時の流れの早さを感じた事


 2016年発足の池袋盆BANDは、当初イベント終わったら解散、という予定でした。

しかし、こんな楽しいことこれでさよならは惜しいよね、とのメンバーの声と、長見順さんや岡地曙裕さん、近藤達郎さんなどプロ演奏家の皆様のご協力もあって

すみだストリートジャズフェスティバルを中心に毎年ちょこっと出動の機会に恵まれています。

コロナで中止が続きましたが、昨年ようやく外演奏が復活!


今年のすみジャズでは、10月15日に大横川親水公園イベントステージに池袋盆BANDは登場予定です。


ケンハモの楽しさを追いかける日々が、池袋盆BANDのおかげで点々と続き、現在に至っているわけですが…


今年は「あまちゃん」オンエアから10周年であり、春からBSでまた再放送もやっていて、あまちゃん界隈としても盛り上がってきまして。

なんと、9月に久慈で大友良英スペシャルビッグバンドの記念演奏会が!!!!

との情報に心が騒ぎました。

久々に久慈に行きたい!行こう!

そして、盛岡のお友達の尽力で、盛岡から久慈への移動にロケ地めぐりを合わせたツアーのご案内、さらには前日に盛岡で前夜祭イベントも!と次々楽しそうな企画が飛び込んできたのでした。


ありがたいことに、前夜祭イベントで演奏どうです?と声をかけて頂き、8年ぶりの超あまちゃんナイト再び!という感じで、私自身も久しぶりにあまちゃん劇伴と向き合っています。



主にギターのうるめいわしさんと私のケンハモとのデュオになります。あま音バンドではベースを弾いてくださってたおかのさんは、リコーダーで何曲か参加してくださる予定です。

 リハーサルのひとこま

【あまちゃん東京編より 上野アメ横1984】


月日の経つのは早いですが、あまちゃんと大友良英さんの音楽を通じて出来た愉快な仲間(笑)とまた楽しくアンサンブルできるのは幸せだな。


前夜祭参加される皆さま。

盛岡で元気に会いましょう!

ツアーや久慈でのコンサート会場でもお会いできそうな皆さま、どうぞよろしくお願いします😊楽しい旅にしましょう!

 

 

 

同じネタで投稿する

 

他の投稿ネタを確認する

 

 

「あまちゃん」の音楽を好きになってからは、その作者である大友良英さんのこともとことん気になって、イベントやワークショップ、盆踊りなどを追いかけるようになりました。

大袈裟じゃなく、音楽や物の見方、価値観がひっくり返るような感覚がたくさんあって、今思うと人生変わったなぁ、って。

こちらのエントリに詳しく書いてます。

私はかつて音楽教育と、障害児教育の世界にいたことがあり、そのこととも繋がる価値観の変容。是非お読みください。

その頃から始まっていた大友さんの盆踊りイベント、一度行ったら虜に。
浅草、池袋、日比谷公園、そして本家福島と色々な場所に行くようになりました。

いつもケンハモ持って吹き踊りしてたんですけど、なんと盆踊りの演奏メンバーをやれるチャンスが巡って来たのでした。
2016年、マダムギター長見順さんをバンマスに公募メンバーによる池袋盆BANDの誕生です。

大友良英さんの音楽から、福島との繋がりも深まり…またまた面白い居場所を見つけることが出来ました。

あまちゃんから始まった楽しい音楽活動はまだまだ続きます!

時の流れの早さを感じた事

今回は楽器のことと、思い出のイベントを過去の投稿から掘っくり返して(笑)みます。


はじめに買った楽器は、ホーナーの「ファイアメロディカ」というとても個性的な見た目(鍵盤が赤黒)の鍵盤ハーモニカ。

2014年はこちらがメイン楽器でした。

買ったばかりの楽器で、人前演奏の機会に恵まれたなんてホントありがたかったな。

楽しすぎた2014年の夏でした。


楽しすぎたあまちゃん聖地巡礼を含めた岩手ツアーの後も、大友良英さんの盆踊り音楽で各地イベントであまオフメンバーと楽器持って遊びました。

即興演奏のワークショップ参加したり、盆踊りの音楽を大友スペシャルビッグバンドの乗るステージを見上げながら、ケンハモでちゃっかり音出したり。

この赤黒の楽器、活躍しましたが若干音程が良くなくて(汗)音域も物足りなくなり…トドメに大友良英さんのサインを頂いてしまったのでその後は家宝として封印。。。


さてそれから。

同じホーナーの「エアボード37」というまたまた派手な見た目の楽器を購入。



この頃は音楽団活動色々あって、極め付けは当時ご当地アイドルとして久慈市を盛り上げていた、「あまくらぶ」という女の子グループの卒業公演の前座やらせてもらったこと!ピアノも弾いたし笛も吹いたしホント楽しかった。



