魅力的ですよね。
大体、ボードゲームは3人からですから、人狼なんてもっといないと出来ないし。


別にゲーム会社の回し者でも何でもないんですが…(笑)
こういうゲームを役者やビジネスマンがすれば発想力も展開力もつくのになと

心から思いました。



楽しいので、やってみて。



あ、ちなみにさっき調べたら
10日前に発売した新作のボードゲームでした。

日本語版が出たってだけだから、新作とは言わないのかな…??


楽しいから何でもいいやぁ ヽ(*´∀`)ノ






『真夜中の探偵』は、1940年代から1960年代のパルプ雑誌の探偵小説やフィルム・ノワールの世界観にもとづいた、ストーリーテリングゲームです。このゲームでは、プレイヤー達が互いに協力して、探偵のひとりを主人公とした一本の物語を紡ぎだします。プレイヤーが物語を作り出し、何人かの容疑者に手がかりトークンを載せて真犯人をあぶり出しながら、事件の解決を目指します。

短いプレイ時間で基本的なゲームが楽しめる「ハードボイルド・モード」に加えて、プレイヤー達が作り出す「物語」の出来を互いに評価しながらより深く世界観を楽しむことができる「パルプフィクション・モード」も選択することが出来ます。プレイヤー達が語り継ぐ「物語」とゲームシステムが、遊ぶたびに全く異なるゲーム展開を生み出し、ハマること間違いなし! ゲームを彩る『ブラック・マスク』誌の華麗なイラストもゲームを盛り上げます!