価格設定の話
本当によくあるご相談の1つが価格設定についてです。高すぎたらお客様が来ないかも。安すぎると逆にお客様は不安に思うかも。自分の技術やサービスにはいくらの価値があるんだろう??そんな風に考えていませんか??正直言いますと価格ってそんなに重要ではありません。価格ってあるようでないもの。いくらいただいても良いのです。相場なんて深く考えるものではありません。むしろ重要なのは自分が誰と関わりたいか誰にお客様として来ていただきたいかそれをちゃんと自分の中に落とし込んで染み込んでて求めているか心から欲しているのはどんなお客様なのか例えばネイル施術料金10,000円に設定したとします。世の中にはどんな素敵で自分好みのネイルでも、絶対に8,000円以上は出さない、と決めている方もいればある程度自分好みのネイルであれば10,000円以上は当たり前としてる方もいます。先ほどの価格設定ですと前者はお客様になってくれません。後者はお客様になってくれます。全員に来てもらうことは無理です。お客様はそれぞれの価値観の中で生きているのでライフスタイルや大切にしてるものにも違いがあります。ネイルにあまりお金をかけたくない、かけられない方には、他にお金をかけたいポイントがあるかもしれません。それはカフェめぐりかもしれないし、こどものお稽古ごとかもしれません。もしくは、他のいろいろなところを節約して、やっとネイル代を捻出してるかもしれません。ネイルにある程度の金額をかけられる方は元々金銭的余裕がある方かもしれませんし美容だけはお金を惜しまないという方かもしれません。もしくは、他のいろいろなところで節約して、やっとネイル代を捻出してるかもしれません。←これはお金をかけない方と同じですが、金額が違います。捻出した金額の大きさが、どれだけ自分の心を満たすことを重要としているかに違いがあるかもしれませんね。自分が来てもらいたい理想のお客様をたった1人だけ設定してください。どんな価値感を持つ方でしょうか???その方の家族構成、家族の収入、その方の収入、お仕事、こどもの習い事、趣味、読む雑誌、日々の生活パターン、SNSの利用の仕方、年齢、容姿、、、、事細かに想像してください。その方がネイルにかける金額はいくらですか??8,000円ですか?10,000円ですか??すんなり想像できた金額を価格設定に落とし込みます。よりたくさんのお客様が来るのは価格を低くした場合かもしれませんが残念ながらそういったお客様は低価格に魅力を感じてる場合も多いので他のサロンに行かれてしまうことが多いです。ただ、しっかりした技術を持っていれば、また戻ってきてくださるパターンも少なくありません。そういったことも価値観の1つとして考えてみてください。つまり、低価格でも技術がしっかりしてるサロンを探し続けているお客様は、上記のようなパターンになりますよね。そういうお客様は、ネイルに限らず、良いものを安く手に入れることを重要としている価値感であることが多いのです。もしかしたら、自分自身ががそういう価値感を持ってる場合それが当たり前じゃないの??と思うかもしれませんが全くそう思わない価値観で生きている人もたくさんいます。そういう意味では、自分の考えが当たり前、という考えはなくすことも必要です。想像力豊かにいろいろな価値感を想像してみてください。自分が心から来てもらいたいたったひとりのお客様が出すであろう金額これを設定の際に一番大切に考えてみてください。そしてもうひとつ。価格設定のコツがありますがそれはまた次回に書きたいと思いますお花教室で作ったスワッグ玄関に早速飾ってます