さらにあまちゃんオフ会のご縁で、橋本愛ちゃんの映画「リトルフォレスト」のロケ地の絶景の中で演奏する機会もありました。


 こうして振り返ると、ブログっていうメディアはアーカイブの観点においてホント優れてるよね…他のSNSは川に流してるような感じだもんな…


鍵盤ハーモニカ沼にどんどんハマっていった、というお話でした。

続きはまた。

 

 

 

 

同じネタで投稿する

 

他の投稿ネタを確認する

 

 

時の流れの早さを感じた事

9月になりました。

今月は、ずいぶん前から楽しみにしていたイベントのある月。

それは…

岩手県久慈市のアンバーホールに、大友良英スペシャルビッグバンドの演奏会に行くこと!

今年は、連続テレビ小説「あまちゃん」がオンエアされてから10周年にあたります。早いですね、オンエア2013年でしたよね。

今日はちょっと、昔話になりますが「あまちゃん終わってからのなんだか面白い展開」あれこれを思い出しながら書きます。

長くなるよ!笑


さて、ドラマのオンエアが終わってからもあまちゃん熱は残り続け、ネットのチカラで各地にお友達が出来、そのおかげで何度か久慈市にも行くことが出来ました。

でも最初に注目したきっかけは「あま絵」で、プロアマ問わずのさまざまなファンアートがホント面白くて色々眺めてました。

そこから、Twitter、ツイキャス配信などで語れる仲間が増えていって、でも私は絵は描けないからなー…とオフ会的なイベント参加はやや躊躇してたのでした。


しばらくして、大好きなあまちゃん音楽を語れる仲間、そして「ドラマにはタイトルしか出てこなかった架空の楽曲」を実作する、というとんでもない猛者も現れ…

じゃあちょっと演奏してみる?という流れになりました。

都心のカラオケ屋さんで集まって初めて音出し。

上記のとんでもない猛者(笑)うるめいわしさん。とても雰囲気のあるギターの音色が一発で気に入り、リコーダーと合わせてみるとスッとアンサンブル出来て、初日からとても楽しかったのを覚えてます。

この時はリコーダーとマトリョミンを持ってったんですが、ここで「鍵盤ハーモニカ買おう!」と決めました。

あまちゃん音楽では、大口俊輔さんのアコーディオンや、近藤達郎さんのハーモニカに憧れてたし、同じリード楽器でケンハモならやれるかも?と思ったからです。


で、鍵盤ハーモニカ吹き始めたら想像以上に楽しい。管楽器の要素はとても歌に近くて、やりたい表現が構えずにすーっとやれるのです。これは私のパートナーになる楽器だな、と直感しました。

 

 今日はここまで。

長くなるので分けようっと。

続く!

 

 

現在のパートナーです。ここに至るまで色々あるのよ!


 

同じネタで投稿する

 

他の投稿ネタを確認する

 

 

昨日は偶然、近いエリアでの演奏会ハシゴ。

まずは午後、反田恭平&JNO夏のツアー初日、所沢市民文化センターミューズ アークホール。



友人が熱烈な反田恭平くん推しで、JNOも箱推し的に応援してます。私も気になるし、JNOメンバーにも気になる若手が沢山いるので時々聴いていたいオケ。

反田さんのピアノ弾き振りでモーツァルトのピアノ協奏曲15番。

水野優也さんのチェロ独奏、チャイコフスキーのロココ主題による変奏曲。

そして後半はモーツァルトの交響曲40番。

JNO、演奏する喜びを存分に伝えてくれるオケだなぁと感じました。指揮の勉強真っ最中の反田さんの成長も、毎度聴くことが出来てとても興味深いです。まだまだ伸び代だらけだと思うので期待しております!!

tuttiでの艶のある音色、アンサンブルの緻密さ、良いところは沢山あってやはり凄い集団だなぁと思う。

今回の演奏会では、チェロ独奏水野優也さんの伸びやかな音色と瑞々しい表現が特に印象に残りました。


これから別の指揮者が振ったり、反田恭平さんじゃない人がピアノを弾いたりするプログラムにも是非チャレンジして欲しいです。更なる発展、今後も楽しみに聴きたいです。


さて、終わって大急ぎでタクシー移動した先は、小手指公民館分館。

身内が運営に関わっている「所沢こども劇場」主催の音楽鑑賞イベントで、なんとカテリーナ古楽合奏団が来るとお知らせをもらいまして!!


