2017年元旦
あけましておめでとうございます
本年もどうぞよろしく、、、
そんな会話が街でもネット上でも
たくさん飛び交う日に
昨日発送した
クッキングフジタからのおせち料理達を
今 宮城で、岐阜で、東京で、京都で、兵庫で、
そしてもちろん大阪でも
お渡しした先々のお宅で
どんな風に食べていただきてるんだろうと
できればどこでもドアで
1件づつ 覗きに伺いたいくらい(笑
毎年おせち料理の準備をする頃
思い巡らすことがある
お会いしたこともないのに
おせち料理を楽しみにしてくださってる
そんな光栄なことがある??
ある友人のお父様が
いつもは食べないおせち料理を
何もい言わずに黙々と食べてくださった
またある友人のお父様も
一人暮らしのお宅へ遠くに住む娘さんに
今年もまた あのおせち料理が食べれるのか?と
聞かれたとのこと
そして また別の友人のお母様も
買ったおせち料理は食べないのに
わたくしから送らせていただいたものは
完食された、、、と
残念なことに 今年は
送らせていただかなかった茨城の友人のお父様は
娘さんの おせち料理はスルーw
あのおせちはないのか?と
クレームが来たらしいです
そう
みなさん お会いしたことのない
友人のご両親なんです(^^)
どのお話を伺った時も
胸があつくなりました
お正月にいただく意味や
おせち料理の思い出を
たくさん持っている世代なんだと思います
高齢になったご両親が
いろんな事情で一人暮らし
元旦から おひとりで
お祝いのお重を食べておられるかもしれませんが
そのお一人の食卓に
ほんのすこしでも
家庭の
暖かさを届けることができれば
喜んでいただければと
形式だけでなく
見栄えだけでなく
見た目も綺麗で食べても美味しい
そんな内容を求めて
毎年毎年
反省点を改良しながら
これからも大晦日の大仕事を
続けていきたいと 願っています
26日から準備して
大晦日に完成
そして今日元旦は
全部出し切って抜け殻です
昨日 私の友人エリちゃんが
イタリア、カラブリアの
食文化や気候、歴史など
たくさん伝えてくれました
南イタリアは食文化が豊かで
良い伝統がたくさん残っているな〜
料理も数品
私がアシスタントとして
老体に鞭打って奮闘(笑
みなさんに試食してもらった
エリちゃんはカラブリアを愛し
その大好きなカラブリアを
みんなに知ってほしいという思いがあふれていた
聞いたこともない食材や
その秘話、作り方 使い方
エピソードに至るまで
引き出しはいっぱいあると感じた
エリちゃんには
心から大拍手を!!
これは
クリスマスの伝統菓子
12月25日だけに食べるんだって!
私はその思いを感じ
昨日のイベントの裏方として
料理の準備と
山盛りの洗い物をしながら
いろいろなことを考えたw
私が愛する日本にも
当然
世界に誇る食文化がある
お菓子だって
芸術のような和菓子から
毎日のおやつにたべている
おまんじゅうや、お団子まで
美味しいものが数え切れない
なのに和菓子の基本
小豆を炊いて餡を作れる人が
どれだけいるんだろう
ぜんざいを作る人は?
レトルトの物を買う?
そのどちらも全くむつかしくない
ただ豆を炊くだけやん
和菓子はそんなに複雑でもないし
時間もかからないし
材料もシンプル
もっと普段のおやつに
家で和菓子を作れるように
なればいいな
世界中の珍しいお菓子を知って
食べたことより
自国の食文化の
餡を炊けることの方が
百万倍大事だ!!
私の考えの基本はいつも同じ
頭でっかちな知識なんて
なんの役にも自慢にもならない
それなら 簡単なことでも
自分の2本の手で
10の指で作ること
いつもいつも書いてるけど
食卓の思い出は
何年も何年も経ってから
心の中に
温かい思い出として
残っていると気がつく
私が小さい頃
母はよくぜんざいを炊いてくれた
その頃は
小豆が苦手で
ぜんざいの上澄みの汁とお餅だけを
食べるのが好きだった
繰り返すけど
今す効く薬でなく
食卓の思い出は長い心のどこかに
しまわれていて
忘れた頃に
人生の岐路に
愛されていた証として
記憶が蘇る
そんなシーンが
たくさんありますように
この冬は日本中の家庭で
ぜんざいを炊いていようキャンペーン
をしよう!!(^^)
和菓子バンザイ🙌
全然関係ないけど