映画「メッセージ」

昨日までの東京は、数日間、まるで夏の陽射しを感じる陽気でしたが、今日は少し気温も下がり、明け方から本降りの雨が続いています。

６月に入り、３分の２が過ぎました。早いですねー。その間、私は必要を感じ、また何かに追い立てられる思いで、映画「メッセージ」を観るために、映画館に3回通いました。

この映画は、ハリウッドに進出して全世界に配信され、アカデミー音響編集賞を初め、色々な賞を取った作品です。✨

ジャンルはSFですが、従来のSFの概念を覆すものでした。決して派手ではなく、現代の人類が直面している問題と解決をテーマに、静かで壮大なエネルギーが根底に流れている作品でした。

観る毎に、大きく感じる事がありました。そして、３回目ともなると、初回では気付かなかった大きなメッセージを、しっかりと受け取らせていただきました。

突然、スクリーンに映し出された、字幕の２行の文字が、立体的にズバンッと、私の目の前に飛び出したのです。３D映像ではありません。驚きと共に心が震え、ジーンと涙が溢れました。

それは、自分の能力を自信を持って使う事により、未来は大きく開ける、という意味を含んだ言葉でした。

ところで。

私が、ずっと以前から発信して来た、呼吸法・発声法の理念は、決して歌が上手になるためだけのものではありません。潜在意識の蓋を開けて、無限の可能性を突いて引き出し、人生を豊かに大きく変える事にも繋がるものです。

それに関しては、いつか、詳しくお話しさせていただきたいと思っております。

その理念が、映画のテーマとリンクしているのを感じました。✨

更に、購入したパンフレットに記載されていた、ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督のコメントにも驚き、目が釘付けになりました。

ここでも、はっきりとリンクを感じ、震えました。✨

「〜彼女(世界を救う主人公)は言語や知識の限界に直面し、そこで直観に頼ることをしなければならなくなる。直観を信じるということ、これは現代の、とりわけ北米の文化に決定的に欠けている部分でしょう。〜」(抜粋)

今や、北米に限らず、人類全体の問題なのではないかと感じます。

映画では、全世界の人類が、人類史上最大の危機ともいえる事件に遭遇します。その解決の重要な鍵が、人間の本能である潜在能力の１つ、直観だったのです。

時代の流れは大きく変わり、このようなテーマを全世界に発信するために、映画というツールが使える時代が来た！と、拍手する思いでいっぱいです。

今回、私は、映画「メッセージ」に、背中をしっかり押していただきました。このまま信念を持って、理念を発信し続けて良いのだ、と確信させてくれた映画でした。

今年上半期が終わる前に、大きなメッセージをいただきました。そして、下半期を開くための、大きなエネルギーをいただきました。✨

とても、ありがたいことです！

ワンポイント・アドバイス１

レッスン風景、ビデオでご紹介２

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