中世・ルネサンスの古楽器演奏会です。



中世、ルネサンスの音楽は知識として知っていたり興味はあるのですが…

プサルテリウムやシャリモー、ハーディガーディなど、名前は知っててもなかなか実際にこれだけの種類の楽器の生演奏が間近で聴ける機会は貴重だと思います!


NHK FM「古楽の楽しみ」でも取り上げられる、聖母マリアのカンティガやモンセラートの朱い本などが聴けたのも良かった。

プサルテリウムは、鳥の羽の軸で弾いたりバチで叩いたりする奏法からその後のチェンバロやピアノに繋がっていくんだなというのも実感。目も耳も楽しかった。

様々な管楽器の個性豊かな音色もとても興味深く聴けました。

楽しい演奏会、参加出来て良かったです。


いやー、タクシーに15分ほど乗っただけで、モーツァルト(チャイコフスキーもあったからもっと後の時代もね!)の時代から中世まで、ひとっとび!タイムトラベルした気分になりました。

古楽器のことなど詳しい情報はQRコード見てくださいね。



今日はすみだ音楽祭2023を聴きに、すみだトリフォニーホール大ホールへ行ってきました。





女声合唱団シューベルトコーア

指揮と編曲の吉元貴弘さん

合唱サポートのみいあさん

二人は学生時代からの友人で

伴奏チームの藤村・富松両先生も

今ではすっかり顔馴染み😊

そんな指導チームのもと、今回もとてもレベルの高い演奏にチャレンジされていて興味深く聴いてきました。


《プログラム》

歌曲集[白鳥の歌]より「セレナーデ」

歌い出し、ひそやかの「ひ」からとても集中して美しい発音で始まり、初めから周りのお客さんの顔が上がるのがわかりました。客席内に「これはすごいぞ」という感じの空気が広がった気がしました。


オー・ソレ・ミオ

ソプラノ、輝かしい高音!2コーラスは難しいアレンジをよく頑張って歌っていたと思います…!!

キーボードでの色付けが効果的にイタリアの風を運んでくれました。


アムール川の波 

ちょっとバランスの聴きにくい前の方の席にいたせいか、ソプラノのオプリガートが大きく聴こえてしまって主旋律が少し聴き取りにくかったので、願わくばもう少し後ろから聴きたかったです。後半のアルトのメロディは前に出てきていてハーモニーのバランスもよくなったので少しホッとしました。


映画[ニュー・シネマ・パラダイス] メドレー

これはもう名曲中の名曲で大好き。聴けて嬉しいなと素直に楽しめました。ピアノとチェレスタの素朴な旋律は本当に美しくて泣けてきます。そこからの盛り上がりも情熱的で良かった。潮が引いていくような終わりも感傷的で、最後まで丁寧な演奏が心に残りました。


動物の謝肉祭】より「フィナーレ」(藤村先生富松先生のピアノ連弾)

まぁ相変わらずパワフルで流石としか言いようのないエネルギッシュな演奏!!おふたりとも大好きよー❤️😍

客席も大いにあったまりました!


歌劇[カルメン]より「ジプシーの踊り」

個人的にはこれ一番良かったと思いました。スタッカートの歌い出しがとても鋭くて練習の軌跡を感じるし、富松先生(MVPだと思ってます😎)のタンバリンとトライアングルの熱に引っ張られるように、次第に演奏全体が熱を帯びてテンポアップしてくる感じがたまらなく良かった!


歌劇[ルサルカ]より「月に寄せる歌」

これも美しいメロディと和声で、良い曲ですよねー。指揮者の曲への愛を存分に感じる😎テンポの揺すり方とかホントに上手いと思いました…!!!

