AmazonEcho その2
おはようございます(・∀・)本日はあまり家作りと関係ないのですが、ITと家の未来についてです。ビジネスではデジタルトランスフォーメーションなんて言葉を最近聞きますよね。さて、AmazonのEcho Dotが抱き合わせ販売で安く買えたので追加でをもう一台買いました。AmazonEchoが合計3台となり、絶賛Amazonの軍門に下っています(;・∀・) Echo Dot (エコードット) - スマートスピーカー with Alexa、ブラック 5,980円 Amazon AmazonEchoは3機種ありますが、どれを買っても音声操作の性能は同じで、スピーカーの性能と家電ハブ機能があるかないかの違いです。家電ハブは家に1台あれば良いです。スマートスピーカーについては、GoogleHomeもほぼ同等のものです。音楽についてもGooglePlayがあるので、AmazonEchoとGoogleHomeのどちらを選ぶか悩ましいです。私はAmazonでの買い物やAmazonPrimeでの動画鑑賞をしていたので、その延長でAmazonEchoを利用していますが、どちらでも良いと思います。さて、スマート電球を使えば、これまで日本の家には敷居が高かった間接照明が手軽にできるので、これからの家作りにスマート電球は重要なアイテムになるでしょうね。 【送料無料】 フィリップス LED電球 「Hue(ヒュー) ホワイトグラデーション スターター... 12,855円 楽天 私はレトロなエジソン電球(LEDもある)が好きなのですが、まだスマート電球ではないようです。スマート電球の利点は自由なグループに変更して点灯ができることでしょうね。 エジソン バルブ EDISON BULB (LED/4W/100V/口金E26) LED 照明... 1,880円 楽天 AmazonEchoは同じグループにあるAmazonEchoのどれからでも音声で家電が操作できることと、操作する家電の場所を問わないという特性が融通が利かない現象を起こします。「ライト消して」と言えば、人間から見ればその部屋のライトが消えて欲しいのですが、それだと動かしたい家電が特定できません。ITにより家中(若しくは外部との)の間仕切りがない状態なので、「リビングのライト」と登録して、「リビングのライト消して」と音声操作する必要があります。スマートスピーカーの困ったところは、曖昧な設定ができないため、場所やグループを考えて家電を指定して登録しないといけない点です。AmazonEchoを設定するにはPCかスマホのAlexaアプリでWIFI環境でお互いのデバイスを認識して、設定をする必要があります。これはすごく簡単です。通常の家庭においても、一階から直接二階の家電を操作しているのではなくて、一階からインターネットを経由して二階の家電を動かしているので場所を問わないのですヽ(`Д´)ノつまり、四代目に設置したAmazonEchoから三代目のスマート電球を消したりできるのです。というか、むしろこれが当然で、設定がインターネット上にあるからです。寝ぼけて四代目のAmazonEchoから三代目の照明を消してしまう可能性があるので、これを回避するには、Amazonアカウントを分けてからデバイスをぶら下げておく必要がありますね。ただ、AmazonMusicは聞き放題のファミリー契約を共有したいので、主契約者のAmazonMusicに家族のAmazonアカウントを登録する必要があります。現在は、私のAmazonアカウントに三代目と四代目用のAmazonEchoが複数台ぶさらがっているので、どちらの家のスマート家電も、どちらからでも操作ができてしまうのです。うーん、昔のホラー映画のように、勝手に照明が点いたり消えたり、何かが動き出したりといった事ができるので、皆さんも実家にスマート家電を設置するときは、ご注意を(・∀・)AmazonEchoなどのスマートスピーカーは、音声はインターネット上のクラウドサーバーにあるAIが処理しているため、何を話したか情報は記録されていて、自分でも見る事ができます。アメリカでは、誤って夫婦の会話が会社の人にメールで送られたなんて事件がありましたが、スマートスピーカーができる事を限定しておけば、そのようなことはありません。ただ、今後は街中にカメラやセンサーが溢れる時代になりますから、誰がどういう行動をとったかは分かる時代になり、個人情報をクローズする事がもはや不可能になるでしょう。AmazonEchoを体験して、私はもはや位置情報や何をしたかなどの個人情報は漏れても良いと思いました。その引き換えに社会が凄まじい利便性と安心を得るからです。日本の少子化を補うのは、ドローンやIOTを使って低コストで収集したビックデータをAIが活用して、ピンポイントで狙って作業を効率化する世界になるのだと思います。ただ、自動化が進む範囲は投資対効果が得られる分野だけでしょう。作業のボリュームがないとコスト高で成立しません。何でもかんでも自動化しないと思いますよ。そして、AIが自我を持つことはないと私は思います。なぜかというと、人間自体が知性や自我を定義(プログラミング)できないからです。四代目の工事の前にご近所に挨拶に回ったのですが、田舎なので玄関に鍵が掛かってない家がほとんどでした。物騒な都市部ではあり得ないことですよね(;・∀・)田舎はある意味、ご近所で相互監視しているから悪いことなんでできない安心な世界だと思いますが、一方で田舎はご近所付き合いが深くてプライバシーがないという側面があります。これからの世界はITが監視するオープンな社会になるのかもしれません。ご近所の目ではなく、ITの目がプライバシーはないけれどオープンで安心な世界を作っていくのでしょう。将来的には、家の中や街のあちこちにあるネットワークカメラによる生体認証と、動かしたい機器を人が目で見つめることで場所を特定して、面倒な登録なしに機器を動かせるようになるでしょう。これじゃ、隠れて犯罪なんて起こせませんよ。でも、避ける事ができない世界だと思うので、積極的に取り入れていきたいと思います。スマート家電など、ITの利用が家庭部門で大きく進んでいます。ハウスメーカーにおいても、音声でお風呂を沸かしたりと採用が進んでいるようです。ただ、これまでスマートハウスなんて言われて来た建物は、窓の日除けをしっかりせずに、太陽光パネルで冷房代を賄っている家が大半でしたが、そんなのはスマートではありませぬ。同様に懸念されるのは、気密測定をしないハウスメーカーが、スマート家電を搭載して、先進的な家だと話をすり替え、家の基本性能を上げずに消費者を騙すことです。ハイテク機器は将来、メンテ費用が発生しますから、真のスマートハウスはあくまで高気密高断熱住宅のセオリーに沿った建物の性能の引き出し方で勝負すべきだと思います。皆さんも、スマート家電や豪華な住設などに騙されないでくださいね。気密測定をしないハウスメーカーの家は施工精度が悪いと自己申告しているようなものです。以上、本当のスマートハウスってなんだろうの巻でした(・∀・)