内容は知っているけど、巴子さまの訳詞が美しくて、ひときわ心に染み通りました。


歌劇[トゥーランドット]より「誰も寝てはならぬ」

この曲をもはや定番のように歌い続けているのがもう、それだけで凄いです。原曲はプロのテノール歌手が朗々と歌い上げるメロディ、それはそれはとてつもなく音域も広いし難しいものです。

情熱的かつクリアな響きでカラフの思いを表現する、この女声合唱版もなかなか聴きごたえ充分です。

そしてティンパニの音なども含むキーボードと、ゴージャスなピアノでオーケストラの響きに匹敵するような、広がりのあるサウンドで合唱を支えてくださいました。



アンコール

ヴィヴァルディの「四季」より冬

最近器楽演奏版を聴いたところだったので、歌ではどうなるかワクワクしました。出だしのぶつける和音の緊張感から「お!」と耳を引くし、ジャカジャカ速いパッセージのところはどうするかなと思ってたら…上の音を拾って歌のメロディとするなど編曲が非常に工夫されていて、興味深く聴けました。

そして、器楽曲ですから歌詞がないところを、原曲のソネットの内容に沿って作詞されたものが歌われています。これが日本語の高低アクセントと曲のメロディの抑揚に齟齬がなくて、実に自然に言葉がはまっているのが素晴らしいです。


「四季」のその他の曲は11月26日の定期演奏会で続きをどうぞ、とのことでした。

私は残念ながら別用が入ってしまって聴けないんですが、また別の演奏機会を待ちたいと思います。


この暑い中、とても難易度の高い演奏を終えた団員さん、サポートチームの皆さま、本当にお疲れ様でした。今回も良い時間をありがとうございました。


お昼ご飯とお茶も錦糸町にて。







美味しいケーキでおしゃべりも楽しかったね!今日はお疲れ様〜!!

2023年8月8日(火)

加未徹 歌シリーズ Vol.8【昼公演】

~新たな時代を切り拓いた歌曲たち〜

加耒徹 Toru Kaku (baritone)

松岡あさひ Asahi Matsuoka (piano)

【プログラム】

  1. シューベルト:漁師の歌
  2. ブラームス:ことづて
  3. ベートーヴェン:この暗い墓の中に
  4. ルイ・クープラン:プレリュード(ピアノソロ)
  5. トスティ:セレナータ
  6. マーラー:パドヴァのアントニウス魚へお説教
  7. ワーグナー : 楽劇『タンホイザー』より「夕星の歌」

一休憩一

  1. ラヴェル:孔雀
  2. カーゲル:『バベルへの塔』より「オランダ語」「ヘブライ語」
  3. D.ローチ:“O Mistress Mine”による3つの歌曲より第3曲
  4. 松岡あさひ:星降る夜(ピアノソロ)
  5. 松岡あさひ:蜻蛉に寄す
  6. 武満徹:死んだ男の残したものは
  7. 武満徹:小さな空
  8. アンコール R.シュトラウス;Morgen!(あした!)
翠です。元気です!
新しい職場にもだいぶ慣れて、温かい人々に囲まれて日々頑張ってますよ〜
毎日を健やかに過ごすためにも、ワークライフバランスとやらと、心のオアシズである音楽鑑賞もちゃんと予定に入れてたい。これからは「推し活」がますます重要だよねと友人からも言われてたし。

「推し」と言えば2015年あたりから応援している、バリトンの加耒徹さん。



先月19日の、CD発売記念コンサートからあっという間に日が経ち、今日は午後休暇を取って恵比寿のキラホールへ。
加耒さん、先月末に体調を崩されて復帰第一弾、だったわけで…
印象は、病み上がりの声をリカバーする技術が半端ないなという感じで…音色に極力影響が出ないように、ものすごく緻密にコントロールされた声で。
でもやはり話し声とか中低音は本調子ではない様子。
そんな特殊な事情もあった今回の企画として、喉を休めるタイムということもあり、松岡あさひさんのピアノソロの曲が前後半一つずつありました。

ルイ・クープランと松岡さんの自作はなんと「プレリュード・ノン・ムジュレ(拍節のない書法での作曲)」繋がりというなんともオシャレな。
ルイ・クープランはチェンバロで聴くことの多い曲で、私も凄く好きなんですが、ペダリングにも工夫を凝らした美しいピアノの響きがとても新鮮!
そして松岡さんの「星降る夜」は東日本大震災で停電になった被災地の夜の、被災者には残酷なまでの数多の星の輝きからの曲。想像が広がる美しい音でした。
時にはあさひさんのソロもまた聴きたいです。

前半の加耒さんセレクトは、前回のアルバムで大好きになったシューベルトの「漁師」から始まり、ベートーヴェンのイタリア語の歌曲とトスティのセレナータを、ピアノソロを挟んで並べてみたり
マーラーの「おさかなさんにまでありがたいおはなしをしちゃう聖人」とワーグナーの「夕星の歌」も聴けるとはなんと俺得…!!ピアノソロも含めて好きな曲ばかりでした。

後半は3月の「B→C」でも演奏された現代寄りの作品、ラヴェル、松岡さんの曲、そして武満ソングスと盛りだくさん。
松岡さんの「蜻蛉に寄す」がとても心に残りました。
中原中也の詩の持つ、言葉の抑揚がメロディにしっくりと乗せられていてなんとも自然な流れが美しい。そこに松岡マジックとも言えるキラキラとした和声が散りばめられて、素朴な旋律が夕焼け空に放たれるような魅力が加わる。
最後の武満ソングスも素晴らしかった。
加耒さん渾身の「死んだ男の〜」
聴いてるこちらも息をするのを忘れる。
気づいたら涙がポロリ。
明日への希望を乗せた、アンコールの「Morgen!」も、あさひさんのピアノの煌めきも加わって最高でした。

加耒さん、松岡さん、今日もありがとうございました。(夜公演も無理せず頑張って👍!)
また素晴らしい音楽を期待しております!!

こちらでは皆さま、お久しぶりです。

久しぶりにameblo書きに来ました。

そう、いつもの演奏会レポートを書くためです。


大学の同級生である吉元貴弘さんが編曲・指導・指揮をしている「松戸シニアアンサンブル アモーレ」の第8回定期演奏会を聴きに、松戸市の森のホール21に行ってきました。

同じく同級生であるみいあさんとも久々に会えて、お昼やお茶のおしゃべりが楽しかったなー。


松戸シニアアンサンブルは、発足から16年。メンバーほぼ変わらずとのことで、そういえば私も最初の頃の演奏会から聴き続けてきたんだっけなと時の流れを感じたりして。なかなか感慨深いです。


プログラムは以下の通り。


第1部:

ポピュラー名曲集

編曲 吉元貴弘


1. ルビーの指環


2. オリビアを聴きながら


3. ワインレッドの心


4. 組曲「宇宙戦艦ヤマト」~序曲~宇宙戦艦ヤマト~大いなる愛


5.映画「追憶」~メインテーマ


6. 映画「黒いオルフェ」〜カーニヴァルの朝


7. 映画「007」~メドレー


(休憩20分)


第2部:

クラシック名曲集

1. ヴィヴァルディの「四季」による合奏組曲

原曲:A.ヴィヴァルディ

編曲:吉元費弘

  1. 春
  2. 夏
  3. 秋

2. スラヴ行進曲

作曲:P.I.チャイコフスキー

編曲:吉元貴弘


↑プログラムの写真をスマホで撮ったら、テキストを認識してクリップボードにコピー出来るのね。それをペーストしました。今のスマホカメラの技術凄い!!


第一部前半のプログラムは、私達世代もかつてテレビなどから耳にした懐かしの歌謡曲など。改めて音楽的に分析されて演奏会のプログラムになると、こんなにも緻密な作りで美しい楽曲だったのかと魅力再発見出来ますね。

「ルビーの指環」「ワインレッドの心」のベースライン、リズムの絡み合い方、ギターソロのカッコいい奏法など…とても難しい譜面になっただろうことは容易に推測出来ますが、そんな曲の良いところが存分に表現されてます。

「オリビア」「ヤマト序曲」のフルート他の音色の美しさも耳を引きました。

「ヤマト」のメインテーマの堂々たる響き、勢いのある演奏が心に残りました。


海外のポピュラー名曲から

「追憶」の前半、弱音側に心を砕いたダイナミクスの付け方がとても素敵で、そこからの盛り上がりそして静かに収まるエンディングまでのバランスの良さが光りました。

「黒いオルフェ」ではやはりテナーサックスのソロ!艶のある音色でメロディの色気をおしゃれに紡いで下さいました。

「007メドレー」はキーボードの活躍で、全体のサウンドがオーケストラの響きを実現していて素晴らしいです。どのパートも演奏とても難しいのではと感心しきりでした。コンガ、大活躍でしたね。会場の隅々まで軽快な音が届いていました。


第二部

ヴィヴァルディの「四季」組曲

聴きどころを抜粋した、吉元編曲のワザが光るここならではの組曲。

「春」Fl.Vn.Keyのソリスト達の大健闘。さりげなく「春の小川」の旋律が仕込んである遊び心満載の楽しい編曲。

「夏」気怠い夏の雰囲気と、後半の激しい嵐のコントラストが明確。

「秋」これすごく素敵なアレンジ。1楽章と3楽章のいいところが綺麗に繋いであって好きですね。

「冬」こちらも凍てつく雪と氷のモティーフ(ジャカジャカするとこ!)で暖炉のそばの場面(フルートのメロディ美しかった!)を挟んだ形式がとても演奏効果が高いなと思いました。曲の魅力がサクッと伝わるなあと。


「スラヴ行進曲」

かつて吹奏楽の指揮をしていた時の思い出が色々ある曲なので、細かい所までじっくり味わいながら聴いちゃいました。

この編成だからこその強弱の作り方、じっと耐えてからの高揚感。もの悲しい民謡の旋律も綺麗だけど、実は「タッタカタ、タッタカタ」で支えているパートが結構重要だったりとか…そして最後のロシア国歌の旋律はあまり吠えたて過ぎず、芯の通ったフォルテ。さすがの大人の落ち着きを感じました。

いやはや、練習とても大変だったと思うんです。皆さんで心を合わせて、大きな建造物が組み上がるようなエンディングまで集中した演奏を聴かせてくださって、本当にありがとうございました。


アンコールにはゴッドファーザーを。ちょっとホッとしたような、でも最後まで全身全霊の演奏。会場は大きな拍手に包まれました。


今日は昨日の猛暑も少し収まって、たくさんのお客さんが会場にいらしていました。今日の素晴らしい演奏、団員さんの真摯に音楽に向き合う姿は多くの人の心に何かを残したことでしょう。

吉元さん、皆さん、お疲れ様でした。また美しい音楽を聴きに出かけることが出来たらうれしいです。


⭐︎さて、最近は日頃のお弁当にまつわる記事を「note」というサイトに書き残しています。Twitter、Instagram、facebook、threadsと色んなとこにシェアしてますが、お弁当記事だけまとめて読みたい方はこちらへ。

翠のお弁当格納庫はこちら!


こちらのブログは、家庭教師としての生徒募集と、日常のお話を兼ねてスタートしました。


月日の経つのは早いもので、2009年に家庭教師の仕事を再開して13年ほど。たくさんの生徒さんと出会って別れてきました。

私は昼間に事務系の仕事をしながら、夜や土日に先生やってたんですが

この度、昼の仕事が任期満了で退職することになり、次の仕事を探して就活していました。

ありがたいことに次の職場が見つかりましたが、就業規則で兼業が禁止…とても残念ですが2023年3月末で家庭教師を辞めざるを得なくなりました。

通っているお宅に事情を説明し、本当に申し訳ないほど暖かく見送って頂きました。

長い付き合いになった生徒さんもいました。ひとつの節目として受け止めてもらえるよう、よーくお話ししました。新しい気持ちで前に進んで欲しいと思っています。


そんな年度末があっての5月後半になりました。

私は新しい職場で日々奮闘しています。

家庭教師をしない毎日はちょっと心が寂しいのも事実ですが、感傷に浸る間もないほど忙しくて、新しい事を覚える脳味噌フル回転してます。


お別れしたあの子やこの子は、どんな春を過ごして夏に向かっているのかな。

元気に過ごしていてくれたら、何より嬉しいです。


殆ど手を入れていない(💦)ここのプロフィールページ、家庭教師も伴奏ピアニストも今は出番がなくなって時の流れを感じます…でも、私の過ごしてきた大事な人生の一部。少し手を入れて残したいと思います。


普段の私は、amebloじゃないところにお弁当記録やアクアリウムのこと、音楽鑑賞ネタなど日々を綴っていますが、たまに少し長く語りたい時は、ここに帰ってこようと思っています。


家庭教師の仕事、楽しかったな。

自分でも、「わたしにしかできないはたらき」が出来ていたと思うよ。

あ、でも全然関係ない業界のいまの職場でも、人間関係構築のうえでは…家庭教師時代に身に付けた対人スキルや傾聴の心掛けはとっても役に立ってたりするんですよ。


これから先も、私は私なりに、精一杯生きていきますね。

卒業していった生徒さんたち全ての素敵な未来を、これからもお祈りしています。


翠@日々奮闘中!!





今日は、5年前に旅立った親友の誕生日。
2.26事件?っていつもネタにするくらい覚えやすくて。
誕生石はアメシスト。紫の石が好きだったよね。
昨日、某所でアルフィーの話題になって、アルフィーっていうと彼女を思い出すから…誕生日を前に思い出して!って空からのアクションだったのかな。